オーストラリアの最東端、バイロンベイでおススメしたいのはズバリ「観光」!? この町でしか見られない光の饗宴。

2017年5月6日

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誰も教えてくれないバイロンベイの「観光」のしかた、こっそり伝授します。

バイロンベイといえばサーフィンやロハスな町として有名で、オーストラリアの最東端でもあります。

果たして多くの人が惹かれてやまないこの町には一体どんな魅力があるんのでしょうか?それを見極めるために乗り込んできました。

そもそもバイロンベイってどこ?

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以前の回前々回でご紹介したヌーサよりも南に位置し、ジェットスター航空の日本直行便が出ているゴールドコースト空港から車で約1時間南へ進みます。事前に調べたところによると、ファーストフード店や信号がない街並みで、美しいビーチが幾つも連なっている、マリンスポーツをするには最適の町のようです。

バイロンベイでしかできない観光は?

この町にあって、オーストラリア中のどこにもないものといえば「最東端」であるという事。つまりはオーストラリアで一番最初に日が昇る町。そうくれば日の出を見に行くのがここでの一番の観光スポットなわけです。

日の出を見に行く前日にチェックしたら、日昇時刻は午前6時38分。それに合わせて朝はや~く出発。まだあたりは真っ暗の中、最東端点の岬に向かいます。

バイロンベイの灯台はシルエットがきれい


ふもとの駐車場の脇を抜けて、どんどん道をのぼってゆくと灯台が見えました。てっきりこの灯台はもう使われていないものだと思い込んでいたので、てっぺんでライトがグルグルまわっているのを見た時には「おぉ~」と感嘆の声を漏らしてしまいました。


灯台下(もと)暗し、とは言いますが、この日は月明かりでも十分明るかったです。ここから更に岬の先の先まで歩いて向います。見上げればお月様が丸く輝いているのに、地平線の方をみると。。。


だいぶ明るくなって来ています。夜でもないし、まだ朝でもない。昔、いわれていた「うしみつどき」(あの世とこの世が一番近い時間帯)の様に、夜と朝が一番近い時間に感じられました。何とも不思議な感覚です。


徐々に地平線が明るんで来た次の瞬間、太陽が昇りました。もしかしたら、私は日の出の瞬間を見たのは初めてかもしれません。

水平線という比較対象もあるせいで、太陽がズンズン昇ってゆくのが分かります。それにつれて、空の色もどんどん変化してゆき、藍色だったのがどんどん明るい青へかわってゆきます。


水平線はオレンジ、白、黄色のウェーハスサンドの様になりつつも色がブレンドし合って何とも言えない色合いになっています。しかも数分経てば、また色合いが変わってゆきます。

よくフェイスブックでシェアされている様な、スピリチュアル系の写真が撮れました。太陽が鋭角にあるので、金曜ロードショーのオープニングの様に美しい波の反射が見られました。けっこう風もありましたが、見ていて本当に飽きないです。


岬からの帰路で灯台を見上げたら、月は既に地平線近くまで降りていて、灯台は朝陽を受けてオレンジ色に染まっていました。全く同じ建造物なのに光の当たり具合で印象が全く違うのには驚きました。


ふもとのビーチを望んだところ。ビーチも影を堺に朝と夜の残りが居候しています。水平線の彼方には、まだ朝焼けが残業しています。自分の残業は遠慮したいですが、朝焼けさんはめちゃくちゃ良い仕事をするので「いくらでも残業、お願いします」とお願いしたいです。

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朝日も良いけど夕日もね。


夕食はテイクアウトの食べ物を買って浜辺沿いで風景を見ながら頂きました。空の3色、海の2色、砂浜の2色、合計で7色。地上の虹はこんなところにありました。朝と同様、みるみる色が変化してゆきます。これこそ最高の自然のディナーショーだと思いませんか?

まとめ


夕食を食べ終わり、そろそろ引き上げようとした時の写真には、自然はこんな表情を見せてくれました。

バイロンベイで気が付いた「観光」とは、読んで字の如く光を観ること。さらにもう一歩踏み込んで光を感じる事が出来れば「感光」となります。感光の定義を辞書で引くと

物質が光を受けて反応し、科学的変化を起こすこと

とあります。(大辞林)

物質である人間がが光を受けて刺激され、感動すれば脳内での化学変化、すなわちニューロンやシナプスの繋がり方に変化が現れる訳です。しかもこの町は光のスペクトラムが広いので、ガンガンに刺激を受ける事まちがい無いです。

バイロンベイに行くのでしたら、ぜひ、観光と感光をしてみて下さいね。


グーグルマップでは、灯台から岬までの遊歩道の風景をストリートビューで見る事が出来ます。グーグルの方達が撮影した日も、快晴だったみたいですね。

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