洗濯機で洗った服に黒いカス!カビ臭い! 思い切って洗濯機を掃除してみたよ in メルボルン

天気の良い週末。こんな時には洗濯機を何回も回して大きいシーツや衣類も洗って一気に乾かそう、そんな気分になるほど気持ちの良い天気。ときおり吹く風が冷たいのも何のその、洗濯機を回し続けました。

しかし ! 洗濯し終わったまっ白なシーツに黒いものがぽつりぽつりと付着しているではありませんか。俗に「ワカメカビ」と呼ばれるもの。洗濯槽の汚れが腐敗してヘドロ状になったものがその正体。

最近はこのワカメカビが付着する頻度が高くなってきている上に、洗濯機の中がカビ臭くなってきました。

洗濯機を使わない時はフタを開けて乾燥するようにしてはいるのですが、それでもカビの発生を抑えるのには間に合わないのでしょう。

このワカメカビ対策に、酸素系漂白剤 (英語でoxygen based bleach) で漬け置き洗いしたり洗濯機の「洗濯槽掃除モード」を実行したりしましたが、残念ながら効果はいまひとつ。

洗濯槽の掃除を思い立つ

そんなわけで、思い切って洗濯槽の掃除をすることに。幸運にもプラマー (配管工)の友人がいるので、プロである彼に事前に色々アドバイスをもらいました。

注意事項

洗濯槽の掃除は各自の責任において行ってください。保険期限内の洗濯機は自分で分解修理すると保険対象外になりますし、ちゃんとした手法を知らないと感電、漏水、爆発などの恐れがあるので心配な場合はプロにお願いしましょう。

ここからは洗濯槽の汚れた内部画像もありますのでお食事中の方、閲覧注意です。

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洗濯槽の掃除に使った道具

掃除に使った道具をリストアップすると、

  • 電動ドリル (トルクリミッタ付きのもの)
  • ラチェットレンチ (10ミリ)
  • ハンマー
  • モーターレンチ(柄の短いもの)
  • ドライバー (プラスとマイナス)
  • 防音イヤーマフ
  • セイフティーゴーグル

