アッツアツ&カリッカリ!ホットサンドのバウルーを作ってみたよ

2015年9月6日

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みなさんが小さい頃にいつも食べてたものは何ですか?

小さい頃に食べて大好きだったもの、いくつもあります。
百円玉をにぎりしめて買いに行った、イトーヨーカドーの2色ソフトクリーム。駅の立ち食い蕎麦屋にあったアメリカンドッグ、これにケチャップをかけて、更にマスタードをかけたなら大人になった気分を味わっていました。

そんな頃、実家で親がよく作っていたのが「ばうる」。
親が「今日のお昼はばうるだよ」というフレーズを聞いて育ちました。ばうるというのは、たい焼き器の様な器具でサンドイッチを焼いたものを指す、と信じてここまで生きてきてしました。が!実は違うという事をつい最近になって知りました。

バウルーとは何か

私はてっきり、その焼いたサンドイッチの事をばうるというのかと思っていましたが、サンドイッチを焼く器具の名前が「バウルー」という呼称なのでした。バウルーの特徴は、簡単に両面が焼けるだけでなく、貝の様に端が密閉されているので中のしっとり感を逃がす事なく、直火で表面をカリっと焼きあげる事ができます。

豪州でホットサンドの呼び名は?

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flickr.com CC by WFIU Public Radio
メルボルンでもカフェに行けば、焼きトーストサンドに巡り会えます。オージーは日本に負けず劣らず省略するのが好きなのでトーステッドサンドイッチとは言わずに「トースティー」と言います。トースティーは、上の写真のように上下の鉄板で表面に焼き色を付けてあるものを指すので、バウルーとはちょっと違った趣向です。

バウルーを買ったよ!

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前回帰省した際、実家にあるバウルーをもらおうとたくらんでいた私。実家に帰って親に聞いてみたら「あれはもう古くなったので捨てたよ」との返事が。しばしガッカリ呆然。

しかしそんな事であきらめる私ではありません。アマゾンのオンラインストアで探したらありました。そんなわけで早速お買い上げ。届いた小包からは、こんな箱が出て来ました。

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内容を出します。おぉ、懐かしい形、そして独特の曲線。取扱い説明書を読んで知りましたが、姉妹品として左右に分かれていない焼きサンドメーカー、ワッフルメーカーがあります。

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確かにBaw Looの文字があります。説明書にバウルーの由来が書いてありました。この名前はブラジルにあるバウルー村から日本に来た留学生が、焼きサンドメーカーを使ったサンドを食べているのを見て、それを参考に現行のバウルーを作ったそうです。

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内側はテフロン加工がなされています。実家にあった古いヤツには、そんなハイカラな加工はなされていませんでした。バウルーを作る時は、焼く面の側にバターを塗るし、中身のチーズが溶けだして焦げやすいので、加工されているとお手入れが簡単になるのはうれしいです。


オーストラリアの食パンを入れてみました。日本の食パンに比べて、オーストラリアの食パンはひとまわり小さいので余裕があります。本当はぴっちりのサイズの方が、サンドの中身をタップリ入れられるし、焼き目も付きやすいので良いのですがとりあえずは良しとしましょう。

まとめ


さっそくひとつ、作ってみました。うん、良い焼き色です。電気を使うホットサンドメーカーも持っていましたが、焼き色の付け具合が今ひとつだったのと、みみの部分がカリッと焼けないのがマイナス要素でした。バウルーで作ると、中間部はしっかりとカリッカリに焼き上がり、具の中心部はアツアツに仕上がっていました。

わたしのソウルフードであるバウルー。この調理器具はずっと手に入れようと思っていました。実家の定番はハムとチーズ、刻んだキャベツ、そしてケチャップを少々入れて挟み込んで焼いていました。端がとじているので、パイ生地を使ってあんこを挟んだり、たい焼きの様な生地で焼いたりもできそうです。

これから色んなレシピでバウルってみようと思います。

したらな~。

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