光速パソコン仕事術で効率アップ!効率化オタクが執筆した本のココがすごい!
突然ですが皆さんは時間の使い方は上手ですか?
私は時間の使い方が下手なせいで自分が嫌いになった時期もありました。それ以降、いろんな本読んだり色々なセミナーに参加することによって新しい知識を得、そこから日々の生活の改善をしてきました。
まだまだ手を付けるべき点は多いものの、 昔に比べれば圧倒的に効率は良くなりました。
もちろん時間を有効活用するためには日々の生活様式、といった面もありますが知識で改善できる点も、ことのほか多いんですよ。
そんなわけで今回、私が手にしたのは プロブロガーであるヨスさんの著書『効率化オタクが実践する光速パソコン仕事術』(タイトル長ッ!)
私もパソコンに関しては腕に覚えがあるので、果たしてこの本でどれだけのことを学べるのか興味がありました。同時に私が尊敬するプロブロガー、どんな仕事術を用いて忙しい中でも効率的に仕事をこなしているのか、といった点に非常に興味がありました。
そんなわけで今回はヨスさんの本をご紹介します。
警戒色が施されているカバー
まず この本を手に取ってみるとまばゆいばかりの黄色。自然界において黄色は警戒色。ミツバチやスズメバチが良い例ですね。 それほど心して読みなさい、という事でしょうか。。。
心して本のページをめくってゆきます。
著者の「ヨス」さんってだれ ?
ヨスさんのブログ、yossennse.comより
本にある著者プロフィールによれば、ヨスさん ( @yossense ) は1976年生まれ。香川県丸亀市出身。プロブロガー。月に100万回以上読まれるブログ「ヨッセンス」を運営。
同時に英語情報メディア「英語びより」の編集長。実はこちらのサイトに私も英語記事を寄稿しています。
この本の目的とするところ
まずは
「パソコンを効率よく使い仕事を早く終わらせること」(3p)
「もっと仕事を効率化させるにはどうしたらよいか?」を考える「クセ」を身につけていただく (5p)
単純にパソコンの仕事早く片付けるだけでなく全ての面において効率的に早く完結させる、そしてその方法を常に考え構築していく。ここがキモですね。
あえて堂々と言います、私は「 超・面倒くさがり」です。(5ページ)
実は私も面倒くさがり屋です。でも、面倒くさがり屋さんが持つ能力として「不必要に手間がかかる事を見つける」事ができます。
この能力を活用しない手はありません。面倒くさがりな人ほど、面倒くさい事はどんどん効率化していきましょう!
『光速パソコン仕事術』は7章構成になっています。それぞれの章がカバーしている内容を、私が思った事を付け足しつつご紹介します。
1章 パソコン仕事術十則
「仕事の簡略化に限界はない!」(14p)
「これって楽する方法はないかな?」と常に考え、試行錯誤する習慣です。 (16p)
効率化って実はエンドレスに進めていくことができると思います。今、思いつくことができる手法以外にも時代とともに新しいテクノロジーが解決してくれる場合もあります。
例えば FAX が全盛だった時期もありましたが現在はメールやSNSがとってかわっています。
ここでポイントとなるのは試行錯誤してゆく事を「習慣化」する事。パソコンのことに限らず身の回りのことを効率化することは非常に大切です。これによって時間も労力も大幅に軽減することができます。
2章 ショートカット
キーボードショートカットを使い倒し方を紹介しています。合わせて使えるアプリケーションの紹介もあります。
その節約できた時間を、頭を使う仕事(質の良い企画を考える等)」にまわし、仕事のクオリティを上げる。(51p)
もし浮いた時間を更なる効率化に回せるのだとしたら、時間短縮は飛躍的に進みますよね。
3章 単語登録で入力時間を短縮
単語登録のメリットは入力をミスを減らせるということ。(77p)
累積するタイプミスを減らすことによってどれほど時間の短縮ができるかという事が力説されています。
実は私タッチタイピングがあまり上手ではないので、これは相当な時間短縮が期待できます。
ここで紹介されていた変換登録で感心したのが、アルファベット一文字で単語登録するという事。
例えば 「ん」なら「n」一文字だけというふうに 特に記号にアルファベットの1文字を割り当てれば、いちいちシフトキーを押さずにも変換する事ができます。
もちろん、単語を割り当てる事も可能。「m」を変換すると「メルボルン」と表示させる事も可能です。
4章 ブラウザは 「クローム」
ネットを閲覧するためのブラウザですが、4章ではグーグルが公開しているクロームが紹介されています。
その理由として「同期」できるメリットと、これまたショートカットが紹介されています。
ちなみに私もクローム、使っています。使い勝手、なかなか良いですよ。しかもブラウザ上で文章や画像を編集できるので、ウィンドウズ機でもマックを使用してもへっちゃらなのは強みですね。
5章 クラウドでどこでも仕事
「クラウド」とはインターネット上に自分のデータを保存するもの。つまり画像や動画、書類やファイル、フォルダーを全てインターネット上に保存できる仕組み。
この章ではクラウドサービスの紹介と活用例が書かれています。
ポイントとしてはいつでも、どこでも、どのデバイスでも 自分のデータにアクセスできるようになるという事。
万が一、USBやCD-R、パソコンが壊れてしまっていてもクラウドに保存してあれば安心なのです。
6章 情報の共有化
パソコン上のGoogleカレンダー や Facebook グループでの情報・予定の共有化についての章。
実際、私もGoogle カレンダーを頻繁に使っています。便利な点は地図のアプリと連動させられるので、自分や家族の予定を見て、集合場所までの経路や時間をカンタンに見る事ができます。
7章 スマホの一つ上の使い方
スマホの使い倒し方を紹介した章。フリック入力の仕方から音声入力、Gmailを活用する意味などが網羅されています。
私はスマホのフリック入力が苦手なので専ら音声入力を活用しています。現にこのブログも音声で入力しているんですよ。
まとめ
この本では「効率化」が根底に流れているテーマ。ただ、そこからさらに深読みすれば、人生の中の限られた時間を有効に使い、より幸せな暮らしをして欲しい、そんな思いが文章の端々から汲み取れます。
会社以外に活躍の場を築くことが、 人生の充実度をさらに高めてくれることでしょう。(199p)
パソコンを使う上での効率化をより充実させたいのであればオススメの1冊です。