オーストラリアでもごぼうはスクスク育つよ。ごぼうを収穫してきんぴらとサラダにしてみたよ。

2016年12月5日

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今日はオーストラリアではクイーンズ バースディで祝日。しかも好天に恵まれました。

ここのところ雨や曇天ばかりだったので、ずっと後回しにしていたごぼうの収穫をスタートすることにしました。

ごぼうは冷凍になったものを日本食材店で変えますが、冷凍ものだと風味と食感がイマイチで豚汁を作っても、ひと風味足りない感じになってしまいます。やはりごぼうは生の方が良いですね。八百屋さんではごぼうは売っていないので、私がメルボルンに来て家庭菜園を始めた頃からごぼうは育てていました。

ごぼうの良いところは根菜なので、必要な時に食べる分だけ収穫すれば良いところ。また、苗床がなくても園芸屋さんで売っている土袋で直接育てる事もできるんですよ。

うちのごぼう用プランターを紹介します


春に植えたごぼうの苗、通常5月中旬に収穫していますが今年はずれ込んでしまいました。

オーストラリアでも日本の野菜の種はあちこちのナーサリーで買うことができるようになりました。(こことかこことかこことか)

うちでのごぼうの栽培は地面に直接植えて育てるのではなくトタン板で巨大なプランターを作り、その高さを稼いだ上でごぼうの苗を育てます。

土の中には等間隔で波状のプラスチック板を斜めに差し込んであります。これがあるとごぼうはプラスチックに沿って育ってくれるので収穫が圧倒的に楽ちん。

また土を崩すにあたってもプラスチック板の端っこを持って振動を与えてあげれば比較的簡単にポロポロと崩れてくれます。


ある程度地を崩して行くとごぼうが顔を出し始めます。

直径1センチ以下の細いごぼうはシャベルを使わずとも簡単に手で収穫できるんです。

太いものは傷つけないように慎重に周りの土をどかして掘り進みます。


私はずぼらな育て方をしているので、種を辻状に撒いた後、間引きとかはしていません。

殺虫ペレット剤も撒かないので、種から芽を出したばかりのふたばをカタツムリにしこたま食い荒らされたりもします。それでも生き延びたものは、その後もすくすくと育ってくれます。

不思議なもので、太いごぼうが育っているところには太いごぼうが群れをなして育ち、ひょろひょろしたごぼうは細いなりに群れをなして育ちます。植物でも「類は友を呼ぶ」んでしょうかね?

地中深くまで育ったごぼうはどうするの?


時々、育ちがめちゃくちゃよくて1メートル以上の長さに成長することもあります。

その場合、シャベルでは到底、用をなさないので縦穴掘り用シャベル (pincer shovel) を使います。これは穴を掘りつつ土を挟んで堀り出すと言う道具。通常、穴を掘る時は斜めにしか掘り進めませんが、これだとまっすぐ下に向かって掘り進めるので便利。

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本日の収穫


今日、掘り進めたエリアは表面積からすると1メートル× 40センチ。それだけの面積でこの量のごぼうが取れました。

大きいものは3本、50センチ位のものは5本。後は小さくて短いものばかりですがそれでも良はたくさん取れましたよ。

途中、折れたりしても気にしない気にしない。すぐに料理してしまいましょう。

ざっと洗います


洗って泥を落とします。うちのある地域は土が粘土質。なのでしっかり洗わないとごぼうにこびりついていたりします。

柔らかめの金タワシで洗うと泥が取れますし固めの皮も落ちるので楽ちんです。


枯れ木も山の賑わい、と言いますがちびっこいごぼうもこれだけの量が集まれば食べるのに十分。

ごぼうを千切りにしてお酢をちょっと入れたお水にさらしておきます。こうすれば変色を防げますし、アクも取れるんですよ。

まとめ


きんぴらごぼうにしようか、ごぼうサラダにしようか迷ったので両方作りました。ごぼうサラダはゴマをすったドレッシングで頂きました。うん、美味しい!

オーストラリアでは日本の野菜はあまり売っていません。カブ、白菜、大根あたりはアジア系の食材店で扱っていますが、シソ、ごぼう、みつば、みょうがなどは売ってないんです。でも、これらの苗は手に入るし、育てるのもそんなに難しくはないので育ててみるのも楽しいですよ。

家庭菜園で美味しいごぼうライフを! したらな~。

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