iPadをMacBook風にするキーボード、Brydgeを使い込んでみたレビュー

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iPadが世界にリリースされたのが2010年。私は初代から歴代のiPadを使い続けていて、その汎用性の高さや持ち運びの良さを享受してきました。

文章を入力する際してはソフトウェアキーボード(画面上のキーボード)があるのですが、いまだ馴染めずじまい。Appleが販売しているBluetoothのキーボードも使っていますが持ち運びに関しては良くありません。

色んなBluetoothのキーボードが販売されていますが、今ひとつ納得いくものがありませんでした。

2013年にクラウドファンディングのキックスターターでBrydge+というキーボードが発表されました。これはiPadをノートパソコンの様にして使えるキーボードなんです。(上の画像。Kickstarterより)それを見た時、「これこそ私が欲しかった機能とフォルムだ!」とエキサイトして、ずっと目を付けていました。

その時点から遅れる事2年、iPad Air2を使う様になったのに合わせて、デビュー時より進化を遂げたBrydge Airを揃えてみました。

Brydge キーボードについて

iPadをノートパソコンの様にして使いたいという状況に適したキーボードで、シリコンを挟んだヒンジでiPadを留めます。このキーボードはBluetoothを介してiPadに接続され、キーボードの他にピーカーも付属しています。

キーボードにはバックライトも付いています。ライトの輝度調整は3段階でキーボードから簡単に調整できるで暗い場所でのタイピングに便利。

バラエティーにも富んでいて、iPad mini, air2, Pro用など色々なサイズやカラーがあるのでお持ちのipadに合わせたキーボードを選べます。

さて、今回は私がこのキーボードを使い込んでみて思った良い点と改善して欲しい点を挙げていきます。

良い点

こんな洗練されたデザインもさる事ながら、いろいろな機能が満載のキーボード。良い点をリストアップしてみましたよ。

1. かっこいい


まず、何をおいても見た目のかっこよさは他のキーボードに比べてもダントツです。アルミニウムボディなので触った感触もiPadと何ら遜色ありません。

背面のリンゴのマークが横になってる以外、Macbookと見違えるぐらいの質感。スターバックス等でドヤ顔したい人は、そんな姿を思い描いて自己陶酔できるアイテムだと確信しています。

2. キーピッチ、スペースが十分にある


通常のキーボードよりは一回り小さいですがそれでも十分快適にタイピングできます。押した感触はMacのキーボードに比べればやや硬め。ストロークは心持ち長く感じます。矢印、ファンクションキーが意外と便利で多用しています。

3. iPadの脱着が簡単


類似したノートパソコン型キーボードもあるんですが、それらのはiPadをケーシングに完全にはめ込むタイプ。いざiPadだけで使いたい場合、そこから取り出すのは一苦労だったりします。

その点、ブリッジキーボードはシリコンが装着されたタブでiPadを保持しています。

このホールド感が絶妙で、iPadを持ってキーボードを振り回しても全く外れません。しかしキーボードを抑えてiPadを斜め方向にスライドさせると簡単に外れます。

4. キーボードの電池の持ちが良い

一回充電すると、数ヶ月は持ちます。まぁ、私の場合はスピーカーもバックライトも使わないのでそのせいかもしれませんね。

5. 画面の角度の調整が無段階でできる


画面(iPad)を開くとキーボードは水平の位置からチルト(持ち上がった状態)になります。画面を倒すほどチルト角度は大きくなります。ガジェット魂をくすぐる心にくい設計ですね。

他のキーボードだと、画面の角度調整ができないか、せいぜい3段階に限定されています。その点、Brydgeであれば無段階で調整できるのは本当にありがたいです。日当たりや照明の関係でほんのちょっとだけ角度を変えたい時などには重宝するんですよ、これが。


最大限に画面を開いたところ。欲をいえばiPadがペタンと平面上に落ち着く様にしてほしかったです。

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改善して欲しいところ

さて、一転して改善して欲しい点を挙げていきます。私の知っている限り、Brydgeキーボードは発表されてから3バージョンあります。私が持っているのは最新のものですが、それでも更に改良されたら良いな~と思う点を挙げてみました。

1. 重い


スケールで重さを測ったら iPad Air2込みで 975グラム。2016年度MacBookが920グラムなのでそれよりも重い仕様になってしまいます。

iPadを画面として使用しても全体が倒れないようにするにはキーボードもそれなりの重さがないといけないのである程度の重さが必要なのでしょう。なので、これはデザイン的に仕方がないのかもしれませんが、持ち運びをもう少し楽にする為に軽くして欲しいです。

2. スペーサーのゴムが取れやすい


iPadを閉じた時、iPadがキーボードに触れないようについている緩衝材の役目を果たす小さなゴム、これがちょうどタイピング中の手のひらにこすれるらしく剥がれてしまいます。

何度か戻したりポンドでつけようとしたりしましたがうまくいかず。まぁ、なくても画面自体にはキーが触れたりしないのであまり気にしていません。

3. 画面を閉じても電源オフにならない


純正のiPadカバーは、閉じれば電源が自動でオフになる機能が付いていますが、このキーボードには装備されていません。キーボードに電源ボタンがあるので、それを推してから閉じれば良いのですが、その一手間が省ける様にしてほしかったです。

まとめ


そもそも、このキーボードを手に入れようと思った理由がiPadをパソコン代わりにして使いたかったから。文章作成に関しては相当なポテンシャルがあります。

このキーボードを使うのであれば、カフェなどに出かけて気軽に文章作成をしたりするのに向いています。スタイリッシュにお出かけのお供をしてくれる、そんなキーボードですよ。

したらね~。

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