空を眺めてみよう — 悠久の時間を感じて。刹那をつかまえて。

スポンサーリンク

日々の忙しさにかまけて一瞬の美しさを見逃していませんか?

慌ただしく過ぎてゆく毎日。仕事や家事、家族の世話やもろもろの事を片付けようと思いつつも気が付くと一日が暮れていた、なんて経験はみなさんもあるはず。

そんな時にこそ、ちょっと止まって空を見上げてみましょう。今回はそんなお話です。

きれいな夕焼け


メルボルンでも素敵な夕焼けを見る事ができます。

日本で見られる夕焼けとはまた違う色、音、匂いがします。夕焼けの好きなところは刻一刻と表情を変えてゆく無限の色彩が見られる事。オレンジ色だと思っていたら徐々に赤に変わってゆき、沈む直前には夜が支配する空間にバトンタッチする様なグラデーションを見せてくれます。

オーストラリアのせみは、日中は暑過ぎるのか陽が暮れてから元気よく鳴き始めます。メルボルンにはマツムシやクツワムシがいないので、夕方から夜にかけて聞えて来る虫の音も違います。

きれいな夕日が見られる日は、たいてい暑い日なので、乾いた草やユーカリの葉の匂いがします。たぶん、この匂いもクイーンズランドや土漠地帯では違うんでしょうね。

宇宙ステーションだって見える

2015_12_17_nasa
メルボルンから車で2時間も走れば、都会の光が届かない田舎にたどり着けます。そういった所まで行けば、満点の星空を眺める事ができ、流星もちょこちょこ見られます。

でもメルボルンの郊外でだって星は見られるし、宇宙ステーションだって観測できるんですよ。見られる時間はほんの2分かそこらなんですが、宇宙空間を飛んでいる人工建造物を肉眼で見られるのはロマンがあります。

NASAのサイトに行けば、どの日のどの時間、どの方角に宇宙ステーションが見られるかの情報が載っています。メルボルンの情報へはこちらのリンクからどうぞ。世界各都市での情報も検索できるのでこちらのリンクへ。

メルボルン郊外でもまんまるお月様

2015_11_26_moon

まんまるお月様も見られます。上の写真はメルボルンで撮ったものなんですよ。撮った写真を改めてまじまじと見てみると、お月様って思いのほかデコボコしているんですね~。

お月様は地球との引力にも深く関わっていて、海の満ち引きにも影響を及ぼしています。人間は水分構成率が70%以上である為、月の満ち欠けにも影響を受けると言われています。英語で狂っている人の事をLunaticと言いますが、これは満月の時には人は変になる、つまり月=Lunarの影響であると、昔の人は考えたんですね。

そんな事を考えながら月を見上げて写真を撮りながら、影の濃さをしげしげと見入ったりしていました。

連続する出来事の中の一瞬をつかまえる

Judy and Maryのボーカル、Yukiのセンチメンタル ジャーニーという曲。通常、プロモーションビデオというのは動いている映像を撮るというのが一般的です。ところがこのビデオでは、連続したストーリーを敢えてフレーム毎に分けて撮影しています。

そんな訳で同じ人物がたくさん登場しますが、CGなどは使っておらず、エキストラさんをワンサカ使って映像を創り出しています。

この映像を見て思ったのが、日常の何でもない様な事をフレーム的に切り取ってみると、一瞬一瞬が貴重な時間であり経験となるんだな~という事。流れた時間だと、それを意識する事はあまりありませんが新しい事をしたりイベントがあったりすると、それを意識しやすくなります。

まとめ

私は日本で大学を出てからサラリーマンを約3年間していました。毎日の会社勤めの帰り、地下鉄で最寄りの駅で降りて地下から路上にあがって来るのですが、疲れもあって月を見上げる事すら滅多にありませんでした。

そんな過去の自分への自戒も込めて、たまには立ち止まって空を見上げてみましょうよ。疲れた体は休めないといけませんが、疲れた心だったら、きっと癒してくれますよ。でも、あまり満月を眺め過ぎてルナティックになりませんように。

したらな~。

にほんブログ村 海外生活ブログ オーストラリア情報へ

スポンサーリンク