ラクサの王様という名前に偽りなし ! ラクサ・キングの旨さの秘密がコチラ
メルボルンはだいぶ暖かくなり、生ゴミをコンポストに混ぜないで捨てたら臭くなってしまう位の暑い天候の日もチラホラ。
そんなメルボルンには、たくさんのアジア料理のレストランがあります。そのレストラン名でよく目にするのが「サイゴン」「トーキョー」などの地名、「パレス」「ゴールデン」などの形容、「ラッキー」「ハッピー」などの気分系などなど。
カフェは名前に「Bird」が付いたところが多いのですが、これは何故なんでしょうね?他の動物は猫が付くカフェが数軒あるぐらいで、あとはバラバラです。
繁盛しているカフェやレストランの名前の傾向性を調べたら面白い結果が得られそうですが、それはまた次の機会に。
今回向かった先はラクサ・キング。ちょっと調べてみたら、メルボルンに「何とかキング」が付くレストランはカレー、ダンプリン(餃子)、ラーメン、ドーナツなどがありました。
このレストランを含め、王者の呼び名に相応しいレストランなのか、その王国に踏み込んでみましょう。
充実のメニュー
てっきりラクサの専門店かと思い込んでいたら、メニュー陣の豊富なこと!リストの長さにはビックリです。名前からしてラクサ専門店と思わせて、その他のメニューの充実ぶりの落差には驚かされました。
メニューには、料理に番号が振ってあるのが有難いです。時々、読み方がサッパリ分からない料理とかありますもんね。
各テーブルにはお箸とスプーン、それにレンゲが置いてあります。このスマートなレンゲの収納スペース、レンゲを置く場所を取らないのみならず、従業員さんとしても残量が一目で分かる賢い容器ですね。
店内は広々としていて席数もたくさん。でもでも、ピーク時間にはすぐに満席になる程の人気店なので早めに行く事をオススメします。
ここのラクサの旨さの秘密はね
注文してから余り待たされずにラクサが出てきました。私が注文したのはコンビネーション・ラクサ。これは色々な具が楽しめる一品です。
旨さの秘密 その1 ココナッツ・ベースのスープ
立ち昇る湯気とほんのり甘辛い香りが食欲をそそります。ココナッツが甘い味と香り、そしてチリが旨味をギュッと引き締めています。しかも他のお店のラクサと比べ、ずっと味わい深いんです。
旨さの秘密 その2 様々な具が楽しめる
これはコンビネーション・ラクサに限定されますが、色々な具が入っていて味と食感の変化を楽しめます。写真でキクラゲに見えるのは、実はナスで、私も気に入っている具のひとつです。
旨さの秘密 その3 二種類の麺と茹で加減
麺は2種類入っています。米粉ベースの細い麺と小麦粉ベースの太麺。それぞれスープの絡み具合も違うし、味も食感も違うのでドンブリ一杯で2度美味しく食べられます。
ラクサも良いけどサイドメニューもね
ハニーチキンとライスも注文してみました。ご飯は長細いお米で、まるで「まんが日本昔話」の様に山盛りに丸く付けてあります。レストラン側の「たぁ〜んとお食べ」という愛情が伝わって来ますね。
アイスカちゃん?いいえ、アイス・カチャンです
見た目も圧巻のアイス・カチャン。エベレストもビックリの急斜面。出て来た時は「げ!これは食べきれるかな(弱気)」と思いましたが、氷がふんわりとしていたので食べやすかったです。
アイス・カチャンにはジェリーやライチがそこのほうに入っていてうまく混ぜながら食べるのがコツです。周りに何もこぼさずに食べきる事ができたら、あなたも立派なカチャラー⁉︎
まとめ
私も麺類は好きなので、あちこちのレストランでラクサをたべていますが、美味いの、安いの、早いの三拍子揃って、しかも「美味いの」が他より頭一つ抜けたレベルにあります。
ここでラクサを食べるなら、ハンカチとちり紙の用意を忘れずに。アツさ+ウマさ+カラさで鼻垂れ小僧になりますよ。
したらな〜。
さて問題です。この記事には何回、”らくさ”が登場したでしょうか?
Laksa King (ホームページ)
6-12 Pin Oak Cres, Flemington VIC 3031