それと、ここには載っていませんが洗濯槽をキレイにするのに高圧洗浄機も使いました。なければ歯ブラシで代用してもオッケ-。

尚、洗濯機の会社によっては専用工具が必要な場合もありますし、手順、ボルトやナットのサイズも異なるので重々調べておきましょう。

分解と掃除の手順

ここからは分解と掃除の手順の説明です。まず水道を止め、電源を外します。水道ホースは付けたまま作業しました。

上蓋を取る

洗濯機の上蓋を取るために、シリコンのフタで隠れたネジ(2本)、そして洗濯機裏側にあるネジ(2本)を外しました。

この洗濯機は計4本のネジを外すと上蓋がスポッと取れました。

洗濯槽のふたを取る

上蓋を上げたまま作業します。上蓋と本体をつなぐケーブル類にダメージを加えないように要注意。

今度は洗濯槽の蓋を外します。4本のネジで止められています。

ちなみに洗濯機に使われているネジはステンレス製なので磁石に付きません。磁気を帯びたドライバーにもくっつきませんので、隙間に落とさないように気をつけましょう。


フタが外れたら脇に置いておきます。

底にある撹拌部を外す

洗濯槽の底にある、撹拌する部分(パルセーター)を取り外します。

これにはマイナスドライバーで水色のミニ蓋をこじ開けます。

ゆっくりこじりながら開けましょう。焦って力を入れ過ぎるとプラスチックを傷付けてしまいます。

フタの下には10ミリのボルトがあります。

ラチェットレンチでボルトを外していきます。最初の方は固いです。

ボルトを外した後、両手でパルセーター引っ張り上げたらスポンとハズレました。もし外れない場合はガムテープを使って持ち上げると良いです。

パルセータの裏側の汚れもひどいものですが、そこに構わずどんどん先に進みます。

洗濯ドラムの底のナットを外す

40ミリのナット。これは洗濯ドラムとモーターをつなぐ肝心要のナット。なので相当がっちりと締めてあります。

モータースパナで外そうと思ったんですが、ハンドルがが長すぎてうまくナットを噛んで来れません。

日本なら上の様な柄の短いスパナがカンタンに手に入るのですが、オーストラリアではそうは問屋がおろしません。どうするかというと。。。

急遽、ハンドルをカット。予め洗濯槽の中のスペースを計っておいてから柄を切りました。すると。。。

あら、ぴったり! ガッツリとナットを噛んでくれるようになりました。このハンドル部分をハンマーコンコン叩いていきます。

やっとこさナットが取れました。ナットの下にはスプリングワッシャーが噛ませてあるので取るのをお忘れなく。

洗濯ドラムを外す

少しずつこじりながら洗濯ドラムを洗濯槽から引っ張り上げます。

取り出してドラムの外側を見てビックリ ! そこかしこがヌルヌル、ちょっとした隙間や凹凸がある所にはヘドロともカビとも言えないものが堆積していました。


洗濯ドラムの裏側を見ていると、まるで悪意があるかのように掃除しにくい凹凸が一面に広がっていました。

これをきれいに掃除するのには見るからに一苦労しそう。

最初、歯ブラシでチマチマ汚れを落としていましたが、日が暮れそうだったのでここで秘密兵器登場です。

高圧洗浄機、満を持して登場!

ここで登場するのが高圧洗浄機。ものすごい勢いの水で汚れを吹き飛ばします。

オーストラリアの水圧表示はPSI(Pound force per square inch) で、うちの洗浄機は1,600psi。日本の場合はMPa(Mega Pascal)を使っていて、1,600psiは約11MPa相当。

これがどれぐらいの勢いなのかというと、水を出している状態で噴出口に指をやると指がナイフで切られたような感覚が走ります。それぐらいヤバイ強さ。

洗濯ドラムを外に持ち出して掃除します。

この水の威力、半端なく強いです。汚れもみるみる落ちるのですが、水の跳ねっ返りもすごい量。掃除が終わる頃には頭からつま先までずぶ濡れになってしまいました。

夏場真っ盛りなら良いのでしょうが、今日レベルの天気ではちょいと寒かったです。


そして上の写真が掃除し終わったところ。スッキリ、ピカピカ。

前出の写真と比べればきれいになったのが一目瞭然です。洗濯機の付属品も高水圧で一気にきれいにしてしまいました。

洗濯槽をキレイにする

掃除もここまでの段階に来ると、だいぶ余裕が出てきます。

洗濯槽の内側を見ても大して驚きは無いものの、ずいぶん汚れたなぁと感心してしまいます。

高圧洗浄機は使えないのでこつこつと手で内部を拭いていきます。この内側のカベ、ぬるぬるしていてあまり触りたくない感じ。

こちらが洗濯後。カビはプラスチックの洗濯槽に染み込んではいなかったので、ヌメリもすくみもキレイに落とすことができました。

すべての作業が終わったら再度、組み付けます。ここで本体のお掃除は一旦おしまいです。

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排水バルブもお掃除


排水バルブの掃除も忘れずに。時々ここからヘアピンやボタンが出てきたりします。

バルブを開くと汚水がドバっと出て来るので桶と雑巾を用意しておきましょう。それをしないと私みたいに床掃除がもれなく付いて来ます。

元通りに組み上げた後は


全て元通りになったら、空っぽの状態で洗濯機を回しましょう。分解してこれほどまでに洗っても取り切れなかった汚れを落とします。

まとめ


ワカメカビには長いこと悩まされてきましたが、洗濯機の掃除をするとその原因が究明できました。一度、内部のすみずみまでキレイにしてしまえばワカメカビが発生しにくくなります。

今回、洗濯機を掃除して思ったのが、「ずいぶんと汚い洗濯槽で衣類を洗っていたんだなぁ」としみじみ思いました。こんな汚い洗濯槽で洗っていれば、洋服にその汚れやカビ臭さがつくのも当たり前。

オーストラリアの場合は洗濯機の修理工さんにお願いするしかありませんが、日本なら洗浄専門の業者がいるのでこれを機に洗濯機を洗浄してみては? アトピ-やお肌が敏感な人は全力でオススメしますよ。

それではまた!

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