バリスタになるにはパッションをアピール!ワーホリのことみさんにインタビュー

2017年1月23日

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インタビューシリーズ第2弾となる今回、白羽の矢がたったのはワーキングホリデー1年目のことみさん。

ワーホリブロガーのカケルさんが主催したブロガーズミートアップBBQ(カフェ巡り)で初めてお会いしました。

ことみさんもバリスタになりたてで、どこの学校へ行ったのか、どんな経験を経て見事バリスタの職を得たのか、インタビューしてきました。

実は前回インタビューしたなかがわさんとは別の学校でバリスタコースを修了したという事で、その内容についても私自身が興味深々。

【参考リンク- 渡豪してメルボルンでバリスタになるまでの赤裸々事情!ワーホリのなかがわさんにインタビュー 】

やはり知らない土地に来て学校に通ったり働くカフェを探したりするのは不安ですよね。私自身、オーストラリアで就職するに当たり面接では非常に緊張したのでよく分かります。

それではことみさんのインタビュー、スタートです!

元々はコーヒーに興味が無かった?

Q. お名前は?

ことみです。ツイッターのハンドル名もことみです。

Q. いつメルボルン入りしたんですか?

2016年9月14日です。

Q. なぜメルボルンに?

留学したかったけど、目的があやふやだったんです。オーストラリアならビザを取るのも簡単なので選びました。メルボルンを選んだのも、住みやすい街というのを聞いていたし、カフェがたくさんあるし素敵だという理由でした。

カフェは「オシャレ」という事で興味がありました。でもコーヒーは特に興味がなかったんです。だからバリスタにも興味がなかったんです。カフェで働いてみたいとは思っていましたけれども。

Q. なぜバリスタになろうと思ったんですか?

明確に「ローカルのお店で働きたい」という意識はありました。そしてカフェで働くのが夢だったので、そこからバリスタを選択しました。
語学学校に通うつもりはありませんでした。5週間のバリスタコースの存在はオーストラリアに行く一ヶ月前に知りました。

Q. それってけっこう急ですよね?

そうなんです。まだ大学生なので大学の休学届けを期限締め切り当日に提出して、impactという学校のバリスタコースを本から申請しました。

人気のあるコースなので通常は2~5ヶ月前に申請するらしいんですが、私はコーススタートの3~4週間前に申請して、たまたまひとつスポットが空いていたので滑り込む事ができました。他のバリスタコースは探さずに、その一本で行きました。

impactのバリスタコースを履修するためには筆記、読解、リスニングのテストをしなければならないんです。
筆記の試験を受け、それに合格すると次は口頭試験を電話越しにしました。その内容は一般的な会話内容でした。後から他の合格者たちの話を聞いたら、人によって長さも内容もまちまちでした。

試験の合否はその次の日に知らさせて、私は合格する事ができ、アドバンスドのクラスに入る事ができました。impactに入学する一週間前に合格をもらえました。

メルボルンへの渡航について

Q. メルボルンに来てすぐはどうしましたか?

メルボルンには知り合いがいました。そこのおうちに2週間いて、その後シェアハウスに移りました。

Q. 学校で大変だったことは?

最初のうちは上手くコーヒーを作れないし覚えていないものですが、そんな状況でもたくさんの注文を短時間でこなす、プレッシャーテストいうものがありました。

例えば5分以内にコーヒーを3つ作る、という事をします。わざとみんなと話しながら作ったり、途中で注文が追加されたり、回を追う毎に難しくなっていきました。

Q. 卒業してからは?

1週間ぐらいはオフを楽しみました。 初めてクラスメートと一緒に遊んだりして楽しかったです。
次の週からは履歴書を20軒ほど配り歩きました。その中でオーナーと話した所は7軒。トライアルを2~3回しました。

Q. アルバイトが決まったカフェは?

MSAC(メルボルン総合スポーツセンター、上の写真)での募集広告をネットで見て応募してそこに決定しました。仕事を探し始めて10日間で仕事が決まったんです。カフェスタッフを募集していて、バリスタのスキルがあれば尚良し、という内容。

重要視されたのは社交スキルパーソナリティで、合計1時間半もグループ面接をしたりグループディスカッションをしました。
その時にマネージャーに気に入ってもらえた感触がありました。「コーヒーを作るのが好き」というのをアピールした点が気に入ってもらえたと思います。

職場のフロアスタッフはオージーばかり。私以外はフランス人とブラジル人。外国人はあまりおらず95%がオージー。

Q. 仕事を始めるに当たって緊張した?

仕事初めは緊張しましたね。初日からキャッシャーマシンをやりました。その日はスタッフさんにコーヒーを作りました。始めてすぐには私が作ったコーヒーはお客さんには出しませんでした。今は私がコーヒーをメインで作っています。パニーニメーカーでサンドイッチを焼いたりもしてますよ。

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バリスタの仕事をみつける4つの秘訣

Q. スタートしてからの1ヶ月半を振り返っての感想は?

すっごい楽しいです。コーヒー作るのも楽しいけど、色んな人と話せるのが良いですね。

MSACの良いところは人と出会える事。MSACにはいくつかカフェ・セクションがありそこを持ち回りで担当するんです。他のセクションで働いている人たちとも友達になれるし、のんびりしたセクションならお客さんとも話す余裕があります。

Q. お客さんと話すコツは?

ポイントとして、いつもニコニコしているとお客さんの側から話しかけてくれますよ。あと、トライアルを3時間受けたあとに、ニックネームをKokoと付けてもらいました。その方が名前を覚えてもらいやすいですね。

Q. 仕事を見つけるのに大切な事は?

1. どれだけ自分をアピールできるか
2. パッション(情熱)が大切 ー 自分はやりたいんだという気持ちを色々話してみる
3. 良いと思ったカフェに行ってみる
4. 自分に合っているカフェを見つけたらそこに履歴書を渡してみる

まとめ


今回のインタビュー中、ずっと笑顔を絶やさなかったことみさん。実はバリスタ志望じゃなかった事も包み隠さず話してくれて、そんな快活なところに惹かれて今日もお客さんが話しかけてくるのでしょうね。ここには書きませんが、愉快なお客さん達とのエピソードも聞かせてくれました。

ことみさんのツイッターをフォローすれば、彼女のメルボルン生活を垣間見する事ができますよ。ぜひフォローしてチェックしてみて下さいね。

最後に、猛暑の日に時間を割いて下さったことみさん、暑いなか有難うございました!

それではまた!

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