米粉からおもちを作ってみたよ。簡単なレシピでお餅を堪能!
日本の食材なら一通り何でも揃うメルボルン。ありがたい限り. . . .なのですが、残念ながら値段もそれ相応に高いものが多いので、気ままにあれこれ買う事は滅多にありません。
お餅も高嶺の花の一つ。 お餅があればみたらし団子や磯辺焼き、あんころ餅なんかもできますよね。
そこは「無いものは作ってしまえ」のスピリットを発揮してアジア系食材店で買える米粉を使ってお餅作りにチャレンジしてみましたよ。
今回は米粉からお餅を作る、というお話です。
それ以前に米粉とは何ぞや?
アジア系食材店で買える米粉は緑色の袋に入っています。
米粉とはもち米を粉にしたもの。それに対して上新粉は普通のお米の粉ですね。ちなみに赤い袋のが上新粉です。
お餅の粘り具合から連想して、信号のように緑でゴー、赤でストップという風に覚えるようにしています。
今回のレシピでは
- 米粉200 g
- 上新粉100 g
- 水 250 cc
で混ぜていきました。 上新粉を米粉に混ぜることによって、お餅独特の固めの歯ごたえを再現しようと試みました。
ちなみに米粉100%でお餅を作ると 雪見だいふくの皮のような、ふにゃんとした食べ心地になります。
まずは粉を混ぜる
まず米粉と上新粉をボールに入れてよく混ぜます。 これを怠ると、お餅ができ上がったとき、妙に伸びが良かったり固かったりするムラができてしまいます。
しっかり混ざったら水を入れ、 箸でとき入れます。
最初は ポロポロしていますが馴染んできたら今度は手で練ります。
生地がしっかりとしてきたら二つに分けて大きなコロッケぐらいのサイズに薄く伸ばします。
熱湯で5分ほど茹でます。 熱湯に入れてすぐは鍋の底や壁側にくっつかないように注意しましょう。
お餅が浮いてきたら 出来上がりのサインです。茹でている最中に膨れて一回り大きくなるので気をつけましょう。
一旦ザルなどにとってしっかり水気を切ります。
茹で上がったお餅を 上新粉でまぶします。 ベタベタしないようにしっかりお餅に上新粉を付けましょう。
お餅を切ってみた
包丁で切ってみました。断面はこんな感じ。 断面にもしっかりと上新粉をまぶします。
長方形に切れば、切り餅の出来上がり。
米粉もちを焼いてみた
出来上がったお餅を焼いてみました。
通常のお餅ほどぷくっと膨れたりはしませんが、 まごうことなき焼いたお餅の香り。
膨らみ具合も杵つき餅には及びませんが、米粉餅でも膨れます。
切り餅を三つ並べてみました一番上が生のもので下二つが焼いたお餅。
焼いたお餅の一つをさっとお湯にくぐらせて。。。
きな粉をまぶしてあべ川餅にしてみました。
通常のお餅よりも柔らかいので、お湯にくぐらせた食べ方には向いていると思います。
はつの感想的まとめ
焼いた切り餅に醤油を塗って海苔で巻いて磯辺巻きも作ってみました。お餅に飢えていたので感動ひとしおです。
米粉と上新粉の割合は、もち~っとした食感が良ければ米粉の比率を高めに、シャッキリとした歯ごたえにしたければ上新粉を多めに入れましょう。
メルボルンでお餅がどうしても食べたくなって、日本食材店は無くともアジア系食材店がある場合、緑と赤の米粉を探してみてくださいね。
それではまた~。