男もつらいけど女もつらいのよ。そんな時にはコンフォート・フードを食べましょう。
日本からはるばるオーストラリアへやって来た女性の皆さま、何かとつらい事はありますよねぇ。
ごく最近、たくさんの女性のかたとお話しさせて頂く機会があり、現在直面している問題などを教えて頂きました。
すると、パートナーとの関係、仕事や収入とそれにまつわるビザ、結婚したは良いが姑との関係がしっくり来ない、はたまたお腹の調子や体調の変化の事まで多岐に及んでいました。
遥か離れた土地に来て
ピーター・ポール&マリーの500マイルという曲があります。歌詞の内容は、慣れ親しんだ故郷から500マイルの彼方離れた場所へ旅立つ、というお話。一昔前の曲なので、その当時としたら500マイルは相当離れた場所、という認識だったと思います。
試しに東京からメルボルンへの距離をマイル換算で調べてみると。。。
日本の東京からメルボルンにくれば、約5,000マイル。単に距離だけ考えれば遥か遠いですね。
忌野清志郎さんが日本語でカバーしていて、とっても哀愁溢れた曲に仕上がっています。
メルボルンに住んでいる立場から歌詞を超訳すると
次の便が空港に着いたら
この街を離れ 遠く
5,000マイルの見知らぬ街へ
私は出てゆく 5,000マイル
ひとつ ふたつ みっつ よっつ
思い出数えて 5,000マイル
優しい人よ 愛しい友よ
懐かしい家よ さようなら飛行機の窓に 映った夢よ
帰りたい心 抑えて
抑えて 抑えて 抑えて 抑えて
泣きたくなるのを 抑えて次の便が空港に着いたら
この街を離れ 5,000マイル
といった感じでしょうか。
全く知らない街へ独りで、頼れる知り合いもいないで渡る心細さや「これからどうなってしまうんだろう」という将来への不安は、なかなかぬぐい切れないものがありますよね。
つらいときにはコンフォート・フード
コンフォート・フードとは小さい頃から食べ親しんだ、郷愁を誘う食べ物の事。食べると「ほぉ~」っと安堵のため息が出る様な安らいだ気分になれるものがそれに当たります。
私もメルボルン在住歴は長いですが、こちらに住んでいると、何の飾りっ気の無いおにぎりやダシの効いたおみおつけ、ちょびっと漬かり過ぎたぬか漬けが最高の贅沢であり、コンフォート・フードだったりします。
まとめ
矢野顕子さんの「ラーメン食べたい」という曲。最近、メルボルンでもラーメン屋さんが軒並みオープンしていて、こってりした豚骨スープが流行っています。濃厚な味付けも良いですが街角のラーメン屋さんにあるような、サッパリした醤油ラーメンも良いですよね。
曲の中ではサラッと歌っていますが「男もつらいけど 女もつらいのよ」のフレーズ、いつも元気で活発なあの人も、実は大変な労苦を抱えていたりするんだという事を思い出させてくれます。
落ち込んだ時やつらい時はコンフォート・フードを食べて元気になりましょう!あったかいものを食べたのちに甘いものをデザートに食べるのがおススメです。
したらな~。