メルボルンでどこまで日本食材が揃えられるのか? アジア系食材店で買えるものはコチラ
日本のインターネット界隈では海外移住が話題になっていますね。海外移住するのにも国や地域文化風習治安などいろいろ考慮する点が多いです。
そして重要なポイントの一つが食べ物。
ノマド的に住むにしろ永住を考えるにしろ、日本食が食べられるというのは有難いもの。
そこで今回はスーパーで買える日本食材ではなく日本食材店でもなく、 あえてアジア系食材店でどれだけ日本食材が手に入るのか調べてみました。
そこであった意外な発見も含めご紹介します。
今回訪問したお店「Hong Kong」
今回訪れたのはクレイトンという町にある香港というアジア系スーパーマーケット。メルボルン中心街からは電車で南東へ30分の位置。
以前は小さなお店だったのが大改装して現在のスーパーへ形態チェンジ。スーパーになってからは取り扱い品数も圧倒的に増え、スーパーの名に恥じないものになりました。
野菜編
日本では当たり前に売っている野菜がこちらだと貴重だったりします。
そんな中でも有難いのが大根。英語名もそのままDaikonですね。 料理においてのオールラウンドプレイヤーだけにその存在は非常にありがたいです。
里芋は季節によって登場しますし、ヤツガシラは中国系の人にも人気なのかよく見かけます。
人参の右隣にあるのはニラ。 通年見かけるんですが お値段は高め。餃子には欠かせません。
ごぼうと山芋、私は大好きなんですが見かける事がありません。無いものは基本、自分で育てるようにしています。
中国系のハーブは品揃えがあるのですが 日本のものは皆無。 なぜかそこに混じってシソの葉が登場するようになりました。
でもこのシソ、青シソと赤シソが交配してしまったような色と香り。
大葉は日本食材店で見かけましたが、みょうが、むらめは残念ながらどこへ行っても見当たりません。
これから寒くなってくるメルボルン、 銀杏が出回り始めました。 炒って食べたりおでんに入れたり、茶碗蒸しにもいいですよね。
こういった香りが楽しめるものが出揃っているのは嬉しい限り。
中央にあるのは春菊。 鍋物やおひたしにして食べたい!
最近はキノコの種類も充実してきました。 エリンギ、しいたけ、えのきが並んでいます。
あとしめじも見かけますが、舞茸や松茸、なめこはありません。なめこ汁好きなんですけどね~。
冷蔵セクション
お豆腐の種類は豊富です。 中国系の固い豆腐から絹ごし木綿ごし豆腐まで。他にも揚げ豆腐も並んでいました。
卵豆腐も買えるんですがタレはついていません。
オーストラリア製ですがパッケージングにも日本語が使われています。
豆腐の隣りには餃子やワンタンの皮が並んでいました。右端にあるお徳用パックを買ったら一体餃子は何個できるのでしょうね。
冷凍セクション
納豆は冷凍セクションに並んでいます。 しかし不思議なのがこれほどまでに陳列スペースを割いて たくさんの種類がの納豆が置いてあること。
そこまで納豆の需要があるのでしょうか?
冷凍セクションには薄切り肉が置いてあります。 すき焼きやしゃぶしゃぶ牛丼をするときには欠かせないこの薄切り肉、 通常のお肉屋さんに行くとせいぜい3mmくらいにスライスされたお肉しか手に入りません。
お弁当などに簡単に入れられる冷凍のお惣菜は あまり種類がなく、そのカテゴリに入れられるのが冷凍餃子ぐらい。
日本と違う点は水餃子のバラエティが多いぐらいですね。
あと冷凍ものでおでんセットもありました。中国系列の会社のようで、内容が日本のとはちょっと異なっていました。
日本のアイスクリームが恋しくなってもご安心あれ。
雪見だいふく、ホームランバー、チョコモナカなども並んでいます。特に抹茶アイスはオーストラリアでも市民権を得ています。
乾物セクション
ここのスーパーでは 1列 の方がは全てに日本食材が並んでいます。
ボーロやハイハイン(幼児向けせんべい)を脇目に見つつ、棚をつぶさに見ていきましょう。
即席乾麺は有名どころは一通り並んでいます。ただし。。。
値段はご覧の通り高級食材です。私の好きなマルちゃん正麺もなかなか手が出せません。特売価格で約820円!
お味噌、カレールー、漬物、梅干し、ふりかけ、こんにゃく。うちでは混ぜご飯の素を重宝しています。
見当たらなかったものとして青のりとさくらでんぶ。あと、ひじきは見かけませんね~。
お料理の「さしすせそ」といえば
- 砂糖
- 塩
- 酢
- 醤油(せうゆ)
- 味噌(みそ)
ですが、このお店では日本の通常のお酢に加えて寿司酢や米酢もありました。
みりんもありますし、オージー受けの良いお好み焼きソース、たこ焼きソース、マヨネーズも2ブランドが並んでいました。
おかしセクション
スナック菓子も充実しています。有名どころはだいたい揃っている感じ。
日本のお菓子であっても生産国を見ると例えばマレーシアだったり韓国だったりしていて、パッケージングが若干違う場合があります。
アジア系のお菓子で日本語が書いてあるものにありがちな誤訳。
上の写真はその典型で「オリジナルテイスト」と書きたかったのが「原始の味」になってしまっています。
お酒セクション
お酒を扱っているセクションもあります。日本酒、焼酎、梅酒まで色々揃っています。
ただしオーストラリアは酒税の税率が非常に高いので要注意!日本では安価なお酒だったのがこちらでは目玉が飛び出るような値段で販売されています。
まとめ
いかがでしたか?大概の日本食材はこのスーパーに来れば手に入ります。記事内でたびたび触れましたが、値段設定が高いのが玉にキズ。
日本食材店やダイソーに行けばもうちょっとバラエティーが豊富だったり、安く手に入ったりします。
今回はアジア系のお店に縛ったにも関わらず、ここまで色んな日本食材が手に入るという事は、メルボルンに来て日本食材に困る、という事はないですね。ありがたや。
それではまた!