安いハチミツは固まらない? 8ヶ月間かけて実験してみたハチミツの状態がコチラ

2016年7月8日

さて、いきなりクイズです。みなさんははちみつの賞味期限をご存じですか?
今回ははちみつについて、実験してみた事をみなさんとシェアしたいと思います。実験の話の前に、まずは はちみつについてのトリビアをどうぞ。

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はちみつは腐らない?

エジプトのお墓から壺に入った3,000年前のはちみつがみつかりました。成分を分析した結果、まだ食べられる状態にあったそうです。はちみつはなぜ腐らないのでしょうか?

はちみつは酸性で、水分もほとんど含まれていません。なので、たべものが腐る原因であるバクテリアは繁殖する事ができません。

はちみつは腐らないとはいえ、保存する場合には常温で陽の当たらない場所がベストです。オーストラリアの場合、容器の密閉性がちゃんとしていないとアリさんマークのありさんが列をなしてやってくるので要注意です。

固まったはちみつは食べられない?

はちみつは長い期間、置いておくとシロップの様な流体からジャリジャリした結晶になります。別段、栄養的にも変化はないのでそのまま食べられます。もし、液状に戻したいのであれば、あたたかいお湯に容器ごとさらしておけばOKです。熱湯にさらすと、はちみつの成分が壊れてしまうのでなるべく避けましょう。

実験に使用したはちみつ

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それでは本題の実験について、いってみましょう!
はちみつは長期保存するとどうなるのか、また、ブランドによって違いがみられるのかを実験してみました。今回の実験に利用したはちみつはこちら。

一番左から

  • 自宅で採れたはちみつ
  • スーパーのブランドはちみつ (ウールワース)
  • スーパーのブランドはちみつ(コールス)
  • 安いはちみつ(コールスが販売)

の4種類。スーパーで一番流通していると思われる、自社ブランドの安いはちみつを揃えてみました。これらは3月に棚にいれて、11月下旬に引っ張り出して来ました。実に8ヶ月間、置いておいた事になります。

それでは、それぞれのはちみつを見ていきましょう。

ウールワース・ブランドのはちみつ
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オーストラリアのスーパーの二大巨頭の一角、ウールワース。そこのプライベートブランド(PB)のはちみつです。オーストラリア産のはちみつらしい、少々濃い目の茶色と、どろっとした粘度具合がみてとれます。8ヶ月経っても粘度具合に変化はみられませんでした。

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容器の底を見ると、結晶は始まっているのが見られます。

コールスのはちみつ

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お次はスーパーのもう一角、コールスのプライベートブランドはちみつ。こちらもオーストラリア産を謳っています。

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底の方を見てみると、あれ?あまり結晶化していませんね。正直、はちみつがここまで結晶化していないのには驚きました。

格安はちみつ

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次もコールスで買ったハチミツですが、PBではなく独自ブランドですが、PBに肩を並べるくらいに安いです。

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原材料のところを見ると、こんな事が書いてあります。

オーストラリアと輸入原材料(はちみつ)を使っています。オーストラリア産のはちみつを優先的に使用したいものの、干ばつなどによるはちみつ不足が解消するまでは品質が保証された輸入はちみつを使用します。

う~ん、という事はどこ産か分からないはちみつも混じっているわけですね~。

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底を見ると、今までの3つの中で一番結晶化している様にみえます。

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最後に登場するのは、うちで採れたはちみつ。底の方どころか、フタを開けたらてっぺんまで結晶化しています。

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面白いのが、完全に結晶化していて、容器を指でギュッと押しても変形しないくらいの硬さなのに、スプーンを入れたら案外楽にはちみつをすくえました。てっきりもっとガリガリに固まっているかと思いました。

安いはちみつが固まらないワケ

安いはちみつは3種類ともあまり結晶化がみられませんでした。はちみつはその種類によって結晶化し易い、逆にしにくい性質があるものですが、8ヶ月も経ってほとんど結晶化がみられないはちみつというのは正直、「不自然」な感じがします。

結晶化しない事で、販売主としては棚での販売できる期間(シェルフ・ライフ)が長いはちみつは取り替えたりする手間を省けるので万々歳です。

かたや消費者としては、実情を知らなければ綺麗で透明なはちみつを選ぶでしょう。これは良い事なのでしょうか?そこのところを検証してみましょう。

花粉を取り除かれている

はちみつは氷と同じように液体中のキッカケ、つまりはホコリや異物があるとそこから結晶化がスタートします。はちみつの中には本来、花粉やプロポリスなどが混ざっているものなのですが、機械で強制的にそれらを取り除いてしまいます。

花粉やプロポリスは栄養素であると共にはちみつにそれぞれの個性を与えてくれるものなので、それを除いてしまうと平凡な味のはちみつになってしまいます。

出どころがはっきりしないはちみつの場合、花粉をDNA検査すれば何処のはちみつか判ってしまいます。そういった調査の眼を逃れるために花粉を除去する、という理由もあります。

加熱済みのはちみつである

安いはちみつは加熱されてから容器に封入されているものが多いです。なぜ加熱するかというと、長期保存してあったはちみつは既に結晶化している場合が多いので、それを液状に戻す、という理由がひとつ。もうひとつは容器へはちみつを注入する際、なるべく早く、スムーズに行なえるようにするためです。

まとめ

やっぱり安いはちみつにはそれなりの理由があるものですね。みなさんも次回、はちみつを買うときには注意してみてみて下さい。

良いはちみつを探すのであれば、非加熱の生はちみつ(Raw Honey)を探してみましょう。また、抽出工程でも非加熱で行っている場合はCold extractedと容器のラベルに書いてあります。

オーストラリアのはちみつは日本産のはちみつとも味が違うので、おみやげにも良いですよ。私のオススメはLeatherwood(タスマニアの樹木)とTea Tree(マヌーカとほぼ同じ)のはちみつです。Leatherwoodのはちみつならスーパーでも手軽に買えるので、ぜひお試しを!

したらな~。

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