排水口の掃除には古い歯ブラシ+2つのツールの組み合わせ。パイプ掃除トリオのご紹介
ずっと雨がふらずに干からびていたメルボルン。そこから打って変わって大雨が降った昨日。
今日は天気が回復したものの蒸し暑さはどうしようもなく、いつも遊びに来ている隣の猫さんもグダ〜ッと伸びています。
そんな呑気な猫さんを脇目に年末大掃除をスタート。
いつもはササッとしか掃除しない、バスルームのしつこい汚れや排水口の汚れを重点的に掃除しました。
そこで今回は「はつ式」排水口掃除の道具をご紹介します。
排水口掃除の道具たち
- 懐中電灯(パイプを照らして掃除する)
- 使い古しの歯ブラシ
- 自転車のスポーク(ステンレス製#14番。20cm以上)
- バイスグリップ
懐中電灯とバイスグリップはお近くのDIY店で、スポークは自転車屋さんで買う事ができます。
日本にはパイプ専用の洗浄用具もありますが、オーストラリアで手軽に揃えられるものだけを活用してみました。
バイスグリップとは?
今回のお掃除の工程でキモとなるのが、このバイスグリップです。
バイスグリップは通常のラジオペンチと似ているのですが、指定した幅で挟んだままロックする機能がついています。
このロックする機能を使って何をするのかというと、歯ブラシや自転車のスポークを挟み込むんです。
こうすることによって排水口に歯ブラシ等を落としてしまう事故を防げます。
これはバイスグリップが排水口の径より大きいことが前提ですが。。。
例えば上の写真のように、バイスグリップで歯ブラシをガッチリと挟みます。
これさえあれば、うっかり手を離してしまって排水口に歯ブラシなどを落としてしまう心配がありません。
自転車のスポークを使うメリット
自転車のスポークの特徴は先っちょが曲がっていること。しかもその先っちょが膨らんでいて、ゴミを掻き出すのに最適な形をしているですね~。
普通のワイヤーだとふにゃふにゃ曲がってしまいますが、スポークならしっかりとしていながらも、ある程度の柔軟性があるので扱いやすいのです。
ステンレス製のスポークであれば錆びる心配がないので、お掃除道具セットに入れておいてもグッド。
実際にスポークを排水口に突っ込む前には反対側の端を必ずバイスグリップで挟んでおきます。
洗剤は何を使うの?
歯ブラシとスポークを使ったお掃除の工程では基本的に洗剤を必要としません。
ただ、どうしても落としたい汚れやこびりついている箇所には、重曹を軽く水で溶いて歯磨き粉くらいの状態に練って歯ブラシに塗って使っています。
まとめ
というわけでパイプの中までしっかりと掃除したい場合には歯ブラシ、バイスグリップ、自転車のスポークのトリオがお手軽で便利です。
汗だくになりながら洗面台やシャワーの排水口を掃除し、パイプの中に引っかかっていた髪の毛や糸くずを全てきれいに掻き出せました。
掃除を終えて清々しい気分でベランダに出てみれば、伸びたままの猫さんの大きなあくび。
きっと猫さんも心の大掃除をしていたのでしょう、大仕事だったに違いない。
猫さんに心で乾杯。そんな晦日の午後でした。
したらね~。