メルボルンのラーメンが充実したなぁと思う6つの理由 @ 一康流 福岡ラーメン
一昔前のメルボルンなら、ラーメン屋さんに行くのは一大イベントでした。あらかじめ時間を設定してラーメン屋さんが空いてる時間を調べ、フトコロ具合とも相談しながらお店に向かうと言う、一種の儀式、そんな感じでラーメンをたしなんでいました。
そして時は流れて2016年、先週の日曜日の話。
メルボルン中心街にいて、ふとラーメンが食べたくなったのでフリンダーズ駅から最寄りのラーメン屋さんを探しました。日曜日に営業中、かつ場所的に近かったラーメン屋さんになだれ込みました。
今回はその時にメルボルンのラーメンについてどんな点が充実したか考えた話です。
1. 店舗数がものすごくが増えた
上の画像はメルボルンの中心街でラーメンを検索したもの。(グーグルマップへのリンク)ここに表示されているのは「ラーメン屋」を謳っている店舗。それだけでも20店舗あり、他の料理を提供しつつ、ラーメンも出しているお店ならもっとたくさんあります。
以前の記事で、郊外でもラーメン店舗のオープン件数が目覚ましいと書きましたが、メルボルン中心街においてはそれに拍車をかけてありとあらゆる場所にラーメン店がオープンしています。
[参考リンク]
ラーメンライスはメルボルン近郊でもありつけるよ @ 博多 元助 Hawthorn店
2. 日本からのラーメン店舗の進出
日本からのフランチャイズ展開しているお店を数えてみたら、私が知っているだけでも6軒ありました。フランチャイズ店であれば、それだけのネームバリューと品質が担保されるという事。日本で食べ親しんだ味がメルボルンでも味わえるのはシアワセな限りです。
また、同時にそれだけお客さんが入る見込みがある、という事はメルボルンでラーメンでそれだけの売り上げが上がる見込みがあるという事。メルボルンでのラーメンの人気ぶりが窺えます。
3. ラーメンの種類が増えた
ラーメン屋さんが増えるに従って、麺とスープの種類が増えました。同じ味噌ラーメンでもお店によって味わいが違いますし、麺も太麺や細麺、ストレートや縮れ麺などいろいろな種類が出回るようになりました。
例えば豚骨が苦手な人には、ベジタリアンラーメンを出してくれるお店もいくつかあります。そこら辺はやっぱりメルボルン独特ですよね。
4. カスタマイズができるようになった
日本ではラーメンのカスタマイズが当たり前かもしれませんが、メルボルンでは皆無でした。
でも最近では、麺の硬さや味の濃さ、背脂を含むトッピングなどを自由にリクエストできる様になったんです。注文用紙にそれらを記入すれば良いのでとても気が楽。
更にテーブルには、ニンニク、紅しょうが、ゴマが備えて付けてあり、大盛りや替え玉を注文しても味の変化を楽しめます。これは本当に有り難い!
5. 値段の幅がピンキリ
最近のラーメンは、お店によって値段の違いが大きいところもあります。
私のイメージでは、メルボルンでラーメン1杯は$13~$16(約1,300円)ぐらい。ラーメン屋さんによっては餃子よりも安い価格で提供している処もあれば、一杯が$30(約2,400円)近いお店もあって驚きます。
それだけの幅があるという事は、それだけ多様なニーズがあるという事なんですね~。
6. 営業時間の多様化
昔のメルボルンは、深夜の時間帯や日曜日だと閉店しているラーメン屋さんが多くてラーメンを「シメ」に食べたくてもありつけないという事態が多発していました。
嬉しい事に、最近は日曜日でも、深夜でもやっているラーメン屋さんが増えました。更には24時間営業のお店など、ラーメンファンには涙がちょちょ切れそうなお店も出始めました。
まとめ
いかがでしたか?メルボルンのラーメン充実具合の一端を感じてもらえたら嬉しいです。
それでもまだ家系や二郎系のラーメン屋さんは進出していないので、店舗進出を考えているのなら狙い目ですよ!(私が食べたいだけですが)
今回訪れたラーメン屋さんは一康流 福岡ラーメンというお店。フリンダース駅から歩いて3分もしない距離。広々としたスペースに流れるジャズを聞きながら細麺で豚骨ベースのラーメンが楽しめます。ちなみにここのお店では替え玉がひとつ無料で付いて来ますよ。
したらね~。
Ikkoryu Fukuoka Ramen
27 Russell St, Melbourne VIC 3000
月 定休日
火~木、日 11:30AM~3PM, 5:30PM~10PM
金~土 11:00AM~3PM, 5:30PM~深夜