オーストラリアでエイリアン:コヴェナント公開!エイリアン・シリーズのタイムラインとストーリーのおさらい

2017年5月12日

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もしも宇宙人がいたら? そんな想像をした事はありませんか?

でも、もしその宇宙人が凶暴で残忍な生き物で、そんな奴らに遭遇してしまった人間はどうなってしまうのか。

そんな題材を映画にしたのが『エイリアン』シリース。それまでの宇宙もの映画の常識を根底からひっくり返した映画で宇宙人であるエイリアンは鬼才画家のHRギーガーのデザインによって生み出されました。

私はこのエイリアンのスタイリングがすごく気に入っています。人間とも機械とも言えぬほどのメタリックな四肢の持ち主で前後に突き出た頭、そして口の中から更なるアゴが飛び出してくるのがトレードマーク。

エイリアンは多くの作品が作られてきました。

映画、エイリアンの最新作、『エイリアン:コヴェナント』がいよいよオーストラリアでも5月11日に公開になります。オーストラリアではRレーティング(18禁)で、グロい映像である事が想像できます。もうこの時点で怖い。

イギリスでは5月12日、アメリカでは5月19日に公開になります。一方、日本の上映は更に4ヶ月遅れの9月15日。いくら何でも遅すぎじゃありませんかね?

(トップ画像はFoxmoviesより)

エイリアンシリーズ、映画のタイムライン

『エイリアン』は1978年に一番最初の作品がリリースされ、通算39年も続いている事になります。エイリアン1~4まではタイムライン通りなのですが、2012年に公開された『プロメテウス』は前日譚としてのストーリー。そして今回リリースされるのはプロメテウスの続編。

なんだかストーリーがごっちゃになってしまいがちなので、時系列順に並べてみました。

そんなわけで今回は、映画『エイリアン』シリーズを、映画のタイムラインに沿ってご紹介します。

プロメテウス(2012年公開)


太古の昔の地球の場面から、映画が始まります。
エンジニアと呼ばれる宇宙人の男が謎の黒い液体を飲むと体がバラバラになり、そのDNAまでもが分解されてしまいます。しかしそこから新たな生命が誕生するのでした。

2089年 考古学者 ショーが世界各地に散らばる壁画が同じ星座を指し示している事を発見する。
2093年 研究チームを率いてLV-223と呼ばれる惑星へ「プロメテウス」と呼ばれる宇宙船に乗って探検に向かう。
エンジニアが創った黒い液体が「永遠の命」を与えてくれるかと、アンドロイドのデビッドがホロウェイにこっそり飲ませる、結果は惨憺たるもの。健康状態はひどくなり、誤って摂取した者は凶暴化し、人間からかけ離れた風貌になってしまった。

感想:アンドロイドのデビッドは、特殊な任務を帯びているためか、平気で人を傷付けます。人類の起源がエンジニアだった、ではそのエンジニアを創ったのは誰か? 謎は残ります。

エイリアン:コヴェナント(2017年公開)


2104年 プロメテウス号の惨劇から11年、植民地化計画を携えた地球からの宇宙船(コヴェナント号)が何者かが発信した信号をキャッチ。探査隊がその発信源に向かいます。実はこの星には既に黒い液体が撒かれ、そこから進化した微生物がいて探検隊員を襲います。果たして探査隊員達はどうなってしまうのか?

エイリアン(1978年リリース)


2122年 コヴェナント号から18年が過ぎた時の話。宇宙貨物船ノストロモ号は惑星 LV-246から、知的生命体からのものと思われる電波信号を受信し、その発信源である天体に進路を変更していた。

感想:映画『エイリアン』を初めて見たのが小学生の頃。突拍子もない登場の仕方をするエイリアンにはド肝を抜かれました。

エイリアン2(1986年公開)


2179年 前作でリプリーは救命艇で脱出、人工睡眠で宇宙を漂います。そして助け出されたのが何と57年後!そして小惑星(LV-426)は今や多くの入植者たちが居住していた。そして157人が住むLV-426からの連絡が途絶え、リプリーは再度、悪夢の星へ赴く事になる。

感想: 謎の多かったエイリアンはこの映画で全貌を見る事ができたし、エイリアン・クイーンの存在も圧巻でした。

エイリアン3(1992年公開)


エイリアンとの戦闘も生き抜き、安息してやっと地球へ向かう事ができたのも束の間、エイリアン・クイーンが残した卵から異生物が誕生し、宇宙船内が火災に。救命艇で脱出してたどり着いたのが流刑惑星フィオリーナ161だった。

感想:明らかに違った監督によって撮られた感のある作品。宗教色が濃いめに出ていて、全体的に暗~い雰囲気の作品でした。犬スタイルのエイリアン初登場。

エイリアン4 (1997年公開)


2379年 エイリアン3から200年経った2379年、前作で死んたリプリーの血液からエイリアンを復活させる事に成功。エイリアンを軍事利用しようと飼育するが途中で脱走して虐殺劇が繰り広げられる。

感想:ちょっと風呂敷を広げすぎた感のある作品。泳げるスタイルのエイリアンや、人間とエイリアンのDNAを持つエイリアンも登場。

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まとめ

以上、かいつまんだお話と年代を追ってエイリアンシリーズを紹介しました。尚、『エイリアンVSプレデター』などのサイドスーリーは今回のリストからは外しましたので悪しからず。

前日譚のプロメテウスはトリロジー(3部作)になると言われているので、あと1本あるようです。映画を見てもまだまだ謎が多いので、次回作ではぜひ明らかにして欲しい!(※監督のインタビューによると、「あと1~2本」と言っていたのでまだまだ続きそうです)

それではまた!

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