ラスク作りで考えた。一番美味しいパンの切り方は?

2016年2月10日

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通っていた高校の購買部、
お昼休みの早めの時間に行けば、色んなパンが買えるのですが
少しでも遅くなると残されているのは、かにパンラスク
かにパンだとパサパサだし
ラスクは大してお腹が満たされないし。

門前のかにパン、門後のラスク。
腹ペコだったはつ青年としては難しい決断だったのですが
ラスクを選ぶ機会の方が多かったと記憶しています。

そんな愛憎半ばのラスクですが
今回は作ってみることにしました。

チャバタとは?

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材料となるのはこのチャバタと呼ばれるパン達。
イタリア語の「スリッパ」が語源で、
普通のフランスパン(バゲット)よりも中身がしっかりしていて、
ちょっとモチっとした食感があります。

20150205-000451.jpg
パンを切っていきます。
ここでちょっと実験。
どう切ったらラスクが一番美味しくなるのか?
案ずるより、即行動。切り方を3種類に分けてみました。

1.パンの軸に向かって垂直に切る方法
(トランスアキシャル面切り)

2.上から見て縦方向に向けて切る方法
(サジタル面切り)

3.斜めになってしまいましたが、上から見て横方向に切る方法
(コロナル面切り)

果たしてどれが一番おいしく出来上がるのでしょうか。たのしみ!

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オーブントレーに切ったパンを並べます。
パンがオーブントレーに接しているとその面は乾燥しにくいので、
ウロコ状に重ねて並べます。

この状態で下焼き。120度の低温で焼き、水分を飛ばします。
途中で裏返して入念に焼きます。

地道な下準備が美味しさの決め手

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下焼きが完了しました。
ここからはひたすら、バターを両面に塗っていきます。
これが意外としんどい作業で時間が掛かりました。
その分、CD1枚分の独りカラオケタイムを満喫する事が出来ましたが。

しっかりと端っこの方までバターを塗るのが美味しさの秘訣。
面倒でも丁寧に丁寧に、ヌリヌリを繰り返します。

それが終わったら、甘い味付け。山を二つに分けて
半分には未精製砂糖、半分にははちみつを垂らします。

そして最後にこれを焼き締めます。

20150205-000600.jpg

出来上がりました!
上の写真は砂糖掛けのタイプ。

20150205-000634.jpg

そしてこちらはハチミツ掛け。
両方とも美味しいのですが、
ハチミツ掛けの方がふわぁ~とした風味と甘さが口の中で広がり
味のメリハリがあって私の好みに合っていました。

チャバタはラスクにすると、堅い乾パンみたいになってしまったので
こういった使い方にはあまり向いていないのかもしれません。

結局どれが一番美味しい切り方?

切り方で味が違ったかというと、そんな事はありませんでした。
が!
中ぐらいのサイズに切れていたコロナル面切り
一番最初に食べ切ってしまいました。
やっぱり何でも食べやすいサイズというものがあるんでしょうね。

逆に最後まで売れ残っていたのがサジタル面切りの大きいラスク
さすがに大き過ぎて、気軽に食べる気にさせてくれないので
のこってしまいました。

まぁ、話のオチとしては、大きいラスクは折って食べたので
関係ありませんでした。 はははのは~。

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