日本こそラッキーカントリー!海外在住者の目から見た日本の素晴らしい点7つ

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先日の記事で、オーストラリアはラッキーカントリーだと言うお話をお伝えしました。

実は私、オーストラリアに来てからずっと、日本こそがラッキーな国だと思うようになったんですよ。日本にいた時にも薄々とは気付いていた事柄もありますが、海外で生活して年月を重ねる毎に、その思いは強くなりました。

その、「日本がすごい」理由についてお伝えします。

なお、人的な要因(おもてなし、街が清潔)や身近な生活から遠いもの(メタンハイドレートの天然資源ポテンシャル)などは除いています。

それではどうぞ!

1. 南北に長く、気候的バラエティーに富んでいる

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北は襟裳(えりも)岬で何もない春を迎えてみたり、オージーには大人気のニセコでパウダースキーを楽しめるかと思えば、南は慶良間(けらま)の砂浜で心のすく様な波打ち際の音を聞いたりもできます。

ひとつの国の中でこれ程のバラエティーがある国も少ないのではないでしょうか。

2. 気候的な四季がある

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日本は四季がハッキリしています。春はあけぼのや桜、夏は夜の花火や夜店、秋は夕日の照る山紅葉、冬は早朝に降った雪が一面を白く染めた銀世界など、彩りが季節によって全くの模様替えをした景色を楽しませてくれます。

私は寒いのは得意ではないんですが、日本は厳しい寒さがあるお陰で美味しいゆずやニンニクができますし、フキノトウも楽しめるんです。メルボルンでフキを育ててみたんですが、蕾ができたと思ったらすぐホゲてしまいました。やはり雪が降るほどの寒さが必要なのでしょうね。美味しいお酒も寒い地方が多いですもんね。

3. 海の豊かさ

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実は私、魚介類が大好きなんですが、日本は太平洋、日本海、オホーツク海、南シナ海など、ぐるりと海に囲まれています。そしてその海を流れる海流によって寒い地域に住む魚や回遊する魚、浅瀬に住むものや深海に住むものまで水揚げされます。

そんな好条件が整っているから魚の種類も豊富ですし、流通ルートが確立している事で新鮮なものを食べる事ができるわけです。しかも日本は魚をつぶさに見て分類しているので、それそれの特徴を活かした料理がなされるわけです。

シドニーのフィッシュマーケットで驚いたのは、eelと称したセクションにウナギ、ハモっぽい魚、アナゴっぽい魚の3種類がごちゃ混ぜになって売っていた事。文化の違いとはいえ大雑把過ぎ!

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4. 植物の多様性

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南北に長い日本列島、に加えて標高差もある日本。その為に生えている草木も本当に様々です。沖縄のような暖かい所ではさとうきびやパイナップルが育ちますし、寒くて広大な北海道の大地では馬鈴薯やてんさい大根が視界を埋め尽くすが如く栽培されています。

野菜もそれぞれの気候や土質にあったものが栽培されているので、例えば似たような品種の野菜であっても、食感や甘みが違ったりします。これって本当に不思議。

オーストラリアに来てから山菜や日本の果物について学びました。日本では比較的簡単に手に入るゆずやタラノキ、山椒もこちらではとても貴重なんです。

オーストラリアでも栽培が禁止されていたり気候的に栽培が難しかったりするので、日本の様に、山に行けばそれらの植物が勝手に生えているなんて夢のようです。

5. 水がきれい

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山と土質に絡んできますが、日本の水のおいしさと透明さは超絶素晴らしいです。岐阜県関市にある板取川を訪れた際、川が透き通っていて魚がよく見えたのをよく覚えています。これは土や岩が水をろ過する役割をするのと、流れる水に微粒な土が混じらないからでしょう。

メルボルンを流れるヤラ川もブリスベンを流れるブリスベン川も、暗い黄土色をしています。これは汚染されているから、というのが主な要因ではなくて粘土質の土が水に混ざっているからなんです。なので貯水池を訪ねて行っても透明度はそれほど高くありませんでした。

透明な水があると手や足を浸してみたくなるんですが、あの衝動って何なんでしょうね?

6. 温泉

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日本中、どこに行っても温泉があります。その地域によって泉質も違えば色や肌触りも違います。しかも温泉街って何だか風情がありますよね。ひなびたおみやげ屋さんや温泉まんじゅう屋さん、コアなところだと射的なんかあったりして温泉気分を盛り上げてくれます。雪がしんしんと降っているのを見ながらの露天風呂なんて最高ですよ!

オーストラリアにも温泉はありますが、日本の様に簡単に掘り当てる事は難しく、しかも温度は日本の様に高くないみたいです。

私は温泉に行くとセットで訪れているのが、その近くにあるお寺や神社。必ずしも観光化されていないのが却って趣深くて好きです。

7. 土が良い

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メルボルン近郊には砂質と粘土質の地質エリアが広がっています。私が住んでいるエリアは粘土質なので、雨が降ると水を通さずにベッチャベチャな土になってしまうんです。

東京の実家に帰省した際、近所の畑を見てため息が出るのが関東ローム層のふんわりとした土。雨が降ると水を含んで柔らかくなるんですよ。羨まし過ぎ!

日本には無肥料でお米を育ててらっしゃる農家さんがあります。これを例えばメルボルンの砂質土エリアでやったらどうなるでしょうか? 当然ながら育ちは悪いでしょうし、毎年野菜を育てるなんて、土地が痩せてしまって無理でしょう。日本はそれだけ大元の土の栄養が豊かな上に、山から流れてくる川の水に何かしらのミネラルが混ざっているのでしょうね。

まとめ

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いかがでしたか? いや~改めて考えてみると日本は自然に恵まれていますよね。

今回の記事を読み返してみると、何だか食べ物や温泉などの娯楽にまつわるものばかり書いていますね。でもそこで改めて考えたのが、
日本の良いところ=どれだけ自分が好きなものが充実しているか
という事。あくまで自分基準なので自分の嗜好とどれだけマッチしたものがあるのかがポイントですね。

日本にお住まいの方、ぜひ私の分までお酒やお魚、野菜や温泉を堪能して下さいね~。

したらね~。

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