ダークチョコレートを贅沢に使ったオトナのスモア。ダイジェスティブビスケットでウマさ倍増!
前回の投稿に引き続き、スモアのお話。スモアって何?って思った人は前回の記事を読んで下さいね。
前回はマリービスケットを使ってスモアを作りました。美味しかったのですが、気になった点が2つ。
ひとつめは、かじった時にマシュマロがビスケットにつぶされてみるみるはみ出してしまいキレイに食べる事ができなかった事。オリジナルのレシピではビスケット部にはグラハムクラッカーを使っているので、ちょっと方向性が違うのか? とも疑ってみました。
そしてふたつめは、マシュマロとミルクチョコレートの甘さが被ってしまっていて、ただ単にめっちゃ甘いだけになってしまった事。もうちょっとチョコレートを活かす方法があるんじゃないか、と考えてみました。
この2つの点を改善すべく材料から考え直し新しいレシピを打ち立てて実験してみたのでご紹介します。前回の問題点を改善すべく材料から考え直し、新しいレシピを打ち立てて実験してみました。
【参考リンク】 キャンプファイヤーで絶対食べたい定番スイーツ、「スモア」はおうちでもカンタンに作れるよ
今回はオトナのスモアを作っていきます。では行ってみましょう。
「オトナのスモア」 作成のコダワリ素材
今回も前回同様、材料は3種類のみ。ただ、使っているものが違います。
- 大きめのマシュマロ
- ダークチョコレート(86%)
- ダイジェスティブビスケット
前回に比べて材料が66%も違っているので、これはもう別ものが出来あがってくるのが想像できます。楽しみ!
とってもダークでとってもビターなチョコレート
今回選んだのはCadbury社のカカオ86%チョコレート。なぜ86%という中途半端な数値なのか? 勝手な想像ですが、人気のあるライバル会社が85%のチョコレートを出しているので、それに勝ちたかったんじゃないのかな、と。
このチョコレート、食べてみると甘さよりも苦味が強く感じられました。これぐらいビターな味と風味ならマシュマロと良いバランスを保ってくれるでしょう。
イギリス発祥、「ダイジェスティブビスケット」とは?
前回使用したマリービスケットから、今回はダイジェスティブビスケットに変更しました。本家本元はグラハムクラッカーを使いますが、オーストラリアでは見当たらないんです。なのでいろいろ調べたところ、グラハムクラッカーのサクサク、ホロホロした食感はダイジェスティブビスケットが一番近いとの事。なのでこれを使う事にしたんです。
ダイジェスティブビスケットは「ダイジェスティブ」の名が示すとおり、消化を助けるために発明されたビスケット。その特徴は原料にあります。
通常のビスケットは精製小麦粉だけを使いますが、ダイジェスティブビスケットは全粒粉が混ざっているんです。なので色も茶色っぽさがあり、かつ独特の口当たりがあります。
今回は実験も兼ねて、2種類のダイジェスティブビスケットを買ってみました。1つはマクビティ社のオリジナル、もう一つは類似商品でチョココーティングされたダイジェスティブビスケット。
材料が揃ったところで調理をスタートしましょう。
ビスケットを焼いてチョコを溶かす
ホットサンドメーカーでビスケットにチョコレートをひとかけら載せ、さらにビスケットをかぶせて焼きます。ホットサンドメーカーがなければ、オーブントースターでもオーケー。
天板の高さを調節し、上部のビスケットが天板に接しないように調節します。この状態で約1分。
ある時点を過ぎると急にビスケットが焦げ始めるので要注意です。
表面に軽く焼き色がつく位になったら出来上がり。その頃にはチョコレートも良い具合に溶けているはず。
そしたらマシュマロに割り箸を刺し、ガスコンロできつね色になるまで炙ります。
焼きあがったマシュマロをビスケットではさんだらできあがり!さっそくいただきましょう!
当然ダイジェスティブビスケットでもマシュマロは潰れてこぼれ始めます。でもその溢れ方が段違いでマリービスケットより少ないです。
高さ5cmはあろうかというスモア、見た目のインパクトも絶大です。
チョココーティングされたダイジェスティブビスケットでも作ってみた
チョココーティングされたダイジェスティブビスケットも使ってスモア、作ってみましたよ。これにはダークチョコは足さず、ビスケットに付いているチョコを熱したのみ。チョコを挟む手間が要らないので楽ちんで作れました。
で、肝心のお味は、前回の甘~いスモアと同様な味わい。ダークチョコを使ったスモアの方が味わいが深いです。
まとめ
スモアを作るのは2回目なので、マシュマロに上手に焼き色をつける事ができました。それとちょっと焦げたダイジェスティブビスケットの香ばしい匂い、そしてダークチョコの風味が素敵なハーモニーを奏でます。
上の写真の状態からスモアをかじると、マシュマロは少し溢れ出てしまうんですが、ダイジェスティブビスケットがサックリ割れるおかげで口の中に入りやすかったです。
狙った通り、ダークチョコは良い仕事をしてくれていて、マシュマロの甘さとの拮抗が絶妙でした。あとで気が付きましたが、甘さの調節はマシュマロの量を加減すれば良かったんですね。
このレシピはカンタンですし、作っていて楽しいので全力でオススメしますよ~!
今回使用した材料(もしくは近いもの)はこちら。
オーストラリアのスーパーでも買えるチョコ。ビターな味わいがとくと楽しめます。【関連記事はこちら】
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メガサイズのマシュマロがこちら。これだけで食べてもボリュームあります。
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ダイジェスティブビスケットはこちら。
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それではまた!