Cakeは英語で動詞としての使い方もアリ?ケーキという言葉が英語で使われる3つのケース
今日の夕飯はフィッシュアンドチップス。オーストラリアの国民食とも言うべき料理。特に敬虔なキリスト教徒の方たちは金曜日にはお肉を食べないので、そのニーズに拍車がかかります。
お店でオススメの「ファミリーパック」なるものを買ってみたのですが、その内容はお魚のフライ、フライドポテトなどの他にポテトケーキなるものが入っていました。
よくよく考えたらじゃがいものケーキと言うのも変ですよね。なぜこのフライがケーキと呼ばれているのか?そんな疑問から今回はケーキと言う単語の使われ方を考えてみました。
Cakeはどんな時に使われているか?
まずは、このポテトケーキと言う存在。直径は10センチ位、フライになっています。日本でいえば、サツマイモの天ぷらが近いですね。サクッとしていてケチャップが合います。
でもこの食べ物と、普段食べているケーキとは似てるとは言い難いシロモノ。ではどういったものがcakeと呼ばれているのか、もう少し詳しく見てみましょう。
1. 名詞としてのCake
英語で cake と聞くと、連想するのは日本同様、チーズケーキやショートケーキなどを指す、いわゆる一般的なケーキの事。
ただ、cakeが使われるのは甘いお菓子に限りません。実際、ポテトケーキ以外でも、オーストラリアで耳にすることがあるのは
- Rice cake(日本のお餅)
- Radish cake (中国料理の大根餅)
- Fish cake (おでんに入っている様な、魚の練り物)
などに使われています。辞典で調べてみると cake は
魚や野菜などでつくねを作り、焼いたりあげたりする料理
のことを指すそうです。
2. 動詞で使われるcake
cakeは食べるものを表す名詞として使われるだけではありません。
caked with や caked in という表現で「こびりつく、かたまりになる」という意味があります。
ハロウィンの仮装で厚化粧などをしている場合、
his face is caked with make up.
靴に泥の塊がこびりついている時などは
his shoes were caked with mud.
という使い方ができます。
3. 助数詞としてのSoap
同じ様に、塊を表す使い方として、石鹸を指す助数詞(~個、~枚など)はcakeを使い、石鹸一個という時は a cake of soap といいます。
石鹸がcake 扱いされるのは、作っている最中は液体で、出来上がるに従って固形化するからなのでしょうね。
まとめ
いかがでしたか? 日本語でも馴染みのある言葉、ケーキですが再度まとめると使われ方は次の通り。
- 固有名詞としてのケーキ(Cheese cakeなど)
- 動詞としての Cake (caked with ~)
- 助数詞としての Cake ( a cake of soap)
ちなみにオーストラリアでの cake の発音はケーキではなく「ケィク」に近いです。
フィッシュアンドチップスを食べる機会があれば、ぜひポティトゥ ケィクも注文してみて下さい。
したらね~。