プラスワンの技能を活かすバリスタ・みかんとはなうたさんにインタビュー

公開日: : 最終更新日:2017/03/19 カフェ&レストラン, ライフスタイル , , ,

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今回、インタビューを敢行したのは、みかんとはなうたさん。ツイッターを通して知り合いになりました。

実はこのインタビューで初対面だったんですが、それまでが長い道のり。お互いの都合がうまく合わずにインタビューが先延ばしになり、この度、念願が叶ってお話を聞く事ができました。

ワーキングホリデービザでメルボルンに来て働き始め、その腕を買われてビジネスビザへ。そこまでの技術と人望を築いた礎(いしずえ)は何なのか、インタビューで聞いてきました。

それではみかんとはなうたさんのインタビュー、スタートです!

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Q. お名前と日本の出身をお願いします。

みかんとはなうたです。出身地は宮城です。萩の月、牛タン、ずんだ餅などが有名ですね。

Q. なぜ「みかん」なんですか?

特に理由はないんですが、害がなさそうだから(笑)

Q.いつも鼻歌を唱ってるんですか?

いえ、でもひとって17歳くらいのときに聴いていた音楽を生涯ずっと口ずさみ続ける、というのを聞いた事があって、確かにそうだなと思って。私も自分のテンションに合わせて歌う歌が決まっているんです。それに影響を受けて「はなうた」なんです。

Q.じゃ、今朝は何を歌ってましたか?

今朝はくるりでした。あとは機嫌が良いときはジッタリンジンです。決まったアーティストしか歌わないですね。お気に入りのアーティストですか?つじあやの と フィッシュマンズが好きです。

Q.ツイッターのアイコンにはどんな意味が?

東京で音楽活動をしていた時期があって、その音楽関係の方の繋がりで知り合った方が描いて下さいました。

(はつ談:一人が「人生ってコーヒーみたいに甘くて苦い」と言うと、もう一人が「俺のはめっちゃ苦いだけやん」というシュールな会話が展開しています)

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Q. オーストラリアに来る前は何をしていましたか?

新宿の某百貨店、フランスに本店のあるショコラティエ 、いわゆるチョコレート屋さんで働いていました。

そこはショコラバーと呼ばれているカフェが併設されていて、チョコレートドリンクを作ったりしていました。

新宿という場所がら、外国からのお客様が多くいらっしゃってました。自分の英語をブラッシュアップしたかったので良い経験になりましたね。

そこのお店で扱っているコーヒー豆は毎月、季節に合わせてコーヒーを変えていました。コーヒーハンターと呼ばれるエキスパートのかたが選定してくれていました 。チョコレートに合うコーヒーとかも選んでくれてましたよ。

産地や育成環境で味が違うチョコレートってコーヒーと似ているなと思っていました。そういった事に触れ、コーヒーに興味が湧きました。

Q.そういった前フリがあってメルボルンに来ようと思ったんですか?

そう、英語とコーヒーならメルボルン。メルボルンに心を決めて来たから他の都市への移動やラウンドするつもりはないです。

バリスタスクールと仕事について

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Q. バリスタスクールはどうやって探しましたか?

日本で無料のエージェントに相談しました。日本人が少ないところ、とお願いして学校探しをしたんですけど、フタを開けてみたら日本人ばっかりでした(笑)。

以前のインタビューに登場した、なかがわさんやタビクラさんと同じ学校、INUSです。

Q.学校の良い点

少人数制なところですね。1クラス6人で、先生が教え方が上手ですぐにハート(上の写真)ができるようになりました。クラス全体の上達速度も早かったですね。

実技と講義が8:2で、 コーヒーのオーダーのとり方なども練習しました。

Q.学校に改善して欲しい点

エスプレッソマシンをもっと良いものにして欲しいですね。コーヒーを挽くグラインダーの調子も悪かったので新調どきなのかも。

Q. 実習はありましたか?

実習もやりました。場所はフリンダース駅から近くの小さなカフェで、ビジネスマンが多く来るお店。バリスタ以外の仕事も色々やらせてもらえました。

コース修了後、そのお店のバリスタさんが長期休暇でいなくなるタイミングで、オーナーさんから声がかかってそこで働く事になりました。でも始めた頃は仕事が回せなくて(笑)。でも常連さんの温かい目に支えられて仕事をこなしていました。

今現在、私が働いているお店のオーナーが、そのカフェのオーナーだったんです。

Q.という事は?

