自転車とカフェは相思相愛? メルボルンで目にする不思議な光景

2016年2月10日

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メルボルンの自転車人口比率は日本に負けず劣らず高いと思います。数値的な割合は分かりませんが、メルボルンの中心街に行けば自転車専用レーンが設けられ通勤に自転車に跨っている紳士淑女の姿が見られます。走っている自転車も本当に様々で、タイヤの細~いスピードの出そうな自転車(ロードバイク)から、マウンテンバイクや通勤に適した自転車(コミューターと呼ばれるタイプ)、稀にリカンベントと呼ばれる、寝そべったスタイルで漕ぐ自転車も見かけます。

週末のカフェの前には自転車の溜まり場

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週末ともなると、海岸沿いや郊外にあるカフェの前はロードバイクの自転車でごったがえしています。私が見た限り、サイクリストの人達は30歳から50歳までの方が多く、グループで走行して最終目的地がカフェになっているみたいです。

自転車のブランドやグレードから、相当な金額を自転車につぎ込んでいるのは見て取れます。これらの自転車は20万から100万円を超す様な高額のものまであり、「すごく入れ込んでるな~」と驚く事もしばしば。ピカピカに磨いてあるし、最近は自転車のパイプやスポーク(車輪の針金)が流線型のものが多く見られます。

鍵もつけずにほったらかし?

そんな高価な自転車なのですが、カフェでお茶している間はサイクリストのみなさん、なぜか自転車に

鍵をかけません

テラスの方で直接自転車が見える場所でコーヒーを飲んでたりするのは解るんですが、カフェの中に入って自転車に全く目が届かないところに行ってお茶しててもへっちゃら。盗難が心配じゃないんでしょうか。

オーストラリアのおうちは普通、玄関のドアにデッドロックと呼ばれる鍵が付いています。これというのは、泥棒対策として家の内側からも鍵を掛ける事が出来るようになっています。ガラス窓も、カギが掛けられるものが多い印象を受けます。

そういった背景から考えると、一方ではおうちの泥棒対策具合はガッチリ、もう一方では高価な自転車を鍵もなしにカフェの前に止めておく。う~ん、何とも矛盾している様に思えます。案外、この矛盾具合がオージーらしいのかもしれませんね。

今度、機会があれば自転車でカフェに来ている人に聞いてみましょうかね。

したらな~。

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