メルボルンは夏ハチミツの収穫時期。フローハイブにも蜂蜜が貯まってきたよ、の巻

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先日はシドニーで気温が47℃まで昇り、シドニーで歴上最高気温が更新されたところですが、メルボルンもそれに負けじと暑い日が続いています。

お隣さんのユーカリの木には赤い花が満開。その花の蜜を吸いにロリキート(ゴシキセイガイインコ)いう鳥がやってきています。ミツバチたちも忙しそうに蜜を集めて回っています。

春から夏にかけて、咲いている花の蜜を集めて作られたハチミツがそろそろ収穫時期。今回はその経過報告についてのお話です。

ハチミツの収穫

うちには蜂のコロニーが2つ(2群)あります。夏の期間は群の勢いが良いのでタテに4箱(4階建て)積み上げて、冬の間は2~3箱に減らします。

ハチミツの収穫は年に2回。初夏と秋中旬。でも干ばつや春の花の咲き具合が悪い年は1回だけの収穫。

専業で養蜂をやっていたとしたら、年によって収穫量が半分というのは収入が半減という事で不安定になってしまいますね。

初夏ハチミツ、収穫!

2群のうち、ひとつのハチミツを収穫しました。収穫量は例年並みで約20kg。

うちの蜂蜜は百花蜜と言って色々な花の蜜がオーケストラのように混じり合って 美味しさが多重奏になっています。

そろそろ もう一つの方の巣箱からも蜂蜜を収穫しようと企てていますが、こちらは一味違うシステムが導入されています。

フローハイブに ハチミツは貯まっているのか?

手前の方の巣箱のにはフローハイブが設置してあります。これが何かというと、巣箱の中を開くことなくハチミツを収穫できるという画期的な養蜂道具

通常は巣箱を開いて、中からハチミツを貯蔵してある木製のフレームを取り出し、そこからハチミツを抽出します。この手間も時間もめちゃくちゃ掛かりますしミツバチの負担も大きいです。

しかしこのシステムなら巣箱自体は開かないのでミツバチの居住区に人間の手が入りません。このシステムを考えた人、本当に天才!

ではどれぐらいのハチミツが貯まっているか、観察窓を開いて中を見てみましょう。

横窓から覗いてみる

横窓から覗いてみます。 横窓から見える箇所は蜂の巣のいちばん外側、つまりミツバチがハチミツを貯める一番最後の順番になる箇所。

ここに蜂蜜が貯められていれば巣のハチミツ貯蔵庫全体に溜まっているという事。でもまだハチミツの影も見えません。

この窓から見える限りでは、まだ暫く時間がかかりそうですね。

間近で見てみると フローハイブのプラスチックの部分 の隙間が全て蜜ロウで埋められているのが見て取れます(濃い茶色の部分)。

もしかしたらここがハチミツで埋まるのも、もうすぐかもしれないですね。

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裏の観察窓から覗いてみる

フローハイブは板状になっていて、一つの箱に合計で6枚入っています。

ミツバチたちは中心の板からはちみつを貯蔵し始めて中心の外側に向かって貯めて行きます。

真ん中の板には常にハチミツが溜まっていてみつ2 蜜蝋でフタが されています。蜂の巣の断面が見えるのは面白いですね。

まとめ

オーストラリアは夏至はとうに超えているもののまだ暑い日が続きそうです。この調子で暑い日が続けばハチミツもあっという間に貯めてくれるでしょう。

今シーズン中に一度はフローハイブからハチミツが収穫できると期待しています!

それではまた!

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