日本の男女平等が程遠いと思った出来事 in 東京

2018年1月21日

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久々に日本へ戻ると、それまで見えていなかったものに気付く事がたくさんありました。どうやらその情報量の脳内処理が追い付かないらしく、連日ビビッドな夢を見てしまいます。

日本ではここ10年来、「女性が輝けるように、女性が活躍できる社会に」というスローガンをここそこで耳にしています。でも実際に日本に行ってみると、「あぁ、まだほど遠いなぁ」と残念に思った事に出くわしました。

今回は、その出来事についてのお話です。今回はトイレのお話なのでこの先を読み進めるのはご注意を。

上野駅で化粧室に行ったら。。。


日本の鉄道の駅ではトイレは必ずあるし、トイレットペーパーもあるので有難い限り。

日本に戻った際も電車には大いにお世話になったのと同時にトイレもお世話になりました。特に調子が悪くて焦っているいる時には思わず安堵のため息がでるほどの存在。

が!事件は上野駅で起きました。

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トイレを使っていると、清掃員のおばちゃんが男子用トイレに入って来て清掃を始めました。私は最初、ビックリしたんですが「あぁ、日本ってそうだったんだっけ」と思い出しました。日本では男子トイレ、利用している人がいるもいないも関わらず、女性の清掃員の方が普通に掃除するのでした。

なぜ日本は男性用トイレを女性が掃除するんでしょうかね?しかもそこに人がいるもいないも関わらずです。

逆を考えてみれば分かり易いんですが、もし男性の清掃員が女性トイレに、しかもたくさんの女性がいるところに入っていったら問題でしょう。でもなぜかこれが女性→男性トイレなら問題にならない、不思議。

さらにショックだったのは成田国際空港の出国ゲート脇のトイレ。ここでもまったく同じ状況に出くわしました。上野駅の清掃員さんよりもスタイリッシュな制服を着てらっしゃいましたが、やっぱり女性。

世界からのゲストが来る国際空港ですらこの有り様ですから、2020年のオリンピックが心配になります。

まとめ

まがりなりにも国際都市、そして男女平等を標榜しているのであれば、日本はまずこのトイレ問題を解決するのが先決。特に諸外国からのビジターに対して男性トイレでのサプライズはいただけません。

おもてなしの国であるのならまずはそういったところから手を着けて欲しいものです。

ちなみにオーストラリアでも女性清掃員が男性トイレを掃除する事もありますが、その場合はトイレを完全に閉鎖して誰もいない状況にしてから清掃が行われます。

それではまた!

 

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