バリスタを目指す人がカフェでするべきたったひとつの事
シティ近辺のカフェの寄った時の事。
そこは有名どころのカフェで、内装もパリッと新しい感じの装飾。
吹き抜けの天井からニョキっと生えた大きなスピーカーからは音量大き目の音楽流れて来ます。
お客さんもひっきり無しに入り、テイクアウトを待っている人達は音楽に耳を傾けながら携帯をいじったりしています。
私が座った席は作業をするサイドが良く見える位置。コーヒーを待つ間、バリスタの仕事ぶりを眺めてました。
銀色のエスプレッソマシンの後ろにはバリスタの女性。ベレー帽の似合うアジア系の若い女の子。
テキパキと機敏に動き、ちょっと手がすくとハケを取り出してマシンの周りにこぼれたコーヒー豆の粉をパッパッと掃き出したり拭いたり、マシンをいつもきれいな状態に保っていました。見ているこちらが胸のすく手際の良さ。
そして出来上がったコーヒーを、そのバリスタさんが持ってきてくれました。
バリスタさんに聞いてみた
つい先日も、バリスタになりたいというワーキングホリデーの若者と話したばっかりだったので、あれこれ質問してみました。
私:バリスタになる為には専門学校(TAFE)に行ったのですか?
バリスタさん(以下バ):いいえ、カフェで働いて実地で学びました。
私:カフェで仕事を見つけるのは難しいと聞いてますが、実際どうです?
バ:(ちょっと不思議そうな顔をして)いいえ、そんな事ないと思いますよ。
今はワーキングホリデーでメルボルンに来ていて、2年で10か所、働きました。
私:おぉ!それはすごい!
バ:それよりも、
コーヒー、冷めちゃいますよ。
このバリスタさんのお話は面白くて、ついついあれこれと質問責めに。
彼女にお礼を言い、その後ゆっくりとコーヒーを頂きました。
バリスタ志望の方へ
このバリスタさんは台湾から来てカフェで働いているそうですが、もしかしたら台湾でもカフェ関連の仕事をしていたのかもしれません。
10か所で働けるなんて、相当優秀なんだろな~と勝手に想像していました。
もし、将来バリスタになりたいのなら、カフェに行ってするべきは
話す事。
英語が出来ない、と尻込みする気持ちをぐっとおさえてウェイターやウェイトレスさん、バリスタさんに一言二言でも話し掛けてみましょう。
あちらが手すきの時間であれば、色々と質問にも答えてくれるでしょうし、こちらがバリスタになりたいという熱意をもっている事が分かってもらえれば話の中に、きっと次の一歩へのヒントがもらえると思います。
くれぐれも話し込み過ぎて、持ってきてくれたコーヒーを冷ましたりはしません様に。
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