バイロンベイのビーチで自然と対話させてくれる3つの生き物

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クイーンズランド州の天候を表現する言葉で

Beautiful one day, perfect the next.
素晴しい天気の日もありゃ、その次の日は完璧な天候だ。

というのがあります。それほど天候に恵まれている証拠でしょう。バイロンベイはクイーンズランド州からはそう離れていない事もあり、私も天候の恩恵を受ける事ができました。

バイロンベイといえばビーチ。サーフィンカルチャーが確立していますし、いくつも違ったビーチがあり、それぞれ雰囲気も違うしヌーディストビーチまであります。やはりビーチへ繰り出すのなら曇天よりも快晴な方が良いですよね。


気持ちの良いビーチ沿いの遊歩道を歩いてゆくと、小高い木が並んでいます。木漏れ日具合が、これまた気持ち良いです。

浜辺で出会える生き物


バイロンベイのビーチ周辺では、数多くの生き物に出会いました。そのうちのいくつかをご紹介。

まずはカモメさん。ビーチでぼーっとしていて、かばんにゴソゴソ手を入れようものなら目ざとくそれを見て飛んで来ます。食べ物のおこぼれにあずかるのが奴らの手口ですが、私がなにも食べ物をもっていないと分かると、プイッと他の人にターゲットを移して飛び去ってしまいます。食べ物が結ぶ動物との一期一会の縁、というのもアリなんでしょうかね。

オーストラリアのかもめは、どちらかというと日本のウミネコに近いサイズとシルエット。学術名が日本のウミネコとは違うので種類は別なのでしょう。ウミネコというと「ウミネコのなく頃に」というゲームがありますが、おじさん世代は八代亜紀の「おんな港町」の歌詞を連想してしまいます。


ビーチといえば、波打ち際でカップルがキャッキャッとお互いに水を掛け合ったりする絵柄を想像しますが、おっさんはひたすら寄せては返す波を見入ってぼ~っとしてしまいます。遠浅なのか、波が寄せてくる距離がメルボルンに比べて随分と広く感じました。その分、さざ波の綺麗さを堪能する事が出来ます。


波打ち際の砂を素手でちょっと掘れば、ほらこの通り。Pipiと呼ばれるあさりみたいな貝がいます。あさりの類いの貝は愚鈍なイメージがあったのですが、水がかかる砂の上にちょこんと置くと、足(舌)を出してズンズン砂の中に潜っていきます。2枚貝がこんなにアクティブだとは知りませんでした。1分もすると、写真にある貝は全部潜って見えなくなりました。

オーストラリアにはシジミはいません。だからシジミ汁を飲む事が出来ません。Pipiでおみそ汁を作っても、あの風味は出ません。似た様な生き物なのになぜあんなに風味が違うんでしょうね?しじみにはオルチニンというアミノ酸が含まれていますが、それが味と関わっているのでしょうか。

浜辺のカフェで出会える生き物たち


砂浜で潮干狩りやトンネル掘って遊んだ後にはひと休み。ハーベストカフェに行った時、ウェイトレスさんに薦められたカフェに向かいます。なんでもバイロンベイで、砂浜からすぐ近くにあるカフェはここだけなんだとか。確かにカフェに入る前から、窓を通してビーチが見えています。


テラスの一番ビーチ寄りの席に座りました。ビーチ付近にはサーファー、沖合いにはカヌーツアーのグループがいて、その中間にはイルカのグループが行ったり来たりしていました。私は興奮して写真に撮ろうとシャッターをしきりに切ったりしていましたが、そんな事をしているのは私一人でした。イルカの頭の先と背びれしか見えませんが、5頭ぐらいが水面に出たり消えたり。空の青、海の青と相まって、和む風景でした。


カフェの中にはワイルドターキーが徘徊しています。レストランのお客さんの、文字通りおこぼれにあずかろうとゆう算段なのでしょう。このカフェは壁で完全に仕切られていますが、ターキーはヒョイと乗り越えて出たり入ったりしていました。カフェの従業員は、ターキーが存在していないかの様にふるまっているし、お客さん達も、大して気に掛ける事もなく食事をしていました。

ローカルな人にとっては、ごくありきたりな風景になっているんですね~。

まとめ


普段の生活をしていると、自然の生き物に接する機会はごくわずかなんだなと改めて認識しました。自然回帰ほどではありませんが、文明と自然の境さかい目が曖昧になっているバイロンベイのビーチは、そんなに堅苦しくない形で自然界に浴することができる、気持ちのよい場所でした。

訪れたカフェはこちら。

Byron Beach Cafe
Clarkes Beach Lawson St
Byron Bay NSW 2481

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