ダブルマック? いいえ、マクドナルドではなく○○○です。
もうすぐイースターのメルボルン、街はイースターめいて装飾は
イースターエッグやイースターバニー(うさぎ)の絵柄で溢れています。
そんなイースター気分を尻目に、
今回向かった先はSnow Pony。(リンク先はfacebook)
前回訪問した時からは改築されていて
印象がガラッと変わっていました。
特にお店の上にいる白馬さんのリップカラー、
ピンクの口紅をグリグリ塗った感じなのには圧倒されました。
クレジットカード社会のオーストラリア
カフェの入口にデカデカと書かれたキャッシュ・オンリー。
オーストラリアはクレジットカード社会の為、
スーパーのちょっとした買い物でもカードを使います。
当然、カフェでもカード払いが多いのですが、
時々カード不可のお店に出くわすと、お財布の中身が気になります。
通常、あまりキャッシュを持ち歩かないので
カフェで豪遊(?)しようものなら、
すぐにお金が足りなくなってしまいます。
エスプレッソマシンの色の謎
様々なカフェをまわって、たくさんのエスプレッソマシンを見ましたが
大概は素材の金属色のシルバーで、その次は黒。
そしてその次に多いのが赤で、黄色はマイナーな方。
木目調や青色のものにも出くわしますが、滅多にありません。
ここで不思議に思ったのが、赤と黄色のマシンの存在。
エスプレッソマシンはイタリア製。そして
イタリアの車の有名どころと言えばフェラーリとランボルギーニ。
この二つのメーカーの車の色のイメージといえば赤と黄色。
しかも中途半端な色合いではなく、目がスッキリと覚める様なビビッドな色調。
光の3原色(赤・青・緑)のルールからいっても、
緑や青のマシンがもっと多くても良さそうなモンですが
なぜか見当たりません。ラテンな血が許さないのでしょうか?不思議です。
カフェで目新しい食と出会うコツ
ウェイトレスさんに「ダブルマック」を注文します。
これが一体何なのかは次の章で説明しますが、
なぜ私が色んな新しい料理や飲み物を知る機会があるのか
説明しましょう。
私がいつも注文するコーヒー(Long Black with hot milk on the side)も
今回注文したダブルマックも、実は
カフェでたまたま周りのお客さんが注文していたから知ったんです。
で、オーストラリアだと気軽にそのお客さんに
「それって何ですか?」と聞ける雰囲気があるんです。
すると、その客さんはたいていはその注文したものが大好きだから、
その詳細や美味しく頂くコツなんかを教えてもらえます。
もしみなさんがカフェで面白い料理や飲み物を見つけたら
ぜひ「それって何ですか?」と聞いてみましょう。
節度を持って尋ねれば快く教えてくれますよ。
ダブルマックの正体
来ました!ダブルマック。
いえいえ、飲んじゃった訳ではありません。
始めからカップにこの量で来ました。
オージーは何でも省略して言うのが好きで
バーベキューはバービー。
アンビュランス(救急車)のかわりにアンボー。
ガービッジトラック(ゴミ収集車)はガーボ。
これと同じ調子でマキアートというコーヒー、略してマックという訳です。
で、このマキアートはエスプレッソを1ショット、
それにミルクの泡部分をスプーン1~2杯分入れたものなんですが
エスプレッソをダブルショット、それに合わせてミルクと泡の部分も
増やしたのがダブル・マキアート、略してダブルマック、
という訳です。。
写真左はマジック、右がダブルマック。明らかに量が少なめ。
さて、さっそく頂いてみます。
香りは、ミルクが入っているのも何のその、強烈なビター風味がします。
味はパワフルなニガ味が、ちょっとすすっただけで口の中に広がります。
抹茶のお濃茶を頂いた時の鮮烈なニガ味とはまた違った方面の味覚。
一緒に注文したピスタチオをラスベリーのカップケーキ、
しっとりした甘さに助けられて完飲する事が出来ました。
量は少ないですが、それ相当の破壊力があります。
まとめ
ちょっと背伸びして注文したダブルマック、
私の口にはコーヒーのニガ味がパワフル過ぎました。
もう少し修行してから出直して来ます。
カフェにいった時、自分の注文を待つ間に
ウェイトレスさんがほかのお客さんに運んでゆく料理を見ながら
「あれって美味しそう」とよく思うんです。
四の五の考えず、その料理をそのまま注文するのって、
案外わくわくして面白いです。今回みたいに、
自分の守備範囲外にあるものもあったりしますが、
それはそれで楽しむ事ができるとしたならば
いつも刺激に満ちたカフェライフを過ごせます。
どうですか?次にカフェに行くチャンスがあれば
「あれと同じのひとつ(I’ll have what she/he is having)」
と注文してみては?
したらな~。
バーガー画像は日本マクドナルド
から拝借