スーパーで売っているティムタム全12種類を一気に食べ比べ!一番オススメの味はコレ!
オーストラリアの定番お菓子、そして日本へのお土産といえばティムタムと呼ばれるチョココートされたビスケット。
すっかり定番お菓子として定着し、その味わいとバラエティーの豊富さが人気の博する理由なのでしょう。
バラエティーといえば、ティムタムは期間限定のフレーバーを頻繁に出し続けて、まるで地方限定のキットカットと張り合っているかの如く次から次へと新製品が出続けています。
果たして一番美味しいのはどれなのか?ふとした疑問が湧き上がりました。そんな疑問の答えの出し方はカンタン、全部食べてみれば良いんです。
そんなわけで、自称ティムタム・ソムリエのわたくしめが、お店で売っていた全種類のティムタムを買ってきて食べ比べをしてみました。
どのティムタムか?
オーストラリアでは、普通のティムタムの他に、上の写真の様なひと口サイズのものや、スティック型の細いヤツがあります。今回は残念ながら対象外としました。
また、季節限定や期間限定のものも多いのでもう買えない種類のものは追わず、スーパーで売っていた種類を全部、という事にしました。
入手したティムタムは全12種類
その時点で店頭に並んでいたのは12種類。「NEW」というラベルがあるものが5種類。カクテル風味、およびダークはパッケージングがダーク。それ以外はビスケットにサンドしてあるクリームの色をモチーフカラーに採用していますね。
果たして今後は何種類までバラエティーを増やしていくんでしょうか……。
1パックに入っている枚数と重量
パッケージングを細かく見ていくと、上の写真にある通り、種類によって入っている枚数や重量が異なります。
新作のフレーバーだと総じて9枚入りで165gなのに対し、オリジナルとクラシックダークは11枚入りで200gとお得感があります。
チョココーティングの種類
ティムタムの共通点のひとつは、全てチョココーティングされている事。今回、まとめて食べ比べをして気がついたのは、コーティングのチョコは4種類ある事。
もしかしたら、本当はもっと細かいチョコの分類があるのかもしれませんが、目で確認できるレベルのものは4種類。ホワイト、ミルク、ダークは想像がついていたんですが、実はミルクとダークの中間的なチョココートもありました。
案外、ティムタムも奥が深いんですね~。
というワケでここからは各種ティムタムのレビューをお送りします。
1. オリジナル
1番オーソドックスなティムタム。長年食べ付けているだけあって、コーティング、サンドされているクリーム、ビスケットの三拍子がほどよくバランスをとっています。
ロングセラーでもあるこのオリジナル、飽きが来ませんね。
2. ピニャ・コラーダ
カクテルをモチーフにしたティムタム。一昔前、ティムタムがお酒風味のものを発売した時、「こどもも食べるお菓子なのにお酒風味とは何事か」と、一般世間からは反対に遭いましたが今はどこ吹く風。すっかりカクテル風味のティムタムは定着しています。
さて、このピニャ・コラーダとは、ラム酒をベースにパイナップルジュースとココナッツミルクをいれたカクテル。
袋を開けるとほんのりパイナップルの香りとかすかなココナッツの香り。白いビスケットにパイナップルクリームが挟まっています。香りは強めながら、味はあっさりめ。
3. エスプレッソマティーニ
メルボルンのバーでも人気のあるエスプレッソマティーニ。エスプレッソの名前の通り、袋を開けた瞬間からコーヒーの香りが広がります。
ダークめなビスケットにコーヒー風味のクリーム。コーヒー好きな人ならぜひ食べてみてほしい一品。
4. トフィーアップル
トフィーアップルとはりんご割り箸にさしてその周りを真っ赤なべっこうアメでコーティングしたもの。
赤、と言うよりは淡いあずき色のビスケットに白いクリームが挟まっています。クリームにはほんのりとトフィー(アメの味)がします。
5. ホワイト
その名の通りチョココーティングもビスケットも中のクリームも全部真っ白。
他の色モノフレーバーの中、すっきりとした味わいが楽しめます。
