メルボルンで開催される光の祭典「ホワイトナイト2018」ハイライトまとめ
今年もメルボルンで開催されたホワイトナイトに参加してきました。
ホワイトナイトとは、夜通し開催されるアートの祭典。特にプロジェクションマッピング(
建物に映像が映し出される)が私のお気に入り。
過去には2回ばかり参加しましたが、どの年度も趣向を凝らしていて「こんなアートがあるのか!」と毎年驚きがあります。
参考リンク:ホワイトナイト2017はスゴかった!参加してわかった夜通しイベントの傾向と対策をズバリ教えます!
2018年度のホワイトナイトは2月17日(土)の午後7時から翌朝の7時まで、メルボルン中心街で開催されています。この時間の中心街は歩行者天国となり、路面電車が走るエリアも自由に闊歩する事ができます。
今年は午前4時から午前7時までの3時間、見て回ったのですがやはり時間が足りませんでした。
そんな訳で私自身、見逃したアトラクションもあるので、2018年度のホワイトナイトのまとめを編集してみました。
Le Bal des Luminéoles(漂うオブジェ)
Christophe Martine氏の「Le Bal des Luminéoles」という作品。鳥とも魚とも付かずなバカでかい物体がフワ〜リフワ〜リ漂っているインスタレーション作品。
メッセンジャー
実はこのアート作品を見そびれてしまったのですが、巨大な宇宙飛行士がノッソノッソと歩く姿をみてみたかった。。。
レンズを通してクリスタルを見ると
フリンダースストリート駅の目の前にある教会。以前はそこの内部でプロジェクションマッピングをしていましたが、今回はこのインスタレーション作品が展示してありました。
一見、真っ白なクリスタルと花や植物たち。でも偏光グラスを通してみると、何とも不思議な事に色が付いて見えるんです。更にレンズが回転する事によって、見える色が段々と変化していきます。
炎を吹く大蛇
メカニカルな大蛇が連続して炎をあげています。タイミングが良ければ卵から特大の炎があがるところを見られます。
ロイヤルビルでのプロジェクションマッピング
毎年、イチオシのプロジェクションマッピングがここ。
幅の広さ、プロジェクションの奇抜さ、音響の量と圧は他を圧倒しています。他を押しのけてでもココのプロジェクションはぜひ見たいところ。
ちなみに一通りのプロジェクションが終わると次の上映まで休憩なのですが、そのときに映し出されているプロジェクションが上の動画。
まるで建物が生き物の様に呼吸しているように見えます。
図書館内でのプロジェクションマッピング
図書館は外観のプロジェクションもなされていますが、図書館内部中央に位置するスペースでのプロジェクションも圧巻!
360°全てがグルリとプロジェクションされています。内容はロイヤルビルに比べ、お子様向けファンタジーでした。
ベルの5重奏パフォーマンス
教会のベルを鳴らす様なパフォーマンス。
本物のベルは付いていないものの、実際にロープを引っ張る事でベルがなるのですが、バンジーコードになっているロープで空中高くまで飛び上がる奏者たち。
図書館でのプロジェクションマッピング
美術館のカベにはプロジェクション、そしてその前にある池には電気キャンドルが無数 浮いていました。
テーマは移民・難民問題で重いテーマ。プロジェクションはビジュアルにこだわっておらず、むしろシンプルに纏めてありました。
美術館の中には氷山のインスタレーション作品があり、こちらも印象的でした。
雪の降る街を
突然、街の通りに雪が降りしきっています。光に照らされた雪がしんしんと降っていて何とも幻想的。
本物の雪かと思って手に取ってみたら、実はこの雪、細かく吹き上げられた泡の粒なのでした。
まとめ
いかがでしたか? 主要なアトラクションをラインナップしてみました。
実際にホワイトナイトに参加してみると、映像のすばらしさや音のデカさも体験できるのですが、参加できなかった場合は今回のまとめを糧に、2019年度のホワイトナイトに参加しましょう!
それではまた!