過剰なまでにデコレーションされたソフトクリーム @ Milkcow
メルボルンはカフェの超激戦区。お店の多様性に加えて料理の質も競争は熾烈を極めている現状。
出てくる料理のデコレーションはより多くの色、立体的な盛り付けに拍車がかかっています。
そういったカフェの影響は他の食べ物にも確実に及んでいて、プレゼンテーションや盛り付けも過当競争が進んでいるように思います。
今回ご紹介するのはソフトクリーム屋さん。そのお店で出されるソフトクリームのデコレーションは通常のものとちょっと違います。どんな点が違うのかご紹介していきましょう。
乳牛という名のソフトクリーム屋さん
場所はメルボルン中心街のすこし北側。大きな通りであるスワンストン通り沿いにあります。
間口は割りと狭いので、注意していないと通り過ぎてしまいそう。
お店の名前はミルク・カウ(Millkcow)。日本語にすれば乳牛。ソフトクリーム屋さんとしてはスガスガしいほどのストレートなネーミング。
通りからの販売口を覗いてみると…
壁にはメニュー。チョコレートパフェはあろうかという量のソフトクリームがコップにてんこ盛り。
ここへは空腹なとき以外に来たら苦戦しそうです。トッピングのリストもゼリービーンズの始まって日本ではあまり考えられない品揃え。
もしも少なめが良ければ、普通のコーンのソフトクリームも注文できます。ファンキーなコーンの色
が、せっかくここまで来たのだから、お店のオススメを注文したいというもの。
店内はホワイト!
店内は白で統一。ソフトクリームのイメージカラーだからでしょうかね。
ピンクのネオンが輝いていて、周りがうっすらピンクに染まっていて映えぶりがきれいでした。
メルボルンでもワンオペ
最近はオーストラリアでも一人だけでお店を回すスタイル、いわゆるワンマン・オペレーションのお店が増えてきているみたいですね。
ここのお店もそうで、注文をとってもたったらそのまま綿菓子作りに直行していました。
わた菓子が乗ってるソフトクリーム
こちらが注文したソフトクリーム。コップに入ったソフトクリームの上にわた菓子が上に乗っかっています。
コップの部分にまでは綿菓子を食べないとソフトクリームにたどり着けないほど。ちぎっては食べちぎっては食べを繰り返してソフトクリームへ近付きます。
この過程は、縁日で買ったわたあめを食べ進めるみたいで、童心に還って楽しめます。
広告戦略はSNS
もう今では当たり前となった感じがある、お店の広告はソーシャルメディアがその手腕を発揮。
このお店もその時流に乗って、インスタグラムでの広告路線を使っています。このお店のソフトクリームのインスタグラムをアップして、優秀作品には賞品が当たるキャンペーンを展開していました。
まとめ
デコレーション競争はまだ暫し続きそうですが、メルボルンのフードカルチャーはまだまだ進化の途中であると感じます。
もう少しの間は過剰アピールが続きそうですが、その後は本質での競争が中心になってゆくでしょう。そうした際には世界のグルメシーンにおいてもその名声はもっと響き渡るでしょう。
それまでソフトクリームを食べながら待つ事にしましょう。
それではまた!
お店の情報はこちら:
Milkcow (ホームページ instagram グーグルマップ)