メルボルンに来たならぜひ見たい!ビクトリア州立図書館の徹底ガイドだよ

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メルボルンは見て回るべき場所が少ない、という話を耳にする事があります。

いやいや、実は面白い場所もたくさんあるんですよ、というわけでカフェやレストランの他にも観光でメルボルンにいらした際にはオススメした場所をお伝えしたい、そんな事を考えながらこの記事を書きました。

メルボルンの中心街でオススメしたい場所はたくさんあるのですが、世界で最も美しい図書館に名を連ねるのがビクトリア州立図書館

この図書館はどこへ行けば良いのか、どのスポットが有名なのか、ご紹介していきましょう!

ビクトリア州立図書館への行き方


メルボルンの中心、フリンダーズ・ストリート駅からは歩いて14分。無料のトラムに乗ればあっと言う間に辿り着きます。

トップ画像を撮ったドーム天井、ここは電車のセントラル駅。この駅で降りたなら、東側の出口(Swanston St.)から出れば、道を挟んだ反対側はすぐ図書館。

どこからでもアクセスしやすいのは有難いですね。

図書館・メインの入り口

まるでギリシャのパルテノン神殿のような支柱が並んでいる正面入口。

まわりのモダンな建物からは一線を画した建物で、その存在感が際立っています。

支柱の間をすり抜け、中に入って行きましょう。

図書館内の地図

地図はState Library Victoriaより。

実はこの図書館、地図をちゃんとわかっていないと、行きたい場所に上手く辿り着けません。

館内には標識は出ているものの、地図は掲げられていないので要注意です。あと、館内には無料Wifiがあります。場所によって調子が良かったり悪かったりなので確認しながら使いましょう。通信速度自体は速いですよ。

まずは展望できるバルコニーへ

この図書館を紹介するときによく使われる写真があります。建物上部から下の読書室を望むアングルのものですね。それはどこから撮っているのか? その場所をご案内します。

まず正面入り口から建物に入り、セキュリティのゲートを通ると上の写真の位置に来ます。

このフロアはインフォメーション・センターと呼ばれ、パソコンが並んでいたりグループテーブルがあるのでちょっとしたミーティングに便利。

そんなフロアを横目に、このドアをくぐったらすぐ右に進みます。

右手づたいに進んでゆくとエレベーターがあります。地上階ではありますが、ここは2階となっています。

あまり大きいエレベーターではないので、大人数の場合は数回に分けて使いましょう。

6階の案内には 「Viewing Balcony」 と書いてありますね。6階のボタンを押します。ポチッとな。

ちなみに読書室である3階には止まりません。あとで読書室に行く場合は一度2階に降りてから。

いざ、バルコニーへ!

おぉ!綺麗な八角形とベンチデスクの直線が織りなす造形美!ベンチデスクの緑のランプがアクセントになっています。

フロアの茶色と上部壁の白も良いコントラストですね。更に天井はドーム状になっていて、開放感があります。

さすがにこのバルコニーまで上がって来ている人達は自分を含めて皆、写真をバシバシ撮っていました。

メルボルンのライトアップイベント、ホワイトナイトではこのスペースを存分に活かしてプロジェクションが展開されていました。

メルボルン式の白夜、ホワイトナイトに行って来ました(完結編)

正面入口のプロジェクションはこちら

ホワイトナイト2017はスゴかった!参加してわかった夜通しイベントの傾向と対策をズバリ教えます!

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読書室に行ってみる

上から見た読書室、実際に行ってみるとどんな感じなのか? さっそ降りて行ってみます。

私はエレベーターで2階まで降り、インフォメーション・センターを突っ切り、反対側にある階段を1階分昇ってたどり着きました。

中2階はアートギャラリーになっているので、時間に余裕があればそちらを見るのも良いでしょう。

ベンチデスクにはギミックあり!

ベンチデスクにはダウンライトとゴッツイ木製のイス。そして等間隔で緑のランプシェード。

ランプシェードが緑なだけで、ライト自体はグリーンの光を放っている、という訳ではありませんでした。

ベンチデスクは座る場所それぞれに長方形の縁取りがあるなと思ったのですが、実はこれ。。。

ブックスタンドになっているんです。しかも角度も自在に調節できるスグレモノ。

この読書室は1859年にオープンした事を踏まえると、158年の歴史がこのデスクやイスに詰まっているわけですね。

デスクの下の部分。こんなところにまでちゃんと装飾が施してあります。

神は細部に宿る、とありますが、ここはそれを見事に体現していますね。

武骨なスプリングで支えられたイス。屈強な感じが何とも良い!これだけゴツゴツしてればあと100年は持ちそうですね。

読書室にはチェスボードが置いてあって自由に遊ぶ事ができます。

上の写真のような中国版の将棋も置いてありました。こんな時間の使い方も贅沢ですてきですね。

図書館のカフェ、Mr. Tulk

ひと通り歩き回ったらコーヒータイム。図書館に付随しているカフェでひと息入れましょう。

Mr.Tulk という名前のカフェで、店内の装飾も本にちなんだものが並んでいます。このお店の名前(Mr. Tulk)は図書館の最初の司書の名前にちなんで付けられたそうです。

まとめ

いかがでしたか? 図書館は見てもよし、ただ時間を過ごしてもよし、お茶してもよしの三拍子揃った空間。

この日はあいにくの雨模様でしたが、晴れた日には前庭の芝生にたくさんの人達が思い思い時間を過ごしています。

そんなメルボルンの空気に触れられる図書館、ぜひ訪れてみて下さいね。

それではまた読書!

State Library of Victoria 

328 Swanston Street, Melbourne
月~木 10:00am – 9:00pm
金~日 10:00am – 6:00pm

Mr. Tulk カフェ (ホームページ  instagram)

328 Swanston Street, Melbourne
月~木 7:00am-5:00pm
金 7:00am-8:00pm
土~日9:00am-4:00pm

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