掛け合わせる事で創られる美味しさ、その名はクロフィン @ Proud Mary

2016年9月23日

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急激に冷え込んだり快晴に恵まれたり  メルボルンらしい予測不能な日々の天気。
文明の革新は寒い地方から起こるといわれていますし、
くすぶった天気は、イノベーションの為の肥やしと考えれば
そうそう悪者扱いをせずに済みます。

その分、スカッと晴れた日の気分爽快さは何物にも代え難いです。
そんな日には、「そうだ京都行こう」ばりに
カフェ行こう」と思いたつわけです。

仕事の山もひと段落ついたので一人打ち上げと一人会議。
向かった先はProud Maryというカフェ。
ここの近所にあるジェラート屋さん(Messina)で甘いものを食べてから
コーヒーを頂こうと企んでいたら、行った時間はまだお休みしてました。
そんな訳でカフェに直行。

目を引くデコレーション


店内に入ってすぐの風景。
このお店は人気があるのでお客さんがひっきりなしに来て、テーブルに落ち着いたりお持ち帰りコーヒーを待っていたり。

私が面白いな~と思ったものが壁にふたつ。

一つ目は、大き目のスピーカー。
カフェでこれ位の大きいサイズのスピーカーを壁に掛けている所はあまり見かけないのでハッと目に付きました。

もう一つは、駅にある様な時計。
これだけ大きいと離れていても時刻がはっきりと見えますね。もっとも、最近はスマートホンで時間を確認する事が多いですが。


カウンター席に座ってコーヒーメニューを眺めます。
コーヒーの味わいは、果物を中心とした味で表現されていますね。
一番お高いブラジル産のコーヒーの説明を読むと以下の通り。

とても豊か、キャラメル、マンゴ、ブラウンシュガー、糖蜜、
グレープソーダ、あんず

う~ん、味が想像できる様な、出来ない様な。。。

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ティファニー式商品の陳列とは?


コーヒーのお共に何か良いものがないかなとショーケースを覗き込みます。

ケーキ屋さんに行った時などもそうですが、並んでいる食べ物を見てあれこれ「迷う」という作業は格別に贅沢な事だなと思います。

これをうま~く演出しているなと参考にしているのがTiffany&Coのホームページ。自分が見ようと思っている商品がありつつも、つい隣りに表示されるアイテムに目移りする様に絶妙な設計がされています。

カフェでのケーキやペイストリーの並べ方もぜひ参考にするべき手法ですね。

クロフィン、発見。


そして棚には、見慣れない表記、「クロフィン」のふだ。
形はマフィン、でもつぶさに見てみるとペイストリー状に薄い層が織りなされています。

名前から察するに、クロワッサンとマフィンを掛け合わせてあるのでしょう。これを注文してみる事に決定。それ以上は目移りはしない様に頑張りました。

青いカップとソーサーのコーヒー

コーヒーはマジックを注文しました。
ここのカップとソーサーは薄めの青色。
飲食業界で青を使うのは、一昔前まではあまりなく、ポカリスエットが青を使ったのはちょっとしたニュースでした。
じゃ、何で牛乳パックに青が使われているかといえば、

牛乳パックの白を基調としたパッケージに青色を用いることで、
青の残像であるクリーム色が現出。
濃い牛乳」というイメージを消費者に与えることが可能となる

という理由があるそうで。。。(Wikipediaより)

で、クロフィン食べてみた



その日はヘーゼルナッツのものとルバーブのものがありました。
私は前者を選び、来たのが上の写真のもの。

外側はハラハラで、中はしっとり。
写真では殆ど残っていませんが、中心にはヘーゼルナッツクリームが入っています。割と甘いので、コーヒーとの相性はバツグンです。

最初は上品に、フォークを使って食べていましたがそれだと食べにくい事に気づき、手で食べるのがベストだと分かりました。その方が美味しく食べられる気がします。

私はサクサクした歯ざわりのものが大好きなのですごく美味しく頂く事が出来ました。しかもサクッとした歯触りとしっとり部分のバランスもとても良かったです。次回はルバーブのを注文したいです。

まとめ


新しい味を創り出すのは、案外単純な掛け合わせだったりします。
ただ、それを思い付くというのは人並み外れた洞察力と想像力が必要なのでしょう。

今では当たり前となったイチゴ大福やクリーム入りのアンパンも一番最初に考えた人はすごいなといつも思いながら食べてます。今回、食したクロワッサン+マフィン=クロフィンも然り。

そんな創造と美味しいコーヒーに出会えるカフェ、Proud Mary、おススメです。

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