オーナーが、その小さなカフェを閉じて、田舎町で50席ある大きなレストランをオープンしたんです。8ヶ月後にそこに行きました。

Q.じゃ、その8ヶ月間の間はどうしてたんですか?

他のお店で働いていました。普通にレジメを配って歩き回りました。日本で接客業をやっていたりカフェで働いていた経歴があったので一日目で8軒配って、2軒でトライアルしてその両方から採用を頂いたので、フルタイムの条件があった方で働き始めました。

雇われた内容はバリスタのみじゃなくてペイストリーシェフ兼バリスタ。日本でパティシエ経験が買われました。

1年のワーホリビザが切れる頃、元オーナーから連絡が来て、「ペイストリーシェフとしてならビザのスポンサーできるけど、どう?」と。

ちゃんとしたバリスタやりたいと思っていたし、オファーを受ける事にしました。 そのおかげで労働ビザをもらう事ができました。

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”移”住食について

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Q. 住んでいる場所は?

住むところは、これまた田舎の町なんですが、オーナーが住んでいる町にしました。その前はメルボルンセントラルに住んでいました。

Q.メルボルンに来て最初に住んだのは?

オーストラリアに来てすぐはホームステイでした。

最初シェアハウスを探してて何軒か見て回って決めたんですけど、オーナーとの金銭トラブルが絶えず、シェアメイトの回転が早いおうちでした。

Q. 住む所を選ぶ時のコツは?

オウンルームで窓に網戸があるトコロ。住んでいた家は自然が多かったので、窓を開けておくと大きな蛾とか虫が入って来ました(笑)

あとはシェアメイトに会ってみて話した時の感じをつかんでおく事。おうちの下見をした際、キッチンがもの凄く汚いシェアハウスもあったりしたので、どんな人が住んでいるのか把握しておいた方が良いです。

そこに住んでいる人がいたら、そこのおうちの良い点を聞いてみたり、出てゆく人がいるなら「なぜ出ていくんですか」と聞いてみたり。ちょっとインタビューをしてみましょう

あと、オウンルームで好条件の物件を見つけたとしても行ってみたら部屋に窓が無いところだったりしたので、しっかり自分の目でみる事が大事ですね。

良いシェアメイトは大切。今、住んでいるところのシェアメイトが65歳の女性でお母さんみたいな存在なんですが、クッキーくれたりご飯作ってくれたり、叱ってくれたり。色々お世話になっています。

Q.生活を快適にするヒントがあれば教えて下さい

ご近所さんと仲良くなる事ですね。朝、出勤時に犬の散歩をしている人などに挨拶しているとだんだん親しくなれます。

Q.メルボルンに住む際の気を付けるべき点は?

日焼けは要注意ですね。日本からも日焼け止めを持って来ましたが、今ではこちらの製品を使っています。

Q.食事はどうしていますか?

朝は簡単にパンなどを食べて出勤。仕事場に着けばコーヒーが飲めます。お昼は午後3時に食べれれば早い方で。夜は食べません。その方が次の日の朝、起きやすいので。

安い食材ですか? フッツクレーマーケットが良いですよ。日本の野菜も手に入ります。ただし治安的にも午前中に限りますが。

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Q.メルボルンでオススメのグッズは?

