英語が話せるようになりたい人はまずコレを習得しなされ

2016年9月2日

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umpa
私は仕事上の関係もあって、日本の若い人たちと接する機会に恵まれています。そんな中、英語の事についてよく訊かれる質問があります。その質問とは、

「どうしたら英語が上手に話せるようになりますか?」

というもの。そうですよね、例えばワーホリでも短期留学でも多大なる資金と時間を投じて英語習得を目的にはるばるオーストラリアまで来ているんですから。聞いてくる人達の眼差しは真剣そのもの。

そんな訳で今回は「英語を習得したい人がまず身につけておくべき事」について紹介します。

英語を使って何がしたいですか?

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flickr.com CC license by Thomas Hawk
前出の質問をされた時、逆に私が投げかけるのは「英語を使って何がしたいんですか?」という質問。

この答については、人によってまちまちだと思います。
オーストラリアで出逢う人たちとうまく話したい、新しいところに行ってみたい、仕事を見つけたいなどなど。

おおむねのところは、人とのコミニュケーションをとりたいと言うことだと思います。だとしたら、英語はその手段であって目的では無いはずです。

日常的に英語を仕事で使っていて、一日の中で私が使っている英単語や文法などを考えてみると、それほど難しいものを使っていないことに気付かされます。その点から言えば、中学校英語を完璧にマスターしさえすれば必要十分な英語力はあるはずです。英検1級レベルのボキャブラリーをもっていなくても全く不自由していません。

リスニングにおいてはオーストラリアの独特なアクセントや訛りがあるので、慣れは必要だと思います。これって日本の英語教育がアメリカ英語に重きを置き過ぎている弊害で、今後はもっと多様な英語のリスニング教材、例えばイギリスやオーストラリア訛りの教材が増えるべきです。

コミュニケーションに必要なものは何?

実は私、けっこう人見知りなんです。
オージーが開くパーティー等に呼ばれた際、自分から話しかけるのはものすごく苦手。なので、壁の花になりがちです。別段、英語は普通に話せるんですが、知らない人に話しかけるのには、息を止めて水風呂に飛び込むぐらいの勇気を消費しています。まぁ、外からはそんな風に見えないと思いますが。

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英会話の心構えのメンター

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flickr.com CC license by Howard Lake
私はいろいろなフィールドに、たくさんのメンター(心の師匠)がいます。まぁ、勝手に私がメンターと決めているだけですが。ここでは英会話の心構えとコミュニケーションの分野での、私のメンターを紹介します。

以前シドニーに住んでいた頃、チャイナタウンにあった回転すし屋でアルバイトをしていました。私はキッチンで魚をさばいたりお弁当作りをしていたんですが、そこに皿洗いのおばちゃんがいました。おばちゃんは朝から晩まで、ひたすらお皿を洗い続けます。

このレストランは中国系オーナーが経営しており従業員も中国系の人が多かったのです。このおばちゃんもご多分にもれず中国系で、びっくりしたのは、おばちゃんは丸っきり英語が話せない事。挨拶でさえ英語でできません。

ただし、このおばちゃんの凄かったところはいつでもニコニコしながら、全て中国語で話しかけてくること。挨拶も中国語でしてくるし、きっとジョークを私に言ってくれているんでしょう、私は全然わからないんですが彼女はケタケタ笑っています。

そんな性格もあってか、中国語が通じないスタッフも含め、みんなから愛され、言葉が通じないにも関わらず、なんとなくおばちゃんに話しかけてしまいます。そして、ジェスチャーや表情からコミュニケーションを図ったり、なんだかわからないけど、おばちゃんが1人でボケとツッコミをしていたり不思議な会話が成り立っていました。

このおばちゃんに学んだのは自分から一歩、あゆみ寄って話しかける事
オーストラリアに住んでいる人はもちろん、ワーキングホリデーや語学研修でわざわざオーストラリアに来たのであれば、ちょっとだけ勇気を出して話し掛けてみて下さい。オージーはフレンドリーなので心配する事はありません。きっと、一生懸命に話を聞いてくれますよ。

まとめ

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flickr.com CC license by Chris Luby
そんな訳で、英語の習得も大事ですが、まず自分から話しかける努力をしてみて下さい。それがなければいくら英語が話せても発揮する機会に恵まれないというものです。コミュニケーション能力は天性のものもありますが、技術的な面もあるので、そういった場面が増えればおのずと磨かれていきます。

え?勇気を出して話しかけたけど、何を話して良いか分からない?じゃ、それはまた次の機会にお話ししますね。

したらな~。

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