メルボルンからエアーズロックまで!車窓からの風景は牧草地帯から荒野への変化を楽しめる!

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メルボルンからエアーズロックまで車で移動していくと風景はどのように変わっていくのか?

出発前から大体の想像はついていると思っていましたが、実際に行ってみるとそれは全くの見当違いでした。

上の写真はメルボルンから300km 地点。道の両側には背の高いユーカリの木が並んでいます。こんな感じの風景は割と見慣れていますが、その先の風景は一体どんなものなのか?

というわけで今回はロードトリップの風景をご紹介します。

田舎の町並み

ビクトリア州を出るぐらいまでのところでは 牧場が広がり、所々に散らばっている林を抜けていく道をひた走ります。

数十キロ走れば小さな町が点々とあります。本当に小さな町で、国道沿いに家が数件並び、ガソリンスタンド、郵便局、スーパーの全てを兼ね備えた「ゼネラル・ストア」。それが一軒、ポツンと佇んでいるのみ。

上の写真の町は、まだまだ大きい方ですね。

新しい朝が来た。朝焼けが見える!

朝の出発は準備が出来次第、 車を出します。日が昇る前からドライブし始める日も。

日本の釣り師のことわざで「朝焼けすると天気が崩れる」というのを聞いた事があります。どうやらオーストラリアでは当てはまらないようで、朝焼けした日はそのまま天気が良い日ばかりでした。

ド田舎でもアートを大切にするオージー

穀物地帯を抜ける時には、巨大なサイロが町の中心にあります。

この町のサイロは巨大なキャンバスとして使われ、肖像画が描かれていました。メルボルン中心街にあるグラフィティアートとはまた違った趣があります。

田舎の踏切は至ってシンプル

国道には線路が並走して有ります。ときどきそれが交差するのですが、上の写真はその踏切。遮断器は無く、警報が鳴ってライトが点滅するのみ。

走りゆく列車は貨物車両で、とにかく長いんです。始まりから終わりまで1,000メートルくらいあるんじゃないか? と思うくらい列車の通過に時間がかかります。

更に驚いたのは、貨物列車に乗っているコンテナ、何と縦に2段積みにしてありました。トンネルの無いオーストラリアだからこそできる荒業ですね。

夕方、日没時刻になると、こんな不思議な空が見られます。上空は青。地平線は藍色。そしてその間はピンクとオレンジ味のあるパステル調の優しい色。

虹ほどの色調はありませんが、色が何とも優雅に入り組んでいて綺麗なんです。しかも色が刻一刻と変化していきます。

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夜はロードハウスに転がり込む

日没後も車をひたすら走らせて、真っ暗になる前にロードハウスに転がり込みます。

ロードハウスとは、ガソリンスタンドに併設された宿。あまり安くも無いし、アメニティも最低限しかありませんが横になって寝る場所があるというのは有難い限り。

ロードハウスでビールを買います。これ一本で1,000円近くしますが、一日ドライブした自分へのご褒美(笑)。

何も考えず、夕映えを無心になって見ながらビールを流し込みます。

州を跨いで内陸へ

ビクトリア州から、サウス・オーストラリア州へ。更にノーザン・テリトリー(準州)に入ります。

風景が牧草地帯から荒野に変わり、カンガルーや羊が道で死んでいるのに気をつけながらドライブしていきいます。

動物の死骸、遥か離れた位置からでもいるのが分かるんですよ。なぜかといえば、そこにはカラスとかワシなどの猛禽類が旋回しているから。

まとめ的考察

エアーズロックに近い地域になると、動物の死骸もパッタリと無くなります。動物の食べ物となる草も生えていない証拠でしょう。

今回のロードトリップで、写真を撮ろうと思いつつも諦めてカバンにカメラをしまったことがしばしばありました。なぜかと言うとカメラではその雄大さのほんの一部しか捉えきれず、矮小にしたものしか捉えられないから。

そう考えると写真家の人たちは美しい自然に接してもそれを捉えきれないことに苦悶しているんでしょうかね。

なので本当は、これを読んで下さっているあなたが実際にロードトリップをして、景色を見て感じて貰えれば一番なのですが。。。

少なくともその雄大な自然に接するという興味の片鱗でも感じていただければ嬉しいです。

それではまた!

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