イーソップのスキンケア製品が好きです。男女問わず使えるし、メルボルン発祥だし、安く買えるお店もあるので日本へのお土産にはイーソップを選ぶと、みんな喜んでくれます。

メルボルンはオーガニックの製品も多いんです。親戚の出産祝いにオーガニックコットンのベビー服やぬいぐるみを送ったらすごく喜んでもらえました。

オロトン(Oroton)はオーストラリアのブランドで皮製品が良いですね。

みかんとはなうた、その人となり

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Q.お話の中でたくさんの人との繋がりが出てきましたが、「ヒトの輪」を広げるコツってありますか?

ふたつあります。一つ目は相手の名前を覚える事。2つ目は顔を出す事ですね。

Q.みかんとはなうたさんの行動指針を教えて下さい。

私が大事にしている言葉が ”What is best for the other person” 。誰にとって何が一番良いのか、逆に自分にとって何が一番良いのか、を考えるようにしています。

このフレーズを言われたのがちょうど17歳でアメリカにいたとき。「人を愛するというのはどういう事だと思う?」というトピックの話し合いの中で出てきた言葉。

Q.みかんさんにとって”What is best for the other person” を心にすえる様になるキッカケ、もしくはターニングポイントはありましたか?

アメリカに行ったというのもそうなんですが、自分が留学している時に父が他界して、その時に色々考えたという経緯があります。

私が苦手にしていて、できる様になりたいのが自分の感情のコントロール 。いつも冷静でいたいんですけどそれがなかなかできないんです。感情を手放すのが苦手で囚われちゃいますね。

今後について

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Q.バリスタやワーホリしたいけど、一歩踏み出すのを躊躇しているひとに一言

やりたいと思った時がやるべきとき。やり出すと乗ってくる、というのがあるじゃないですか。やりたいなと思ったら、とりあえず調べ始めるとか学校にお金を払い込んじゃうとか(笑)。格安のジェットスターのチケットなら払い戻しが効かないから自分を追い込むのは手ですね。

Q.みかんさんは自分を追い込んだんですか?

私はワーホリ申請できる年齢ギリギリだったので、「今行かないともういけない」し、その時に持っていたお金で自分に良い事をしようと。仕事でもうちょっと英語ができる様にしたくて、ちゃんと自分の力で地に足つけて海外で働いてみるっていう経験をしてみようと思いました。

Q. 今後の目標は?

日本に帰る予定でいて、近い目標としてはチョコレートのお店に戻りつつコーヒーマシンがあって外国人のお客様が多い場所で仕事がしたいですね。

帰国したら2ヶ月間くらいゆっくりしたいです。サードウェーブ・コーヒーや老舗のコーヒー店巡りもしたいですね。

まとめ

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今回のインタビューも非常に楽しいものになり、みかんとはなうたさんには色々つっこんだお話を聞かせてもらいました。

インタビューのトピックから大いに脱線した内容でも盛り上がり、そちらは残念ながらここではお伝えし切れないのが心残り。

バリスタ業の裏話、例えばバリスタの人たちって長時間労働をしていて仕事中にお腹が空いたらどうするんだろうという疑問などににも丁寧に答えて下さいました。

最後に、このインタビューの為の時間を割いて下さったみかんとはなうたさん、有難うございました!

みかんとはなうたさん のTwitter リンク 、Instagramリンクもフォローしてみてくださいね。

それではまた!

過去にインタビューしたワーホリ・バリスタさんの記事もどうぞ。

【第1回インタビュー  渡豪してメルボルンでバリスタになるまでの赤裸々事情!ワーホリのなかがわさんにインタビュー

【第2回インタビュー  バリスタになるにはパッションをアピール!ワーホリのことみさんにインタビュー

【第3回インタビュー  週7日働きつつインターンもこなすバリスタ。ワーホリのなおさんにインタビュー

【第4回インタビュー  転んでもタダでは起きない+行動力でバリスタになった!ワーホリのtabikuraさんにインタビュー

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  • Author:はつ。Twitterアカウントは@Hatsu_Oz。 日々、色んな事に挑戦して面白い気付きに遭遇するのを楽しみしているアラフォー。オーストラリアのメルボルン在住。 詳細はこちらから
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