オーストラリア人はなぜあんなに幸せそうなのか? オージーの幸せの秘訣7つ

2016年9月21日

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オーストラリアでクオッカ(上の写真)は、パース州沖合にあるロットネスト島にのみ生息する動物。天敵が存在しない為に警戒心が少なく、その人懐っこい性格とスマイル画像で一躍有名になりました。世界一幸せな動物ともてはやされています。

私のまわりにいるオージーを見ると、クオッカほどではありませんが、幸せそうにしている人が多いんです。別段、富豪というワケでもないし、話を聞いていると生活の上で色々困難な状況にあるにも関わらず、です。

日本人と比べて陽気なイメージのあるオージーですが、陽気さ加減は日本人とはまた違ったベクトルがあります。という事で、幸せそうなオージー達、いったいどんな秘訣があるのか、考察してみました。

1. よく笑う

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オージーはジョークが大好きで、政治ネタ、宗教ネタ、下ネタでさえもスマートにジョークにしていまいます。このスマートさがポイントで、嫌味にならない絶妙なサジ加減でジョークをカマします。

ちなみにオヤジギャグは英語でdad jokeと言います。直訳で全く同じ意味。自分を含め、世界のオヤジ達はジョークを言うのが好きなんでしょうかね。

ダジャレはpunと呼ばれ、よく新聞の見出し記事などにも使われています。オーストラリアは国を挙げてジョーク好きなのでしょう。

2. ワーク・ハード & プレイ・ハード

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オージーはよく「のんびり」していて「あまり仕事をしない」イメージを持たれています。確かにそういった事が当てはまる部分もありますが、勤勉なオージーがいるのも事実。

仕事も一生懸命、遊びも一生懸命な人は話を聞いていても楽しいし、趣味の話などは身を乗り出して話してくれるぐらいにイキイキと語ってくれます。好きな事に関しては「トコトン追求する」と余計楽しくなって更に好きになるというポジティブスパイラルに入っているのでしょう。

仕事と遊びの緩急がついている人は、仕事を一緒にやっていてもココロに余裕があるので仕事し易いです。そのお陰で成果も上がるし早く片付くので良い事づくめです。

3. 友達と会う

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オージーは頻繁に友達と会っています。週末の予定を聞くと、必ずと言って良いほど「友達とキャッチアップ(会う)するの」という答えが返って来ます。

オージーの交友関係やコネクションの広さは本当に驚きます。オージーの交友関係の広さの秘密はズバリ、パーティー と バーベキューです。こちらでは何かと理由を付けてパーティーをしますし、誕生日であれば年齢関係なく誕生パーティーをします。そこに集まった人達がまた新たなコネクションはスタートする、といった感じですね。

バーベキューに関しては、もう日常の一部として定着していますし、ちょっとしたサイズの公園に行けば、無料のバーベキューエリアが備え付けてあります。だから気軽にバーベキューに出かけますし、おおうにして友達を誘ってワイワイやりながらソーセージを焼いたりビールを飲んだりします。

オージーはこうやって友人に会いつつ、更に友人の輪を広げているんですね~。

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4. 大丈夫、と信じる

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オージーの口癖に「She’ll be right, mate.」というのがあります。意訳すれば「万事上手く行くよ」といった感じですかね。

はたから見ても絶対に上手くいきそうにない状態であっても、上のフレーズを耳にします。見ている側としては、「そんな余裕をカマしているヒマがあったら行動した方が良いのでは?」と思ってしまいます。当の本人はケロッとしているので、まぁ大丈夫なんだと信じるしかないかなぁと思っていると案外スムーズに事が運んだりする事があってビックリします。

これって良い具合に肩の力が抜けているのが、良い結果を招くみたいです。

5. 必要以上に心配しない

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オージーの口癖に「No worries, mate !」というのもあります。直訳すれば「心配ないよ!」ですがお礼に対しての「どういたしまして。」の意味で使われます。

この言葉の通り、オージー達は問題が発生したら解決に向けて努力しますが、自分ではどうしようもない事柄に関してはあまり心配していない様にも見えます。

そこら辺は心配事が無いように上手くココロを調節しているのだと思います。

6. 家族を大切にする

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オージーは家族をとても大切にしています。

会社のデスクには必ずといって良いほど従業員の家族写真が飾ってあったり、財布には奥さんと子供、更にはペットの写真を持ち歩いています。

パーティーの席に限らず、ランチを食べながら家族に話が及んだ際はそれらの写真を見せて貰える機会が多いですね。その話しぶりは家族(ペット含む)への愛がにじみ出しているなぁといつも感じています。

7. 寄付をする

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オーストラリアは世界的にみても寄付をする人が多い国。世界で5番目に慈善的な国(2015年-世界寄付指数)なんだそうです。

メルボルンでは街なかで寄付を集めているのをよく見かけます。こちらに来て驚いたのは、車を運転していて交差点の信号で停まった際、蛍光色のベストを着た人達が寄付金を募ったりしている事。こんなところでまで募金集めをしているのは恐れ入りました。

また、寄付の概念はお金だけではなく、ボランティアに参加したり、全国的な「大掃除の日」に参加したり、車が運転できる人は老人宅への食事配達(ミールズ・オン・ウィールズ)をしたり。奉仕活動の幅がとっても広いんですよ。

募金を募っている団体が多いので、同僚の一人は「ここなら信頼をできる」という団体を徹底的に調べて、年に一度そこへまとめて寄付するそうです。(ちなみにオーストラリアでは、慈善団体と登録された所への寄付は税金控除対象になりです)

まとめ

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いかがでしたか?「オージー的 幸せの秘訣」、もう一度まとめると、

  1. よく笑う
  2. ワークハード&プレイハード
  3. 友達と会う
  4. 大丈夫、と信じる
  5. 必要以上に心配しない
  6. 家族を大切にする
  7. 寄付をする

 

となります。

オーストラリアの文化や労働的背景に則ったものもありますが、日本的な見地からしてもナルホド!と共感できると思います。

オージー的な幸せを維持する方法、機会があれば実践していみる事をオススメしますよ。

したらね~。

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