マクドナルドの注文方法もついにタッチパネル化

2016年2月10日

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スーパーでの買い物の会計は、一部セルフサービス化が進み
あらゆるスーパー系列も右にならえで導入されています。
私が買い物する時も、ほんの数品であればささっと進めるので
セルフを選んで会計をします。

タッチパネルで注文

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この波は遂にマクドナルドにもやって来ました。

このタッチパネルは、普通のハンバーガーやドリンクの注文も出来ますが
目玉はマクドナルドが打ち出しつ新しい路線、
自分のお好みのバーガーが作れる事。
例えばバンズ、チーズ、野菜などを自由に選ぶ事が出来ます。
毎日でもマックが食べたい、という人にはうってつけのサービスでしょう。
ただし特注の部分は値段が上がるのでご注意を。

私はこの日、コーヒーだけ注文しましたが、
入れるミルクも普通のもの、豆乳、スキムミルクから選べる様になっていました。

タッチパネル、使ってみた。

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使ってみての感想ですが、注文が確定するまで意外と時間が掛かります。
これだったらカウンターでさっと注文した方が早いかな~と思いました。
しかも、クレジットカードならタッチパネルのところで支払いが出来ますが
現金の場合、印刷される番号札をもってカウンターに行かなくてはならないので
どう考えても二度手間です。

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ピックアップと書かれたカウンターのところには
番号が表示されるモニターがあり、出ている番号は
「今、作ってますよ」という事なので、呼ばれてからでないと
食べ物にありつけません。ちょっとややこしい。

タッチパネル導入の本当の思惑?

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オーストラリアのマックとしてはこのタッチパネルを導入する事で
オーダー出来る自由度がアップし、グルメ路線を展開し
ジャンクフードのイメージ払拭アピールしたいんでしょうが、
その実情は労働賃金対策なのでしょう。

私が訪れたマックには5台のタッチパネルが設置されていました。
現在は16店舗にのみある設備ですが、今後は800店舗に展開してゆく予定だそうで。
その事を考えると相当の投資額になると思われます。

それでもやっぱり人を雇うよりも安上がりなんでしょうね。
オーストラリアでの最低自給賃金は$16.87(約2,030円。2015年5月現在)。
その分の売り上げを確保するのはえてして楽じゃありません。

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日本では、カウンターからのオーダーメニュー撤廃、
中国産腐敗とり肉騒動、パティの異物混入など、
あまりパッとしないニュースが続いていますね。

本国アメリカのマクドナルドの株価の推移を見ても、
逆境にある事が推察されます。

一方、オーストラリアのマクドナルドも
売り上げとシェアを伸ばすのに四苦八苦している節が窺えますが
このタッチパネルと自分で選べるバーガーで起死回生になるのか?
興味のあるところです。

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