バリスタの基礎が学べるメルボルンの短期講座は練習し放題でお得感あり! @ RGIT

2016年10月6日

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メルボルンは「カフェの街」と呼ばれるぐらい、そこら中にカフェが点在しています。
カフェに行けばバリスタが颯爽とコーヒーを淹れている姿が。バリスタ達の手元に目を移すと、惚れ惚れするほど見事な手さばきでカフェラテやフラットホワイトを作っているのが見られます。

あんな風にコーヒーが作れたら楽しいだろうな~と思っていたのですが、友人が「バリスタの講座、受けて来たよ~」と話を聞いてみたら非常に面白そうだったので、私もその講座に申し込むことにしました。

場所はメルボルンのど真ん中

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講座をやっているのはRGITという学校。講座は火曜から日曜日まで隔日で設けられていて、オンラインで登録できます。4時間のコースで、曜日によってスタート時間が朝だったり午後だったりするので、自分の都合の良い日と時間を選べるシステムになっています。

場所はフリンダース駅のすぐ近く。エリザベスストリートの路面電車駅のすぐ近く。間口自体は狭く、看板を見過ごしてしまうとドコにあるのか分からないほど。

費用はバリスタコースで$69(約5,800円)、これとは別のラテアートのコース($59)がありましたが今回はパス。

バリスタコースの教室


2階に受付があり、登録を済ませると6階にある教室へ行く様に言われました。エレベーターが2基あるのですが、タイミングが悪くてなかなか来ず。しびれを切らしてテクテク階段であがって行きました。

教室にはエスプレッソマシンが前に並んでいて、そのうしろに生徒用のイスが並んでいます。さすがオーストラリアだなぁ~と思ったのは、イスにくっついたミニテーブル。これが右利き用と左利き用との両方がある事。確かにオーストラリアでは左利きの人に遭遇する率が高いですが、こんな所にも反映されているんですね。

まずは講義からスタート


まずは講義から入ります。コーヒー豆の基礎知識、機器の扱い方をビデオを交えながら講習が進みます。

オーストラリアでもマリーバという地域でコーヒー豆の生産をしているそうです。一度、訪れてみたい場所リストに追加しておきました。コーヒー豆の産地はブラジルやコロンビアが有名どころですが、ベトナムも生産量としては世界第二位に入っているのには驚きました。(ソース

講義のつぎは実技


さて、一通りの講義が終わるとお待ちかねの実技です。

各マシーンに二人付いて、一人はエスプレッソ、もう一人はミルクを作ります。

スチームミルクの作り方

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ミルクはスチームを入れて、泡立てつつ温度を60から70℃の間に上げてクリーミーに仕立てます。最初は先生がお手本を示してくれて、その後は各グループに分かれて作っていきます。

上の写真は最初にトライしたもの。温度はちょっと高めで、泡は大きいものが多く、飲んでみたら単純なホットミルクにしかなっていませんでした。やはりカフェのようなクリーミーなミルクを作るには難しい!しかも油断すると、すぐ温度がオーバーして「ミルク湯葉」ができてしまいます。

何回でもトライして良いので息をつく暇もなくドンドン作ります。

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講義修了近くには、だいぶ整った泡と温度のスチームミルクができる様になりました。カフェのミルクに比べたらまだまだですが、最初に作ったスチームミルクに比べれば、進捗があったので、その点は素直に自分をほめてあげる事にしました。

エスプレッソの抽出


ミルクを作る役から今度はエスプレッソを淹れる役まわりになりました。コーヒー豆の種類と豆を挽く細かさは予め定められているので、使用するコーヒー豆の分量の正確さと豆をギュッと詰めるかで味が決まります。

挽かれたコーヒー豆を圧縮してマシンに入れる際、どれだけの力で圧縮するのか、コーヒー豆を均一にセットできているかが良い味のコーヒーになるかが掛かっています。同じ豆のはずなのに圧縮具合で味が全く違ってくるのにはびっくりしました。

エスプレッソを抽出した後、指示があったカフェラテとカプチーノを作ります。


カフェ・ラテの第一弾。コーヒーと泡ミルクが見事なまでに混ざっていませんし、カフェのように表面がツヤツヤになりません。なんでだ?


こちらはカプチーノ。表面のココアパウダーでお化粧をすれば、それなりに見えます。何よりも自分で作った一杯は思い入れがあります。

どんな人が参加しているのか


クラスの参加人数は8名。内、男性2名。若い人たちばかりでしたが、50代と思われる女性も参加されていました。老若男女、気兼ねなく参加できます。


エスプレッソの抽出やスチームミルクの作成がこなれて来た頃に、次のステップとしてモカとマキアートの作り方を学びました。


ロングブラックも作りましたよ。このタイプのコーヒーは好きなのでいつもカフェで飲んでいます。今までずっと知らなかったのですが、ロングブラックを淹れる時は、コップにまずお湯を注いでからエスプレッソを抽出します。

私は今まで、その逆の工程で作るのかと思っていました。先生が教えてくれたのは、お湯を先に入れる事によって、後から注がれるエスプレッソのクレマ(コーヒーの泡)が綺麗にできるからだそうです。

まとめ


講座終盤は、全てを片付けて清掃し、最後にまとめのテストもどきがあり、皆で一緒に答えていきます。
最後には修了書が生徒全員に渡されます。

この講座はバリスタになるための最初の一歩としても良いですし、普段、カフェでバリスタがどんな事をしているのか、舞台裏を覗ける感覚も面白いです。コーヒーもミルクも飲み放題ですし、コーヒー好きな方だったら学びが多い講座だと思いますよ。

したらな~。

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RGIT (Prepare and Serve Espresso Coffee)(ホームページ
28-32 Elizabeth St, Melbourne VIC 3000

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