6. マンゴ
鮮やかなオレンジのパッケージング。白ビスケットにオレンジ色のクリームがサンド。
口にするとクリームからマンゴーの風味が広がります。マンゴーの香りは強めですが、味は思ったほどはしませんでした。
7. クラッシック ダーク
ホワイトの対局を行く、ダークチョコレートのコーティングにダークビスケット、チョコクリームがサンドしてあります。
カカオ含有量が何パーセントかは記載がありませんが、ダークと言うだけあってビターな風味を楽しめます。
8. 塩キャラメル
ティムタムの中でも一位二位を争う甘ったるさ。しかもキャラメル部分が奥歯にしがみついて甘さを主張し続けます。
強烈な甘さに飢えている人にオススメ。
9. チューイー キャラメル
チューイーとはチューインガムの様に柔らかくて噛みごたえがあるものの事。このティムタムの場合、キャラメルがチューイーです。
甘さを「これでもか」と訴えかけて来るのはコーティングのチョコレートを始めとして真ん中のクリーム、そして中心部に陣取るキャラメルがダメ押ししてくれます。
10. ストロベリー シャンパン フレーバー
淡いピンクのクリームがサンドしてあり、食べてみるとほんのりイチゴの味がします。
シャンパンの名の通り、そこはかとないイチゴ味がポイント高いです。つつましい甘さで美味しい!
11. ダブルコート
外側のチョコレートコート、並びにサンドしてあるチョコクリームの厚さが一回り増量してあります。
チョコがダブルコートしてあるせいか、他のティムタムに比べて表面がツルツルに仕上がっています。
上の写真は左がオリジナル、右がダブルコート。明らかに厚さが違います。
チョコとビスケットの比率が、チョコレートの方がオリジナルより多いのでクリーミーな口当たりになっています。
12. ココナッツクリーム
実は私、ココナツが大好きなので期待していたフレーバーだったのですが、正直がっかり。
ココナツの風味はほんのちょっとしかしませんでしたし、シュレデッド ココナッツが入っているわけでもありませんでした。
せっかくだから食感が変わるものが入っていればよかったのに。
以上で12種類のティムタムの紹介を終わります。続いては、私の独断と偏見で決めたトップ3をご紹介します。
はつのオススメ フレーバー トップ3
第3位はダブルコート。意外とパサツキやすいティムタムですが、ダブルコートに関してはそれは杞憂に終わります。ただ、チョコの風味は強めになります。
2位 ストロベリー シャンパン フレーバー
チョコとイチゴの相性は極めて良い上に、そこはかとないイチゴの風味は、でしゃばってチョコとぶつかる事もなく見事な味の共演をみせてくれました。
1位 クラシック ダーク
そして栄えある1位に輝いたのはクラシックダーク。ダークチョコレート好きな人にはぜひオススメ!
11枚入りの200gはコストパフォーマンスもバツグンです。
オトナのティムタムの楽しみ方
今回、いろいろなフレーバーを試している最中に気が付いた事があります。カクテルのフレーバー、すなわち色んな味のドリンクをミックスした味のティムタムがあるんです。
という事は違う味のティムタムをミックスして食べたら美味しいんじゃないか、と思って試してみたらこれが大正解!
ダーククラシックとホワイトを一緒にして食べると、それぞれがお互いの美味しさをより一層引き出してくれます。
ティムタムはどのフレーバーにしろ単色なので、これをキャンバスとしてデコレーションをして楽しむ事もできますよ。
[参考リンク]
美味しさ別次元!マグナム・アイスバーをデコレーション&トッピングしたら世界が広がった!
まとめ
いかがでしたか? みなさんにとって、お好みのフレーバーを見つける一助になれば嬉しいです。
今回、生地を書くに当たり、全種類のティムタムを食べたんですが、さすがにお腹がいっぱいになりますね。まだパッケージ内の全てのティムタムを食べ切っていませんが、食べ終わる頃には相当なカロリーを摂取した事になりますね。体型が変わらない様に注意しなければ。
したらね~。