おせちも良いけど飲茶(ヤムチャ)もね。はつがオススメする飲茶の定番メニュー

2016年6月18日

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一年の計は元旦にあり、という事で元旦に為す事はとても重要であると昔から言われています。みなさんはどんな元日を過ごされましたか? 私もそのことわざに倣って、2016年も食を満喫するための決意表明がわりに 元旦から飲茶(ヤムチャ)を食べに行ってきました。

メルボルンでは元旦から飲茶が食べられる


オーストラリアでは、クリスマスとその前後あたりはしっかりと休日として、どこもかしこもお休み。元旦もお休みのところがほとんど。逆に開いているレストランに客が集中するので、元旦飲茶は混雑するのは目に見えていました。そんな事から事前に電話で予約。

レストランでテーブルを使える時間は、いつもなら1時半間半から2時間あるのに対して元旦は1時間だけと告げられました。やっぱりそれだけ元旦飲茶は人気がある、という事なのでしょう。

おススメ飲茶メニュー


メルボルン界隈の中華レストランで使われている中国語は、北京語ではなくて広東語。トローリーを押してまわるおばちゃんも広東語訛りで「ハーガォ(エビ餃子)、シュゥマイ(シューマイ)」とか連呼しながらテーブルの間をスイスイ移動していきます。

今回は、私が飲茶での定番メニューをご紹介します。トローリーで回って来て、何を注文したら良いか分からない時には、とりあえずここに挙げたものを選べばハズレはないです。それではいってみましょう!

タロイモ揚げ (Taro Dumplings 芋頭角)


ひき肉と野菜の餡のまわりをマッシュしたタロイモで包んで揚げたもの。表面の薄~い衣がフレーク状になっていてサクサク、中身はイモ好きの人には堪らない味わいになっています。

五目揚げ餃子(Haam Sui Gok 咸水角)


モチモチした皮の表面はカリっと揚げられていて、カリモチした食感。中にはトロッとした餡になっていて、ひき肉と野菜が入っています。お箸で切り分けるのが難しいので、注文する際にははさみで半分に切ってもらいましょう。

腸粉 ( Rice Noodle Roll 腸粉)


米粉で作られた超ワイドなきしめんで、エビが包んであります。甘じょっぱいタレがかかっていて付いて来るスプーンでとり分け、タレも一緒にかけます。ちゅるんとしたきしめんとエビのプリッと具合が美味しい一品です。エビ以外でもポークやビーフの具も選べます。

モツ煮込み ( Tripe Combination 牛雑)


以前の記事でも紹介したモツ煮込み。これだけたくさんの種類のモツを煮込むのは、おうちではなかなか難しいので、正に「うちでは出せない味」の一品です。唯一の難点としては、おなかにズッシリくるので、おなかの余裕がぐっと減ってしまいます。

チャーシューまん (  Pork Bun 叉焼包 )


日本のコンビニの肉まんとも違う、横浜の中華街の大きな肉まんとも違う、チャーシューがベースの蒸かしたお饅頭。お店によって甘い味付けだったり、赤い色がかった餡だったりします。他の点心の味付けが濃くても、これは食べていてホッとする一品です。

鶏足の煮込み ( Chicken Feet 鳳爪 )


モツ系が好きな方には自信を持っておススメする点心。見た目がちょっとアレなので好き嫌いが分かれるところですが、じっくり煮込んであってお店によって味付けが色々違うので、そういった点も楽しめます。

海老蒸し餃子 ( Prawn Dumplings 蝦餃)


定番中の定番であると共に、お店の技量が見て(食べて)取れる一品。皮のハリ・ツヤ、そして食べた時のモチっと具合、そしてエビのプリプリ具合がこの点心の身上です。醤油はテーブルに出ていますが、かけなくても十分美味しいです。赤いペースト状のチリソースを箸の先にちょこんと付けてから食べると一層旨さが引き立ちます。

デザートの部


メインコースのあとにはデザート。だいたいメインを一通り食べた頃にデザートのトローリーが回って来ます。色鮮やかなものから大きな桶に入った甘いお豆腐まで様々なものがありますが、私がピックアップした2つのデザートのみ紹介します。

マンゴープリン ( Mango Pudding 芒果布丁)


飲茶デザートの定番。普通のプリンにカラメルがあるのに対し、甘いマンゴ・プリンにはちょっとしょっぱいクリームがかかっています。このコンビネーションが絶妙で、いつも注文してしまいます。

マンゴの果肉がしっかり入っているか、クリームとの相性加減がちょうど良いかでお店のレベルを知る事が出来ます。

タピオカ プリン(Tapioka Pudding 西米布丁)

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そして、すでにここまで食べ尽くしてお腹がパンパンでも、どうしても食べたいのがこのタピオカ・プリン。カスタード系のプリンの中にタピオカが入っていて、表面には焼き色がついています。日本のプリンのようなカラメルは入っていませんが、表面の焦げた部分がそれに代わって良い味を出しています。

良いお店なら焼きたてがトローリーで回っていて、れんげですくったら湯気が立ち昇るくらいのアツアツのものを頂けますよ。

まとめ

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飲茶は読んで文字の通り、お茶を飲みながら点心を食べます。お茶のおかわりが欲しい時には上の写真の様にフタをずらしておけば店員さんがお湯を追加してくれます。

たくさんの種類の点心を味わえるのが飲茶の醍醐味なので、できれば4名以上で行くのが望ましいです。尚、食べ切れないほど注文してしまったり、みんなが遠慮して中途半端に残ってしまった食べ物は、お持ち帰りができるのでご安心を。

でも、誰がそれを持ち帰るかでモメない様に注意しましょうね。

したらね~。

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