メルボルンで北京ダックを一羽丸ごと買ったらおいくら?衝撃のお値段は!
メルボルンには中華料理屋さんがたくさんあります。特に中華系移民の街、ボックスヒルには中華料理屋さんがズラリと並んでいます。
お店の前を通ると必ず目にするのがガラスのショーケース越しにぶら下がっているロースト肉の塊、ローストされたチキン、そして見事な照りで焼き上げられた北京(ペキン)ダック。
中華レストランで北京ダックを注文するとテーブルで皮をそいでその場で盛り付けをしてくれます 。ダックの皮のパリパリ感とラップのもちもちした食感、甘いソースとネギの清涼感が一体となって、えもいえぬ味わいの逸品。
唯一の難点は値段が張ること。ならばいっそ事、おうちで北京ダックを食べたらどうか?
お店に吊るしてある北京ダック、実は個別で買うことができるんです。
ということで今回はおうちで北京ダックを楽しんでみよう、というお話です。
北京ダックのための材料を揃える
まずは北京ダックを買う前に、材料を揃えます。ダック以外に必要なものは
- 北京ダックに付けるソース
- 長ネギ
- きゅうり
があればオーケー。それらを早速買いに走ります。
最初に探したのはソース。行きつけのアジア系食材店で調味料セクションへ直行!
甜麺醤(てんめんじゃん)を探します
北京ダック用のソースは甜麺醤(てんめんじゃん)といいます。これだけソースがたくさん立ち並んでいたので店員さんに在り処を尋ねました。
人気のあるソース、例えばオイスターソースであれば複数のブランド製のものが並んでいたりしますが、甜麺醤の場合、1種類しか見つかりませんでした。
やっぱりあまり北京ダックはそこまでの人気はないようです。
北京ダックを包む皮は冷凍エリアに
お次は北京ダックを包む皮。これは冷凍食品エリアにありました。英語名はPeking Duck Pastry。
安いの(約300円)と高いの(約400円)があったので両方買って食べ比べてみます。
細いネギしかありません
メルボルンには細いネギしかありません。でもこれで用は足りるので今回は問題なし。
ネギのぬたを料理に使いたい場合は自分でネギを育てるしかありませんね(笑)。
そして北京ダックとのご対面
そして役者の(文字通り)大トリは北京ダック。中華料理屋さんのぶらさがっているヤツを買ってきました。
気になるお値段は。。。。
$31(約2,550円)
私が想像していたよりもずっと安い! レストランだとこれよりもずっとお値段が張るのでちょっと拍子抜け。
皮の部分を切り分けます。レストランで捌いてくれるようなキレイな感じにはなりませんでしたが、雰囲気は出ているのでこれで良し。
北京ダックを食べてみた感想
皮に甜麺醤をひと塗り、長ネギをパラリ、そして北京ダックの皮を多めにして巻きます。
北京ダックの肉のジビエ的風味、パリッとしたダック皮、モチっとした包み皮、甜麺醤の甘さ。口にした食感が素敵なハーモニーを奏でます。
自宅で食べれば上品ぶらずに肉多め、ネギ多めで食べる事もできますし、何よりおサイフに優しいのが良いですね。
ちなみに包み皮、高いのと安いのの2種類を食べ比べてみましたが、あまり差が分かりませんでした。
それではまた!