知ってるようでなかなか出来ない !? レストランで何を食べるべきか悩んだ時の賢明な選び方@ Wood Fire Grill

2016年9月23日

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メニューで何を注文したら良いか困る場面ってありませんか?

昔はそんな事がよくあって、ウェイトレスさんが来るまでに注文を決めたつもりでいたのに、注文をとってもらっている時に「やっぱり違うのに変えて良いですか?」なんて言ってみたり。そんな優柔不断になってしまう場面でどう振る舞えば良いかのヒントをご紹介しましょう。いつもとは違う場所からお届けします。

メルボルンからヌーサへ

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今回の舞台は、冬のメルボルンを文字通り飛び出してクイーンズランド州のヌーサ。この時期、ヌーサの日中平均気温は20℃くらい。Tシャツで過ごせます。メルボルンの12~13℃とは大違いです。

いつもはメルボルンの情報をお届けしていいますが、何回かに渡ってクイーンズランドの情報をご紹介します。

まずは腹ごしらえ @ Wood Fire Grill


ヌーサに到着したのは夕方。お腹もだいぶ空いた頃に向かったレストランはWood Fire Grill。名前の通りのグリルが店の前の通りから見えます。


お店の中にも薪がたくさん積んであります。薪をうまくインテリアデザインに使っているのは初めてみました。照明は落としてあってシックな雰囲気。ゆったりとしたフロアスペースは屋内部と屋外部が繋がっています。私が座ったのは外にあるテーブルですが、屋根もカフェブラインドもヒーターも完備なので居心地は屋内部と全く変わりません。

メニューは熟練フロアスタッフのアドバイスを聞け!

さて、メニューを選ぶ際、この日は優柔不断の虫が騒いでなかなか決める事ができませんでした。その旨をウェイトレスのお姉さんに素直に話すと、メニューのディッシュをそれぞれ細かく説明してくれました。その中でも一押しだったスロークックラムショルダーを中心として幾つか他のディッシュを勧めてくれたので素直にそれを注文。

有難かったのは、それぞれの料理の分量のバランスも考えてくれて選んでくれた事でした。

優れたフロアスタッフの共通している事

オーストラリアで出会った良いウェイターさん、ウェイトレスさんはメニューに載っている料理を1通り全て食べたことがあり、それぞれのディッシュの事を熟知しています。

もし、こちらが聞いた事を知らなくても、すぐキッチンに走って行ってシェフに聞いて来てくれます。これはフロアスタッフ本位なので高級レストラン、街角のカフェに限らず言える事です。

そして店が売りたいものを勧めるのではなく自分の率直な感想を教えてくれます。薦めてもらった料理で、外れる事はほぼ経験した事がありません。

よくよく考えてみればフロアスタッフの方々はそこで出される料理に関するプロ。料理を勧めてもらうのは理に適っています。

前菜とペペサヤ・バター


まず出て来たのは焼きたてのフォッカチオ。ほっかほかで上に散らしてあるハーブから良い香りが立ちのぼります。付け合わせのバター、それだけでも相当美味しかったのですが、その上に乗っている塩粒がいい仕事をしています。

このバターはコクが深いのでタダモノではないと思ったら、メニューにはペペサヤ・バターとありました。ペペサヤというのはブランド名で発酵させてあるバターなんだそうです。メルボルンでも手に入るみたいなので「買い物チェックリスト」に加える事にしました。


バーべキューホタテのカポナータ、アンチョビ、ロケット葉添え。合わせて食べるとシーフードの旨みがうまく相乗されていました。アンチョビって塩辛いイメージがありましたが、適度な塩気でホタテともマッチしていました。

ラム肉の取り分けに使うのはフォークと○○○?


スロークックドラムは数人で取り分けるぐらいの大きさ。大きな肉の塊ですが、芯まで調理されていて本当に柔らか。通常こういったお肉の塊だとナイフとフォークが出されるものですが、ここではフォークとスプーンが出されています。

その事から想像出来る通り、お肉はフォークとスプーンで挟んで引っ張れば軽〜くほぐれるようになっていました。表面の粗塩スパイスとレモンで頂きます。

充実したドリンクメニュー

ここはドリンクメニューはセレクションが豊富にあり、ここのは一通り目を通すのに時間がかかるほどの充実ぶり。もしお気に召したら世界最高峰のワインの一つとされるロマネコンティも注文出来ます。レストラン内はバーエリアもあるので、メインを食べた後に注文したのが上の写真のドリンク、アイリッシュコーヒー。

デコレーションのシロップとコーヒー豆がよい感じ。バーでカクテルを注文する事はた易いんですが、ちゃんとしたコーヒーマシンを置いてあるお店でないとアイリッシュコーヒーは注文する気分になれません。

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インナーチャイルドが喜ぶデザート


デザートにはチョコムースとミニアイスクリームプレートの2皿。

インナーチャイルドという言葉はオーストラリアでも使われていて、ヒーリング等で使われる意味とはちょっと異なります。

単純に「自分の中の子供っぽい部分」として使われ、子供のようにドキドキしたりワクワクしたりする純粋な心を指します。ここのデザートは正にインナーチャイルドが喜ぶ一品です。特にミニアイスのお皿に注目!


通常のアイスバーやコーンの半分のサイズしかありませんが、見た目も味も色々楽しめる一品。甘いモノ好きにはたまらないです。しかも添えてあるキャラメルポップコーンも楽しいですし、口の中がアマアマになったらラズベリーがシャキッと引き締めてくれます。

驚いたのは、このアイスクリームを全てここのレストランで作っているそうです。「このアイスバーもレストランで作ってるんですか?」と思わずウェイトレスさんに二度聞きしてしまいました。

まとめ

驚きと美味しさに溢れたレストラン。選んでもらったどの料理も外れがありませんでした。毎週水曜日にはスピットロースト(串に刺さった大きな丸焼き)もやっているので、その時を狙うのも面白いかもしれません。

今回はウェイトレスさんのお陰で美味しい料理にありつけたと言っても過言ではありません。面倒がらず、ひとつひとつの料理の説明をしてくれたり、運んでくれた料理の特徴を教えてくれたりと今回のMVP賞は彼女に捧げたいと思います。

みなさんも迷った時にはフロアスタッフに教えて貰ってみて下さい。きっと素敵な料理との出会いが待っていますよ。

以下、レストラン情報です。

Wood Fire Grill (ホームページ
Noosa Warf, 2 Quamby Place
Noosa Heads QLD 4567

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