英語の会話を楽しく続ける秘訣。こんな方法を試してみるのはいかが?

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メルボルンはいよいよ春本番を迎えたらしく、Tシャツで過ごせる暖かい日になりました。こんな日には外に出るしかない!と思い立ち、浜辺へ直行。海辺の遊歩道を歩いていると、ジョギングやサイクリングの人が多くいて、遠くにはパラシュートの一団がゆら~りとゆ~っくり降りて来るのが見えました。やっぱり天気が良いと、みなさん外に出たくなりますよね。

私は、海でも山でも街なかでも散歩をするのが大好きです。景色を見ながら色んな事を考えたり、友達が一緒の時はおしゃべりしながら歩いたり。

かのアップル創設者、スティーブジョブスもよく散歩をしていたそうです。やっぱり散歩はクリエイティブ脳を刺激するのでしょうかね。このビーチ沿いの道を歩いていても、数人で楽しく会話しながら軽いジョギングをしたり、パワーウォークをしたりしている人が数多く見受けられました。

会話が続かない。どうしたらいいのか

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flickr.com CC license by Kurt Bauschardt
さて前回の英語が話せるようになりたい人のための話に続いて、今回は会話の話。これは英会話に限らず、日本語でも他の言語の会話でも十分通用すると思うので、それについて話していきますね。

会話ってなんでしょう?

会話という言葉の意味は、

2人、または数人が、お互いに話したり聞いたりして、共通の話を進めること。

と、辞書にありました。英語で会話の事はダイアログと言います。ダイアログのダイヤは「ふたつ」という意味が、ログは「言葉」という意味があります。なので、片っぽがずっと話してばかりでもう片方が聞いてばかりなのは会話とは言いません。

時々見かけるおしゃべりなおじさまやおばさま、マシンガントークで相手側の話にも自分の話をおっかぶせて相手に全く発言させない人。あれは会話とはほど遠いものになり下がってしまっていますね。

会話はキャッチボールそのものなので、ボールを投げてばかりでも、受け取っていてばかりでも充実した内容にはなりにくいです。だから自分が話した内容も、相手が続けやすいようにするのもテクニックです。それについて説明しましょう。

3つのトピックで返す

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flickr.com CC license by Andrew

よく耳にするオーストラリアに来た日本人とオージーの会話。

オージー:How is Melbourne ?
日本人   :It’s very nice.

ありがちなのが、これで会話が終了してしまうこと。これだと片方が質問を次から次へと考えなくてはいけないので、それだけで疲れてしまいます。

ですので会話をスムーズにするためには、3つのトピックで質問に答えるようにしましょう。
その「3つのトピック」とは;

  1. まず質問に答える
  2. 1の答を具体的に説明する
  3. 話を展開する

上の会話の場面だったら例えばこんな感じで返答したらどうでしょうか?

すごく楽しいです。
毎日、電車とトラムで有名な場所を訪れています。
昨日はメルボルンのカフェで初めてコーヒーを飲みました。

たったこれだけで会話はぐっとスムーズになります。

会話で「共感力」を上げる、3つのコトバ

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flickr.com CC license by Gary Eyring
会話で大切なことは、相手に関心を持つということ。会話で、相手の話を聞いているという事を示すのは相づち。
それだけに相づちはとても大切です。相づちの要所要所には次のことばを使ってみましょう。

相づちの3つのことば

すごいですね (That’s great!)
なるほど        (I see / a-ha !)
おもしろいですね (That’s interesting)

タテ読みすれば「す・な・お」。素直な気持ちで相手の話を聞いていればこれらの言葉が相手との共感を表すのにふさわしいと思います。

連想ゲームで話をつなげる

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flickr.com CC license by Michael 1952
それでも話す内容に詰まってしまった時は連想ゲームで内容をつないでいきましょう。
~といえば (About~)を使って話をつないでいきます。
私がよくやるのは、日本からいらした方との会話。たとえば;

わたし:ご出身はどちらですか?
旅行者:島根です。
わたし:おぉ。島根といえば出雲大社にズワイガニ、蒸気機関車も走ってますよね!

こうやってどんどん展開していけば話すネタもおのずと広がります。

まとめ

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flickr.com CC license by Anna Magal
いかがでしたか?今回ご紹介したテクニックを駆使すれば、英会話に苦手意識がある方でも、話の流れができやすくなる事うけあいです。

こういった話し方のテクニックは、自転車の乗れるようになるのと同じで、理論と実技を一通り教わったからといって「じゃあ、自転車に乗ってみて」と言われて乗れるものでもありません。何度も失敗をしながら、次第に上手くなってゆくものです。ですので、一度うまくいかなかったとしてもあきらめないで下さい。きっとモノにできます。

したらな~。

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