オーストラリアの英語は何でも短縮して言う! 食べ物のスラングにはこんなものがあります。
「ビキー食べる?」
オーストラリアに住み始めてまだ日が浅かった頃、オージーの友人とお茶を飲んでいる時に言われた言葉なんですが、最初は意味が分かりませんでした。
日本で英語を勉強していた時にも、オーストラリアには独特なアクセントがあって、「mateはマイトと発音する」といった類いの事は頭に入っていましたが、実際にオーストラリアに住んでみると、こちら独自のスラングが多数ある事が分かりました。
オーストラリアのスラング、たとえば男性用の短パン水着ならCossie(コジー)とか、缶ビールの事をTinny(ティニー)とか、面白い言い回しがたくさんあります。でも圧倒的に多いのが短縮した単語。
日本にも省略した単語はゴマンとありますが、オーストラリアだって負けてはいません。そんな訳で今回は飲食にまつわる略語オージースラングをご紹介します。
ビキー = ビスケット
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冒頭に出てきたビキーはビスケットの事。大人から子供まで使っています。それだけオージーのビキー消費量が半端ないんでしょうね。
更にチョコレートはチョキーと略すので、チョコレートが入ったビスケットはチョキービキーとなります。
カブサーブ = 赤ワインの種類
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メルボルンにはワインの名産地であるヤラバレーがあります。ワインのテイスティングツアーに参加したりすればワイナリーで多様多彩なワインを試し飲みする事ができます。白ワインをテイスティングし、赤ワインも続けて飲み進んでゆくと、後半にはタンニンの利いた、深い味わいの赤ワインが出てきます。
これがカブサーブと略されるカベルネ・ソーヴィニヨン。味わいが重厚なので焦げ目のついたリブステーキやソースのかかったものと相性が良いです。オススメはDe Bortliというワイナリーのもの。ここのは香りが良いですよ~。
パーマ = 髪型ではない
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オーストラリアのパブでの定番料理といえばチキン・パルミジャーナ。この料理を略してチキンパーマ、もしくはパーマと言うんです。
チキンの胸肉にチーズとベーコンを一緒にフライにし、上にチーズを乗せてひと焼きしたもの。たいがいザックリ切られたフライドポテトが添えてあります。
ご想像の通り、脂っこい一品なのでビールが合います。
まとめ
Man without hats “Pop goes the world”
私の名前は「はつ」でオージーにもHatsuと呼ばれています。でも職場では、これを更に短縮したニックネームで呼ばれています。
これ以上短くしたら「は」なの?
と思われるでしょうが、そこは英語の国。Hatsuの最後の「 u 」を削除してHatsと呼ばれています。私の名前でさえ省略してしまうオージーの凄さに感服です、ハイ。
省略する事によって早く言えるという事もありますが、どうやらオージーは音韻的に楽しみながら短縮している傾向があります。地名のフランクストンなんて「フラガー!」(やったー!みたいに語尾をあげて言う)ですしね。
オーストラリアの英語を学ぶ際には、そういったスラングを探すのも楽しみのひとつに加えてやって下さい。
したらね~。