ラーメンマップを読み解く。メルボルンはいよいよラーメン三国志時代に

2016年10月8日

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実は私、 ラーメン大好きなんです。10年前、ラーメン屋さんと言えばメルボルンには選択肢が ほんの僅かしかありませんでした。しかも濃厚な豚骨ラーメンを提供してくれるお店はあまりなく、コアなラーメンマニアさん達は、みんなで集まってラーメンを作っていた程でした。

それが最近、ラーメン店の動向が少し変わって来たので、今回はそれについてご紹介します。

ラーメン屋ができはじめた頃


ほんの5年前くらいでしょうか、メルボルン中心街でラーメン屋さんがぼつぼつでき始めたました。その頃にラーメンの食べ歩きをしていました。まだまだ黎明期ということもあり、ほとんどのお店が麺もスープも改良途中であることは否めなく、いまひとつパンチが足りない事が多々ありました。

また、ラーメンを知らないオージーがアルバイトをしていると、替え玉(麺のおかわり)をしっかりと分かっていないらしく15分位してからやっと出てくる、といった有り様でした。

メルボルン・ラーメンマップ


※ 上の地図はインタラクティブ・マップになっています。

2015年11月現在、グーグルでメルボルンのラーメン屋さんを検索すると、これだけのお店が表示されます。お店の場所は中心街は半径3km 、ちょっとはずれた位置なら半径7kmまでにキレイに収まっています。

店舗は増え続けていますが、そのクオリティはまちまち。その理由というのが、このラーメンブームのトレンドに乗ろうとして店をオープンしている所もあるので、味が担保されていません。明らかに中国風のラーメン、といったところもあります。

とはいえ、店舗がどんどんふえてゆくのはラーメン好きとしては嬉しい事です。

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日本からの店舗展開

IMG_9185.JPG

2015年に入り、日本からの店舗がメルボルンに入って来ました。シドニーでは、一風堂が入っていますが、メルボルンには博多元助、そして東京豚骨を銘打つラーメンばんからが新たにオープンしました。元助は中心街、中心街からとなり街のホーソンに店舗が出ていましたが、ベッドタウンであるドンカスターのショッピングセンターにオープンしました。奇しくも同じショッピングセンターにばんからもオープン。


ドンカスターは、中国系の方が多く住んでいるので、日本食への下地はあるとは思うんですが、ここで注目したいのは、中心街から離れたベッドタウンにラーメン屋さんの店舗展開が進んでいるという事。これは今までにない方向性なので、ラーメンファンとしては嬉しい限りです。

今後のラーメン三国志の展開


日本では、ラーメン屋さんは新しい店舗が出来ても、数年たたないうちに潰れてしまう店がほとんど、という話をききます。日本はそれだけラーメンの競争が激しいのでしょう。

メルボルンはまだそこに至るまでではなく、三国志の様に領土、すなわち店舗展開の真っ最中。なので、今後も更なるラーメン屋さんがオープンするのは火を見るよりも明らかです。

日本から、更なるラーメン屋さんがオープンする事になれば、メルボルンに住んでいる人達も、より美味しいラーメンを求めて味が洗練されてゆくのではないでしょうか。

まとめ


小池さんでなくても、みんなが大好きなラーメン。メルボルンに住んでいる者として、ラーメンが手軽に食べられるようになってきている、というのは本当に有難いです。

今回の記事のラーメンの写真は、ばんからで頂いた時のもの。ラーメンに角煮が入っているのは斬新でした。

さあ、みなさんも、思い立ったらラーメンを食べに行きましょう!

したらな~。

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