iPhone SE、オーストラリアで静かに販売開始。下取り制度を使って買ってみましたよ。

2016年10月21日

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もう限界だった。

永らく愛用していた私の携帯電話、iPhone 4sもそろそろ処理速度に無理が来ているらしい。

携帯のアプリで写真を撮れば、撮影された1秒後にシャッター音。アプリによっては起動するまで干しておいたTシャツ2枚くらいは畳めそうなくらいに時間がかかる。

一度はカーナビとして使用している最中に、ウンともスンとも言わなくなった。そんな時に限って地図も無く、知らない界隈を運転している時。その時の訪問先の住所も携帯に入っていた。そして僕は途方に暮れつつも最寄りの大型オフィス用品店に飛び込み、その日の為だけに地図を買った。

そんな困難があっても手の小さい私はiPhone 6と6 Plus が登場してもそれを脇目に、手にしっくりと馴染む iPhone 4sを大事に使っていた。長きに渡って使っていると携帯に付いたキズにさえ愛着が湧いて来る。

だが押し寄せる年月には逆らえないらしい。徐々に反応速度は遅くなり、バッテリーの持ちも悪くなる。

もう無理なのか。

ー ー ー ー ー ー ー ー

ちょっとシリアスな書き出しにしてみましたが、私の中ではそれほど携帯電話に関しての事情は逼迫していました。

アップルからの良いお知らせ


3月31日にアップルから新しいiPhone、その名もiPhone SEがリリースされ、その日に合わせてアップルストアに見に行きました。

てっきりアップルストアの前には行列ができてるかと思ったら、上の写真の通り。ちょっと拍子抜け。どうやらiPhone SEのリリースは一大イベント、とは一線を画している模様。

サイズはiPhone 4sより一回り大きく、iPhone 5と同じサイズ(画面は4インチ)で私の手のサイズにはピッタンコ。それでも片手操作で親指を画面の一番上から下まで触ろうとするとちょっと苦しい。。。

私は携帯電話をポケットに入れて持ち歩いているので、大きいサイズのものだとポケットに違和感を感じて好きじゃありませんでした。iPhone SEのサイズならスッと入ってかさばらないのがグッド。iPhone 4sの重さに慣れてしまっていたので、iPhone SEはすごく軽く感じられました。

主要な携帯電話よりも小さいながら、搭載されている機能は最新のものとほぼ同じ

オーストラリアではSIMフリーのものが一般的に買えるので、日本に一時帰国した際もSIMを日本でレンタルする、なんて事もできます。

正に渡りに船、この機にiPhone SEにアップグレードする事に決めました。

メモリ容量は64GBの一択。気になるお値段は?

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持っていたiPhone 4sのメモリは16GBで、すぐに容量が満杯になってしまっていました。その度に、やれ画像削除だ、メモリ容量を食うアプリの削除だ等、細かくお手入れが必要でした。

次に携帯電話を新調する時はメモリは大きいものと決めていたので、迷う事なく64GB

で、気になるお値段は829ドル (約71,210円 = 2016年4月現在)。iPhone6 Plusが発表になった時、値段が1,000ドル超えしていたのには驚きましたが、いまどきの携帯電話の相場はそのぐらいになったという事なのでしょう。

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ちなみに日本での価格を64,800円。消費税 (8%) を加算すると69,984円。う~ん、オーストラリアの方が少々高いですね。レートの変動で比較すべき値段はかわるものの、極端に値段が違うという事もないみたいです。

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iPhoneの下取り制度を活用してみた

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古くなったiPhoneは下取りに出す事ができます。
アップルのサイトで、私が持っていたiPhone 4s(16GB)は評定価格を見たら$100。オーストラリアの中古品売買サイトを見てみたら大体似通った値段で取引されていたので、新しいiPhoneを買う時にそのまま下取りに出す事にしました。(身分証明書と住所が書かれた公的書類が必要になります)

システムとしては、下取り煮出せば100ドル分のアップル・ギフトカードがもらえるのですが、その場で購入金額から100ドルを差し引いてもらえました。

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下取りに関しても日本と比べてみました。

あれ?iPhone 4sだと、最大で3,500円とあります。オーストラリアと随分違いますね。日本はそれだけiPhoneが流通してて、中古相場が低いんでしょうかね。

機種変更手続きは店員さんにお願いしよう


iPhoneを買って自宅へ持ち帰り、設定などを自分でする事もできますが、ここはプロである店員さんにお願いしましょう。

アップルストアではSIMカードの取り換えや設定、下取り手続きまで店員さんがやってくれるので安心ですし、全てにおいてスムーズで素早かったです。

iPhone 4sから上位のものへアップグレードする際はSIMカードのサイズの変更も必要となりますが、大手キャリア(Telstra, Optus等)ならアップルストアで新しいSIMを新規発行してくれるそうです。そうでないキャリアの場合は各自でキャリアに新しいSIMを発行してもらいましょう。

iPhoneをお店で下取りに出す際には全てのバックアップを事前に取っておく事を非常に強くオススメします。私はほとんどの内容のバックアップはとっておいたのですが、一部のアプリの内容が消えてしまいました。

更にバックアップにアクセスするのに必要なパスワードを求められるので、予め準備しておきましょう。私は正しいと思っていたパスワードが弾かれ、あたふたしてしまいました。万が一、パスワードを忘れてしまった場合でも、それを再設定できる様にオンラインでアクセスできるメールアドレスとそのパスワードがあれば無難です。

まとめ


友人と集まった時、一世代前の携帯電話を使っているのは私だけという状況がずっと続いていましたが、もし同じ状況の人がいてアップグレードを考えているのならこの記事がその一助になれば嬉しいです。

まだほんの数日しか使っていませんが、iPhone SE、なかなか良いです。まず起動するのに指紋認証が便利ですし全てにおいて動きがスムーズ。それまで使ってたのが、モッサリしたiPhone 4sだった事もあり、必要なものに素早くアクセスできるのはとっても快適。

逆を言えばiPhone 4sでは知らず知らずのうちにストレスを貯めていたのかも知れません。

このブログの写真はほとんどiPhoneで撮っているので、画質と性能がアップしたiphone SEは今後使い込んでその真価をいろいろ見てゆこうと思います。

したらね~。

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