クリエイター必見!365日間、創造し続ける為の8つのコツ
日々、何気なく過ごしていると、あっという間に時が過ぎ
さもすると新年の目標さえ忘れてしまいます。
継続は力なり、といいますがそれを見事に体現してらっしゃる方を今回はご紹介。
Crux Learning http://www.betcher.com.au/
オーストラリアの学校の先生でもあり、教師のコーチ的存在でもある
クリス・ベッチャー先生。
デジタル系に精通してらして、世界中で講演や研修をされていて、
私も、この先生の実用的かつユーモア溢れる講演を聴く機会がありました。
「創造性」を生徒に教える事の大切さを主張してらっしゃいます。
この方の凄いところは、主張しているだけではなく
自分が実践してそれらを発表している点。
彼のブログでは、日々の創造活動を発表されています。
しかも何がスゴイって、デジタル系の作品が多いのですが
写真、動画、音楽、絵画など多岐にわたっており、
その作品集を見たり聴いたりするだけでも飽きません。
それを一年間で365作品を作り続けているわけです。
そんなクリス先生が教えてくれる、
継続的に創造をする為の8つのコツをご紹介。
1. 「創る」は動詞
via flickr http://goo.gl/ms0mv8
ものを創るためには、それについて考えたり話したりするだけでは
不十分で、実際に手や体を動かさないといけません。
もっとクリエイティブになりたい、という人が多いですが、
この簡単な事実に気が付いている人はそう多くありません。
2. たくさん物思いにふけよう。
via flickr http://goo.gl/KOOBpB
創造力の源は、いろんなものに対して好奇心を持つ事。
新しいクリエイティブな考えの素としては
「もし~したらどうなるだろう」
「どうしてそうするのだろう」
といった考えをもつのが良いでしょう。
3. 好奇心+行動=創造力
via flickr http://goo.gl/bTf8Uy
驚きと行動を掛け合わせた時、新たな物事が起きます。
考えている事が馬鹿げていようと些細であろうと、
それを行動に移しましょう。
だれでも素晴しいアイデアを思いつきますが
それを行動に移した人のみがクリエイティブと見なされる訳です。
4. 遊ぶ時間をつくろう
via flickr http://goo.gl/mgiUm7
ものを作るのには時間が掛かります。
もしあなたにとって何かを創り出すのが大切な事であれば
そのための時間を作るべきです。
時間は「割く」のではなく「作る」。
時間が余っている人などいません。みんな平等に24時間しかありません。
だから創造する時間を、その中から作るべきなんです。
5. 脇道に逸れてみる
via flickr http://goo.gl/Oyc4bi
毎日、無理をしてでも創造し続けてゆくと見えて来る事があります。
それは自分が作ろうと思ったものと違っていたりかけ離れていたりする事。
好奇心や失敗や直感の赴くままに進んでみましょう。
もし思い描いていたのと違う方面に行ったとしても
そのまま突き進んでみましょう。
間違いを直そうとはせずに、そのままのものを生かしましょう。
6. あなたのアイデアはオリジナルではない
via flickr http://goo.gl/5isxzu
オリジナルのアイデアを持っている人は本当に稀である。
全てのものはどこかで見たり聞いたりしたものを自分流にアレンジしただけ。
だから恥も外聞もなくアイデアはいただこう。
ただコピーするだけならただのパクリだが
沢山のアイデアを新たな手法でミックスするのが本当の創造性だ。
7. だからシェアしよう
via flickr http://goo.gl/9wmYKy
もしも他の人のアイデアを使っているのなら
それをがめたりせずに他の人にもシェアして
自由にその作品を使わせてあげよう。
アイデアの蒐集家になってはいけません。
アイデアの媒介者として、他の人にアイデアのバトンを渡しましょう。
8. 創る=学ぶ
via flickr http://goo.gl/NJXolN
ものを創る時、学びがあります。(それが教育の目的でしょう?)
期待した通りの事を学ぶ時もあるし、期待以上の物事を学ぶ機会も多々あります。
アイデアに対してオープンでありつつ、それを探求し、寛大であれば
クリエイティブである事で必ず学びがあるでしょう。
ー ー ー ー ー ー
いかがでしたか?
筋肉と同じで、創造力も鍛えれば強くなれると私も思います。
メルボルンは色々な文化的な催しや街に散りばめられたアートが
たくさんあるので、それらに触発されてみるのも良いきっかけかもしれません。
文章元ページ:http://chrisbetcher.com/2014/06/155-lessons-in-the-creative-process/
写真は筆者のイメージで挿入しました。